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第32回交通図書賞「特別賞」を受賞!

IMGP8504.jpg昨年夏に完成した三宅俊彦さんのライフワークとも言える大作『列車名変遷大事典』がこのたび第32回交通図書賞の特別賞を受賞、今日は東京・飯田橋のホテルメトロポリタン・エドモントで表彰式が行われました。この「交通図書賞」は、“交通に関する優秀図書を選定し、広くこれを推奨することにより交通知識の普及と交通従事者の教養の向上に資する”ことを目的に1975(昭和50)年度に制定された権威ある賞(財団法人交通協力会・交通新聞社が共催、運輸調査局後援)で、今回で32回目を迎えます。

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IMGP0475nn.jpg選定対象は2005(平成17)年12月1日から2006(平成18)年11月30日までの一年間に刊行・市販された運輸・交通関係の初版本で、事務局選定分と出版社・著者による自薦分あわせて118冊がノミネートされました。これを国交省、JR、運輸調査局、鉄道総研といった専門分野からの審査委員の皆さんが選考、第1部「経済・経営」、第2部「技術」、第3部「一般」の3分野から授賞図書が選定されます。
▲財団法人交通協力会三坂会長より第32回交通図書賞特別賞を受ける三宅俊彦さん。'07.3.26

IMGP0468nn.jpg慎重な討議の結果、今年度の交通図書賞は第1部が塩見英治さんの『米国航空政策の研究』(文眞堂刊)、第2部は該当なし、第3部が佐藤建吉さんの『ブルネルの偉大なる挑戦』(日刊工業新聞社刊)、そして「特別賞」として三宅さんの『列車名変遷大事典』が選出されました。ちなみに『米国航空政策の研究』は米国の航空規制緩和法がもたらした世界の航空輸送産業への影響を豊富な資料を基に検証した労作で、「広く公共交通政策を考える上でも指標となる優れた著作」(選評より)として授賞対象となったものです。一方の『ブルネルの偉大なる挑戦』は、スチブンソンとともに英国鉄道の技術的基盤を確立した技術者イザムバード・キングダム・ブルネルの半生を描いたもので、「豊かな想像力に基づいた技術開発本来の在り方、土木や建築を超えた広範な分野における“ものづくり”の原点とは何かを問いかけてくれる興味深い内容であり、広く交通従事者にも推薦すべき良書」(選評より)として顕彰されました。ちなみにわが国ではあまりその名が知られてはいませんが、ブルネルは英国ではかのチャーチルとも並び称される偉人のひとりで、世界の鉄道の優れた車輌や建築物などに贈られる「ブルネル賞」は国際的に有名です。
▲会場には受賞図書の著者の皆さんのほか、出版社の代表も招かれた。'07.3.26

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IMGP0481nn.jpgさて、『列車名変遷大事典』は、「列車の運転や編成などについて50年以上にわたって調査研究を進めてきた著者が、自身のライフワークとしてきた列車名研究を一冊にまとめた労作であり、資料的価値も極めて高い作品」(選評から)として「特別賞」に選ばれたものです。
今日の表彰式には三宅さんご本人はもちろんのこと、版元代表として私も参加させていただき、その栄誉の片鱗を味あわせていただく光栄に浴することができました。編集者として、次回、次々回の交通図書賞も頂戴できるような本創りに励んでゆきたいと、改めて思った一日でした。
▲受賞図書の出版社にはクリスタル製のトロフィーが授与された。写真は弊社がいただいたトロフィー。'07.3.26

『列車名変遷大事典』 A4判変形(本誌同寸)、528頁オールカラー、ケース入り上製本/定価12000円(税込)

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