鉄道ホビダス

「おもちゃ電車」発車!

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▲白い“いちご電車”に対して真っ赤な塗装の“おもちゃ電車”。車号は2276+2706の2輌。'07.7.28 伊太祁曽 P:RM(高橋一嘉)
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昨年4月の南海電鉄からの経営移管以降、“いちご電車”の投入やネコ駅長の就任など、次々と新たな施策を打ち出す和歌山電鐵(名称はわかやま電鉄貴志川線)に、今度は“おもちゃ電車”が登場しました。既報のとおり当初のデビュー予定は7月22日(日曜日)だったのですが、参院選とぶつかりそうなため一週間延期して7月29日(日曜日)お披露目としたものの、今度は選挙が一週間延びて結局バッティングしてしまうという“オマケ”付きのデビューです。

2270omoden03n.jpgこの電車は、地元和歌山を拠点にインターネット上でおもちゃの通信販売を手がけるT.J GrosNetが、わかやま電鉄のサポーターとなり実現したものです。車内は“走るおもちゃ屋さん”というテーマの通り、おもちゃの自動販売機、いわゆる“ガチャポン”が10基設置され、わかやま電鉄のオリジナルグッズやおもちゃの販売が行われます。また、大型のショウウインドウも設置され、プラモデルの完成見本など、各種おもちゃの展示も行われます。
▲屋根上はクーラーのキセや配管類まで徹底して赤く塗られている。'07.7.28 伊太祁曽 P:RM(高橋一嘉)
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▲貴志方の2706号の車内。右に見えるのがおもちゃ展示用のショウウインド。“いちご電車”同様にサービスカウンターも設置されている。
'07.7.28 P:RM(高橋一嘉)

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▲天然の楢材が多用された車内(2276号)。腰掛のバラエティが楽しく、またカーテンも2種。各車1箇所にスタンションポールも設置されている。
'07.7.28 P:RM(高橋一嘉)

デザインは“いちご電車”に続いて水戸岡鋭治さんとドーンデザイン研究所が担当し、内装には“いちご電車”と同様に天然の楢材が多用されていますが、今回はさらにグレードアップ、腰掛のデザインだけでも8種類以上となり、幼児用のサークルまで設置されるなど、大変凝ったものとなっています。車内に入るとどの席に座ろうか迷うこと請け合いで、乗って楽しい、見て楽しい、“走るおもちゃ箱”ともいうことができるでしょう。

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▲2276号に設置された“ガチャポン”。現在は貴志川線オリジナルグッヅのほか、カプセルプラレール、機動戦士ガンダム、キューピー×Rody、獣拳戦隊ゲキレンジャー 、プリキュア5のカプセルが入っている(左)。各種腰掛の中にはこんな腰掛も。もちろん座席間のパーテーションではなく、座席の真ん中に子供用の木馬のように動物の頭が飛び出している。実質的に子供専用席(右)。'07.7.28 P:RM(高橋一嘉)
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▲2706号の車内中央にはなんとベビーサークルが。大人は入らないように…(左)。2276号の車端の腰掛。こちらはカップルに喜ばれそうだ(右)。'07.7.28 P:RM(高橋一嘉)
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tama2n.jpgこの“おもちゃ電車”、7月29日に貴志駅のネコ駅長“たまちゃん”も列席のもと行われたお披露目式典の後、伊太祁曽発16時20分和歌山行から営業運転を開始しました(おもちゃ電車充当列車時刻表はこちら)。 増発によるフリークェンシーの向上や、話題づくりを伴う各種の積極的な施策によって、わかやま電鉄の利用客は一割近い伸びを見せているそうで、苦戦するローカル私鉄が少なくないなかで、今後はビジネスモデルとしても注目を集めそうです。
▲貴志駅の名物・ネコ駅長の“たまちゃん”は今日も「勤務」だ。'07.7.28 P:RM(高橋一嘉)

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