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2007年10月13日アーカイブ

「門デフ」C57誕生!

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▲見事に甦った「門デフ」。さながら羽ばたくウイングのごとく、デフレクターひとつでここまで表情が変わる。'07.10.12 新津運輸区 P:RM(高橋一嘉)

先月26日付けのこのブログで速報したC57 180号機の「門デフ」改装が完成、13日の「SLばんえつ物語号」でのデビューを前に、新津運輸区で報道公開が行われました。

c57180n13.jpg詳しくは今月発売の本誌でご紹介する予定ですが、今日はひと足早く、すっかりスタイリッシュに生まれ変わったその姿をご覧いただきましょう。小倉工場作図の図面をもとにまったく新しく作られたという「門デフ」は、“K-7タイプ”と呼ばれる当時最も標準的だったもの(RMライブラリー『国鉄蒸機の装備とその表情』参照)。数少ない本州の門デフC57として福知山区で親しまれたC57 11号機(もと門司港機関区の「かもめ」牽引機で、“波にかもめ”の装飾を施されたことで有名=RMライブラリー『昭和30年代の国鉄列車愛称板』参照)のものもこのK-7タイプでした。
▲正面から見てもこれだけ表情が違う。'07.10.12 新津運輸区 P:RM(高橋一嘉)
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▲後ろ斜め7:3も「門デフ」が引き立つアングルのひとつ。夕陽に映える「SLばんえつ物語号」の定番ショットにも新作が期待される。'07.10.12 新津運輸区 P:RM(高橋一嘉)
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c58180n15.jpgもちろん歴史的に新潟地区に門デフを装備したC57が配置されたことはありませんが、実は同じ切り取りデフの仲間である「長工式デフ」装備のC57は2輌が在籍した記録があります。4号機と130号機で、ともに新潟機関区の所属ながら、4号機の方は1962(昭和37)年秋に新津機関区に移籍、1966(昭和41)年春に大分機関区に転出するまでの4年近くをここ新津の地で過ごしています。いまだに写真こそ見たことがありませんが、切り取りデフ装備のC57が日本海をバックに、はたまた山都の橋梁を駆け抜けるシーンが見られたはずです。
▲キャブには13日の“デビュー”仕業のA運用が。'07.10.12 新津運輸区 P:RM(高橋一嘉)
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▲3次型としては175号機についで2輌目の「門デフ」ながら、すっかり板についている180号機。なお、1960年代から装備されていた長野工場施工機の特徴である五角形のドーム前手すりは撤去されている。'07.10.12 新津運輸区 P:RM(高橋一嘉)
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10月中のみの限定…とリリースされたこの「門デフ」装備ですが、改めて確認したところ、やはり下記のように「SLばんえつ物語号」4日間、「SLえちご日本海号」2日間のみで、来月には標準デフに戻される予定だそうです。蒸機ファンにとってはまことに忙しい10月の3週間となりそうです。

C57 180「門デフ」仕様運転予定
■運転日:10月13日(土)、14(日)、20(土)、21(日)、27(土)、28(日)
※20、21は〈SLえちご日本海〉として運転 詳しくはこちら
■運転区間:新潟ー会津若松(除く20・21)
■運転時刻(SLばんえつ物語)
新潟9:43→新津10:03?14→津川11:13?29→野沢12:16?18→喜多方13:05?07→会津若松13:31
会津若松15:25→喜多方15:48?51→野沢16:25?35→津川17:19?34→新津18:35?38→新潟19:00

新潟支社プレスリリースはこちら(PDFファイル)
・関連リンク
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