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レイル・マガジン編集長自らが作る編集日記。

2007年7月24日

新お召電車E655系報道公開。

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▲報道公開のため初めて上野駅に姿を現したE655系。連結器が収納されている点に注意。'07.7.23 P:RM(新井 正)

655n01.jpg本誌今月号巻頭でいちはやく速報したJR東日本のE655系がついに正式に報道公開されました。このE655系は“ハイグレード車輌”と呼ばれる一般客の乗車を前提とした車輌5輌と、いわゆる“お召”列車として使用される際の“特別車輌”1輌からなる6輌編成で、形式名からもおわかりのように交直流電車です。しかもエンジン、発電機を搭載し、非電化区間にもディーゼル機関車牽引で乗り入れられるものとなっています。
▲圧倒的な存在感で日暮里付近を行くE655系。'07.7.23 P:後藤中也
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▲尾久方の連結器は露出したままとなっていた。非電化区間での機関車牽引時にはこの連結器が有用となる。'07.7.23 P:RM(新井 正)

65502n.jpg通常の車輌基地ではなく、きわめて異例なことに上野駅13番ホームでの報道公開となり、私たち専門誌はもとより、テレビ、新聞各社もこぞって駆けつけ、普段はひっそりとしている昼下がりの13番線は時ならぬ賑わいとなりました。入線してきたE655系はそのボリューム溢れるフォルムもさることながら、光の当たり方で色合いが変化する特殊なボディーカラーと、そこに細く入れられた金のラインが圧倒的な存在感を見せています。残念ながら「特別車輌」の室内取材はかないませんでしたが、ハイグレード車輌を含めて、木質と大きな曲線を用いた室内デザインは、随所に用いられている間接照明やスポット照明とあいまって、これまでにない高級感を醸し出しています。
▲報道公開当日の上野駅13番線は一般の立ち入りが制限されてものものしい雰囲気に…。'07.7.23 P:後藤中也

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▲これが特別車輌の特別室内。木の質感を活かし、和の趣を醸し出している。P:JR東日本提供
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▲同じく特別車輌内の休憩室(左)と次室(右)P:JR東日本提供
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▲こちらは3号車に設けられたVIPルーム(左)。個室以外の3号車の一般席も本皮張りのシートが誂えられている(右)。座席から弁当や飲み物をオーダーできる車内販売システムも備える。'07.7.23 P:RM(新井 正)
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▲1・2・4・5号車の一般席は2列+1列のリクライニングシート(左)。座席に搭載されているモニターでビデオ等はもとより、GPSによる走行位置ナビゲーション、運転台カメラによる前方展望も見ることができる。運転台は基本的にE231・E233系と同様の構造(右)。'07.7.23 P:RM(新井 正)
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655n62.jpg通常は“特別車輌”を抜いた5輌編成(もちろん全車グリーン車)として営業運転に充当される予定だそうですので、このE655系を実体験できるチャンスも皆無とはいえなさそうです。
それにつけてもこのE655系の誕生で、もう一方で気になるのは新1号編成、さらにはかのEF58 61号機の去就ではないでしょうか。今回、JR東日本からは特段に報道発表はありませんでしたが、ファンとしてはなんとも気になるところではあります。
なお、このE655系については本誌次号で詳しくお伝えできる予定ですのでご期待ください。
▲かなりの高運転台となっており、運転室へは3段のステップが設けられている。'07.7.23 P:RM(新井 正)
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▲E655系の編成概要。3号車がVIPルームを備える「定員9名」の車輌となっている。(JR東日本提供)
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