鉄道ホビダス

エキスポ・ナローゲージ2007から。

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▲トニー・ヒル(Tony Hill)さん作の7㎜スケール(1:43.5)9㎜ゲージのエンドレス・レイアウトより。'07.10.27 P:岡山英明

日本鉄道模型ショウが行われていた27日土曜日、はるか1万キロ彼方のイギリスはロンドン近郊のスワンレーでは、24回目となる“エキスポ・ナローゲージ2007”が開催されていました。ナローゲージのモデル・エキジビションとしてはアメリカの“ナローゲージ・コンベンション”、フランスの“エキスポ・メトリック”(今年からは“RAIL EXPO”)に並ぶ一大イベントです。昨年に続いて今年もヨーロッパに単身赴任中の同期生・岡山英明君が様子を見てきてくれましたので、今日はさっそく最新画像をお目にかけましょう。

ngexpo0702n.jpg会場の“ホワイトオーク・レジャーセンター”はロンドン市内中心部のヴィクトリア駅から近郊電車で30分ほどのケント州スワンレー駅近く。観光客などまず降りることもないような閑静な住宅街の駅です。私はかれこれ12年もご無沙汰していますが、写真を見る限りでは当時とほとんど様子が変わっておらず、「市立体育館みたいな所だな…」と思った第一印象そのままです。
▲会場は今年もスワンレーにある“ホワイトオーク・レジャーセンター”。あたりはすっかり晩秋の気配だ。'07.10.27 P:岡山英明
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▲トニー・ヒルさんの7㎜スケールレイアウト(Belfield Hall)より。右廻りに回転する台の上を車輌が左回りに走り、観客は3種類の背景の中を走る車輌を視線を移さずに鑑賞するという仕掛け。'07.10.27 P:岡山英明

ドーバー海峡をユーロスターで越えてイギリス入りした岡山君、ロンドンでの乗り換えでは地下鉄の週末工事運休のため「キャブ」を利用せねばならないというアクシデントはあったものの、なんとか開場と同時に入場することができたそうです。メールには「皆さん我先と一品物の完成車輌やストラクチャーを売るブースに直行しており、やはりどこの国でも掘り出し物を求めるモデラーの気持ちは同じだと感じた次第です」とあり、身近な光景とオーバーラップして思わず微笑んでしまいました。

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▲メイン会場は昨年同様にバスケットボールコート。右は複合モジュールをコの字型に組み合わせた会場一番の大型レイアウト(Tarrant Valley Railway 4mm scale 9mm gauge by Wimborne MRC)。'07.10.27 P:岡山英明
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▲左は作者が兵役中に東アフリカで見た光景にインスパイヤされたというレイアウト(Eitomo 4mm Scale 9mm gauge by Howard Coulson)。右は陶器工場をモチーフにしたインダストリアル・ナローのHOfレイアウト(Terra Cotta 3.5mm scale 6.7mm gauge by Otto Schouwstra)。'07.10.27 P:岡山英明
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岡山君の印象では昨年に比べて展示レイアウトの数が少なく、来場者もさらに高齢化が目立ったとのこと。写真で見る限りでは“エキスポ・メトリック”に見られるようなギミックや新たなテクニックもなさそうで、今やその面ではわが国の「軽便鉄道模型祭」の方が一歩も二歩も先を行っているように見受けられます。

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▲港を題材にしたレイアウト。狭いスペースながら広がりを感じさせる作品(Port Foxdale 4mm scale 12mm gauge by Robin Winter)。作者がPECOから出版した著作のプロモーション用レイアウトでもある。'07.10.27 P:岡山英明

ところで、ユーロスターでの入国手続きの際、「昨年も同じような時期に英国入国しているな。毎年何しに来るんだ?」と聞かれ、「鉄道模型のコンベンションが毎年10月の最終土曜に行われるので今年も再訪します、と答えたところ、審査官は笑って昨年のスタンプの隣に今回の許可印を押してくれました。それにしてもよく見てますね」と岡山君。彼の地のセキュリティー・チェックはいよいよ厳しさを増してきているようです。

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▲昨年もフランスから出品していたレイアウト“Le Pettit Depot ”=小さな停車場(7mm scale 14&18mm gauge by Escadrille St-Michel)。右はこれも港を題材にしたレイアウトで、コーンウォール地方の漁師港がモチーフ(Crackington Quay 7mm scale 12mm gauge by Roy Parkers)。'07.10.27 P:岡山英明
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さて、この“エキスポ・ナローゲージ”、来年は25周年とあって、今からアニバーサリー・イヤーとしてアナウンスされています。もちろん詳細はまだ決まってはいないようですが、果たしてどんな記念のエキジビションとなるのか、今から楽しみではあります。

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