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2007年3月31日アーカイブ

桜満開、名残りの201系。

sotobori201n2.jpg
東京は今まさに桜が満開。都心での会合の道すがら、外濠の桜の中をゆく中央線の201系を見かけました。気がつけば驚くほどのスピードでE233系投入が進み、四半世紀にわたって中央線の顔だった201系も、間もなくその姿を消そうとしています。
▲今を盛りと咲き誇る外濠の桜の中を名残りの201系がゆく。こんなシーンにはやはりオレンジバーミリオン(朱色1号)の「塗装車体」がよく似合う。'07.3.30 市ヶ谷?飯田橋

sotobori201n3.jpg昨年末から中央快速線と青梅線で営業運転を開始したE233系は急ピッチで増備が進み、3月31日現在で実に240輌が配置されています。発表されている投入計画によれば、来春までに688輌が新製投入される予定ですから、すでに総数の3割以上が落成していることになります。ちなみに同じ3月31日現在の201系(豊田区)の状況はというと、月初より40輌が減じて総数488輌。本誌今月号でご紹介した201・E233系分布図はさらに塗り変えられて、勢力分布で言うと201系が67%、E233系が33%となり、形勢が逆転するのも時間の問題となってきました。
▲E233系が勢力を拡大し、体感的にはこの区間をゆく201系はすでに半分ほど。来年の桜の季節にはもう201系の姿は見られない。'07.3.30 市ヶ谷?飯田橋

oume201n1.jpg先の3月18日改正後は、それまでE233系が未投入だった拝島駅や大月駅で分割併合を伴う奥多摩・武蔵五日市・高麗川・富士急行河口湖行きにも分割併合可能なH編成が充当されるようになり、いよいよ1979(昭和54)年の試作車以来ずっと中央線系統の「顔」であり続けた国鉄初の電機子チョッパ制御電車・201系も、その時代を終えようとしています。
201系最後の牙城である青梅線も間もなくE233系に席巻されてゆくはず。'06.10.8 青梅?東青梅

間もなく夜の帳が訪れようという薄暮の外濠。満開の桜並木の彼方をゆく201系は、そのオレンジバーミリオンの車体色がひときわ鮮やかに映えていました。四半世紀にわたって“日常”の風景として親しんできた桜と201系…来年のこの季節、もうその取り合わせを見ることはできません。

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