鉄道ホビダス

京浜東北・根岸線用E233系1000番代登場。

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▲東急車輛を出て試運転で横須賀線を北上する京浜東北・根岸線用E233系1000番代の試9732M。'07.8.30 鎌倉?北鎌倉 P:後藤中也
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本日、京浜東北・根岸線用のE233系の最初の編成が東急車輛を出場、試運転を行いました。中央線用として続々と増備が続くE233系の京浜東北・根岸線投入計画に関しては昨年9月5日付けの本ブログでもお伝えしておりますが、ほぼ一年を経てついに現車が登場したことになります。

h-1.jpg何と言っても注目だったのは“番代”です。昨年のプレスリリースによれば、中央線バージョンとの相違点は外観のラインカラーや優先席付近の客室内の色調程度で、さほど目だった外観の変更はなされないようでした。それだけに果たして番代区分がどうなるのかに関心が集まっていましたが、ご覧のように結局1000番代となっています。
▲生まれたての1000番代をひと目見ようと東急車輛の最寄駅逗子のホームにはファンの人垣が…。'07.8.30 逗子 P:後藤中也
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▲北鎌倉を通過する試9732M。見慣れぬ“京浜東北・根岸線の電車”の登場にホームで待つお客さんもびっくり。'07.8.30 北鎌倉 P:後藤中也
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▲1号車Tc2‐1001の車体標記(左)と1400番代となった8号車M3‐1401の車体標記(右)。後者の床下には検査機器の配線が見られた。'07.8.30 逗子 P:後藤中也
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h-9.jpg中央線用0番代車との設計変更点などの詳細は後日、本誌誌上で発表される予定ですが、今日の公式試運転を見る限りでは、京浜東北・根岸線では不要な半自動スイッチの廃止、運行番号表示器の位置変更(前面方向幕横から運転台助士側窓下)、車内モニターのサイズ拡大などが確認できました。また、興味深いのは5号車M3‐1001がダブルパンタグラフとなっている点です。試運転時には片方は折りたたんだままでしたが、電気機器や保安装置などの主要機器を二重化し、信頼性の向上による輸送障害の低減を目指すのがコンセプトのE233系だけに、そのための装備なのか公式発表が待たれます。
▲客室ドア部のモニターは中央線用0番代車よりサイズが拡大されている。'07.8.30 逗子 P:後藤中也
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▲これが注目の2パンタ車=M3‐1001。画面手前側のパンタグラフは下ろされたままとなっている。'07.8.30 逗子 P:後藤中也
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■E233系1000番代第1編成編成図 ※クリックするとポップアップします。
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さてこの京浜東北・根岸線用E233系1000番代車、今後どんどん増備が続き、最終的には10連83本、実に830輌が投入される予定だそうで、中央線に続いて遠からず首都圏の通勤電車の風景は大きく様変わりしてゆくはずです。

2007年8月   

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