鉄道ホビダス

2007年10月 1日アーカイブ

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▲メインエントランス正面に置かれた彫刻家・流 政之氏による彫刻「ぽっぽや」を前に行われた除幕セレモニー。大宮地区の各駅駅長も鏡開きに参加、多数の報道関係者が取り囲む。'07.10.1
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いよいよ「鉄道博物館」グランドオープンの10月が到来。今日は朝から一般プレス関係者を招いての報道公開が行われました。すでに小誌とこのブログでは幾度となく館内の様子をご紹介してきていますが、実はこれまでの公開は基本的にヒストリーゾーンのみで、全館が撮影可能な状態で公開されるのは今日が初めてです。

tetuhaku10.1n2.jpg公開にさきだち、2階壁面に埋め込まれた巨大なステンドグラス「過ぎゆくもの」と、1階メインエントランス正面に置かれる彫刻「ぽっぽや」の除幕式が行われました。前者は国際的な銅版画家として活躍する山本容子さんの作品。縦3m×横1mのステンドグラス10枚には、それぞれ著名な作家10人(浅田次郎、中沢新一、池澤夏樹、嵐山光三郎…ら)の書き下ろした鉄道にまつわるエッセーからインスパイアされた世界が、まばゆいばかりの彩りで綴られています。この10枚、それぞれが独立した作品でありながら全体が一枚の絵に見えるように構成されていて、その巨大さとともに圧巻です。なお、館内から外光を通して見るのみならず、夜間は並行する在来線の車中からも鑑賞できるように館内からライトアップされるとのこと。この夜の幽玄な情景もひと目見てみたいものです。
▲2階の在来線側壁面にはめ込まれた山本容子氏によるステンドグラス「過ぎゆくもの」。こぼれるような艶やかな色彩で10編の物語が綴られている。'07.10.1
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▲奥行き8m×幅25m、約200㎡の広大な模型鉄道ジオラマ。線路延長は実に1.4キロにもおよびATSも装備している。'07.10.1
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もうひとつのモニュメント・彫刻「ぽっぽや」は、ニューヨーク近代美術館にも永久保存として作品が保存されている彫刻家・流 政之さんによるコールテン鋼製の高さ4m×横幅2.8mの作品。鉄道に対する熱い思い、安全運行に対する頑固なまでのこだわり、乗客への思いやりなど、鉄道開業以来、すべての鉄道員(ぽっぽや)の底流にある「鉄道魂」を表現した作品だそうです。

tetuhaku10.1n4.jpg館内にはラーニングゾーンをはじめとして体験型の設備も数多く、その中でもプレス関係者にひときわ人気を博していたのが園内庭園を走る「ミニ運転列車」です。550㎜ゲージの軌道を走る“列車”は一見おもちゃのように見えますが、「線路上を運転士として走行することで、鉄道の保安装置や安全運行システムを学ぶことができる」のが主目的だけに、車輌にはATS?PやATC同等の保安装置が搭載されています。編集長もぜひお試しを…と促されて乗り込んだのはE231系。力行3ノッチ、制動3ノッチのワンハンドル“マスコン”を握りしめての体験です。まるで自動車教習所のようなコースには出発、閉塞、場内と信号機が林立し、これを確認しながら運転せねばなりません。ちょっといじわるをしてわざと停止現示の閉塞信号を冒進しようとしてみましたが、さすがに運転台の車上信号が点灯して即座に“非常”が掛かりました。最高時速は4.5km/hながら、子どもさんはもちろんのことながら、大人でもハマってしまいかねない面白さです。
▲「万世橋」駅を出るミニ運転列車の253系(?)。子どもはもとより大人も夢中になりそうな楽しさ。'07.10.1
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▲ヒストリーゾーン中央の転車台に載せられたC57 135は回転する様子を初披露。エアーコンプレッサーによって5室の汽笛も吹鳴され、広い館内に響き渡っていた。'07.10.1
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▲オープン時の案内図も完成。各フロアを心ゆくまで見るには丸一日は必要。'07.10.1
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さて、そんな体験型施設のなかでも究極と言えるのが、このブログでも何回もご紹介している「D51シミュレータ」でしょう。その臨場感溢れる“運転状況”をビデオに収めてまいりましたので、明日はその動画をお見せいたしましょう。いや、一度体験してみたくなること請け合いです。

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