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JR東海の新型レール運搬車キヤ97登場。

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▲かつてのクモル+クルを思い出させるキヤ97定尺レール輸送用編成。フロントに設けられたデッキが目をひく。'08.1.31 穂積 P:岡田誠一
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一昨年秋に製作発表されたJR東海の新しいレール運搬用車輌の一部が完成、客車気動車研究家の岡田誠一さんがその試運転中の姿を送ってくださいましたのでさっそくご紹介して見たいと思います。

kiya97.2a.jpg今回落成したのは定尺レール(25m)運搬用の気動車2輌による編成。注目の形式称号は現車の車体標記によればキヤ97-3とキヤ97-103。一昨年のプレスリリースによれば4編成(8輌)が誂えられることになっています。フロントデッキ(?)付のこれまでに類例のない精悍な表情の2輌は背面結合式で編成を組み、荷台部分に両車に跨るかたちで定尺レールが積載されます。やはり車体標記によれば自重は28.6t、製造会社は日本車輌となっています。
▲名古屋駅に姿を現したキヤ97。塗装は警戒色の黄色が中心となっている。'08.1.31 名古屋 P:岡田誠一
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▲一昨年に発表されたレンダリング。こちらは今後登場予定のロングレール用編成で、前頭部形状も大きく印象が異なる。(JR東海プレスリリースより)

JR東海では在来線12線区のレールを浜松と名古屋(名古屋港)の2ヶ所のレールセンターが受け持ち、従来、レール専用貨車(チキ車)を機関車が牽引する方式で交換用レールを運搬、年間約190kmのレール交換を夜間を中心に行っていますが、今後はこのキヤ97一族がその任を担ってゆくことになります。

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▲フロントデッキ回り(左)。特徴的な自連が備わる。右は背面結合の連結面。'08.1.31 尾張一宮 P:岡田誠一
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▲定尺レール用編成は動力車2輌による背面結合式。レールは片側の荷台に固定される形となる。(一昨年のJR東海プレスリリースより)

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▲レール固定装置を持つキヤ97-103の荷台(左)と、対向のキヤ97-3の乗務員室背面(右)。エキゾーストパイプが立ち上がっているのがわかる。'08.1.31 尾張一宮 P:岡田誠一
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▲形式称号の車体標記(左)。車票差しのような枠に注意。積空の換算(右)がちょうど2倍違うのも、レール運搬という特殊な任務ゆえ。'08.1.31 尾張一宮 P:岡田誠一
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▲短いながら乗務員扉より後ろは未塗装のステンレスにブルーの帯となっている。このキヤ97の投入によって今後は機関車の動向も注目される。'08.1.31 穂積 P:岡田誠一
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数ヵ月後には動力車8輌+付随車5輌よりなるロングレール(200m)運搬用バージョン(1編成13輌)もお目見えする予定で、こちらもどんな車輌になるのか今から楽しみです。

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