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東急新7000系誕生。

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▲長津田で在来車と顔を合わせた7000系。東急伝統の赤系からグリーン系に変わった外観が印象的。'07.11.25 長津田検車区 P:RM(新井 正)
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先週、東京急行電鉄が多摩川線・池上線用として開発した新型車輌「7000系」の報道発表が行われました。この7000系は東急の標準車輌として位置づけられている5000系の設計コンセプトを踏襲し、18mワンマン車としてまったく新たに設計されたもので、丸型前照灯を用いたやさしい顔立ちの前面形状もさることながら、コーポレートカラーとも言えるこれまでの赤系をまったく用いていないグリーン系のカラーリングが鮮烈です。

tkk7000-2.jpg車体はビードレスのフラット外板を基本にした軽量化オールステンレスで、5000系やJRのE231系と構造および部材を共通化したものとなっています。前面は乗務員扉より前を一体成型のFRP製とし、ステンレス色の塗装を施しているそうです。貫通扉は5000系よりさらに片側に寄せられ、片側の前照灯もこの貫通扉内に埋め込まれる形となっています。なお、連結面の妻窓は騒音とコスト削減の見地から廃止されています。
▲正面運転席側には“TOKYU CORPORATION SERIES 7000”の欧文と新たに設定された文字フォントによる番号標記が入れられている。'07.11.25 長津田検車区 P:RM(新井 正)
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▲標準車輌と位置付けられている5000系の設計コンセプトを踏襲しながら18m車として新たに設計された7000系。五反田・多摩川方から7100(Mc)+7200(M)+7300(Tc)の3輌編成。'07.11.25 長津田検車区 P:RM(新井 正)
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tkk7000-4.jpg客室内は天井高2290㎜という従来同様の高い天井を確保し、側窓には熱線吸収・紫外線カットに加えて赤外線もカット可能なIRカットガラスを採用、明るくルーミーな室内空間を確保しています。興味深いのは中間M車の蒲田方車端部にクロスシートが設置された点。車椅子スペースの対面に位置するこのクロスシートは、ベビーカー利用者に配慮して1-2列配置の3人掛けとなっています。
▲中間車車端部には、ベビーカー利用客にも子どもと隣り合わせに座れるように1-2列配置の3人掛けクロスシートが設けられている。'07.11.25 長津田検車区 P:RM(新井 正)

また趣味的に特筆されるのは、形式番号標記の数字フォントがまったく新しくなった点で、車体外側の形式番号はもとより、客室内の車号板、製造所銘板、号車板(いずれもシール)等に関しても、この新しいフォントによって統一が図られています。

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▲運転台全景。前面・側面のコンソールは反射を押さえたグレーとなっている。将来的な女性運転士の乗務も考慮した設計となっているとのこと。'07.11.25 長津田検車区 P:RM(新井 正)
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この7000系、現在多摩川・池上線用として運用されている7600系、7700系、1000系の置き換え用として順次投入されてゆく予定だそうです。

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▲7000系主要諸元表。(東京急行電鉄提供)
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▲7000系車輌形式図。(東京急行電鉄提供)
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▲東京急行電鉄2007年9月30日現在基本編成表。(東京急行電鉄提供)
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