鉄道ホビダス

2007年2月14日アーカイブ

IMGP9563n.jpg
今日はなんとも忙しい一日でした。午前中から東京マルイが立ち上げる新しい鉄道模型ブランドの発表会に出かけ、午後はNHKラジオ“ビュッフェ131”に生放送出演、俳優の矢崎 滋さんと現在NHK教育テレビで放映中の「趣味悠々 ?ようこそ鉄道模型の世界へ?」の話をし、今度はすぐに会社にとって返して来社された熊本県球磨地域振興局の皆さんと肥薩線100周年記念企画の打ち合わせと、まったくデスクワークができずに一日が終わってしまいました。
▲これが1/220スケール! 実に安定した走行性能を見せる「PRO Z」のEF65+20系客車。車輌の造形も巧みで、こだわりの常時点灯システムはちらつきひとつない。'07.2.14

IMGP9588n.jpgさて、そんななかで何よりもお伝えせねばならないのは、東京マルイが発表した新しい鉄道模型ブランド「PRO Z」でしょう。モデルガンの老舗メーカーとして知られる東京マルイが鉄道模型に進出するという噂は何年も前からありましたが、まさに今日、それが現実となったわけです。事前に今日のレセプションのご案内をいただいた時も、発表される商品の形式はおろかスケールさえも頑なに伏せられており、その輪郭はまさに“謎”のままでした。さまざまな憶測が流れるなか、品川プリンスホテルのバンケットルームで行われた発表会でも、開始時は商品展示スペースがパーティションで仕切られて見えないという徹底した“演出”ぶり。岩澤 巖社長の挨拶の後、照明を落された会場に現れたのは、室内灯を煌々と輝かせて夜の街を走るZゲージの姿でした。
▲品川プリンスホテルのバンケットルームで大々的に行われた発表会。これまで謎に包まれていた新プロジェクトだけに、会場には張り詰めた空気が流れていた。'07.2.14

IMGP9519n.jpgIMGP9570n.jpg
▲これまで秘めてきた熱い思いを語る東京マルイ岩澤 巖社長(左)と岩澤辰男専務。右はこれから台風の目になるであろう「PRO Z」のロゴ。“PRO?”は東京マルイが長年培ってきた自社ブランドの名称とのこと。'07.2.14

IMGP9546n.jpgIMGP9578n.jpg
▲トンネル内でクロスを交えたダブルエンドレスにストラクチャー、シーナリィまでコンプリートされた基本セット(左)。このセットに車輌とパワーパックを揃えればすぐにでもマイ・レイアウトが完成する。右は常時点灯システムで臨場感溢れるE231系(会場展示パネルより)。'07.2.14

IMGP9573n.jpgIMGP9535n.jpg
▲走行性能はもとより、常時点灯システムの安定性を確保するためにも研究開発が続けられたジョイント部(左/会場展示パネルより)。そのこだわりはレールクリーナーやホイールクリーナーの新規開発にまで及んでいた(右)。車輌、線路、パワーパック、ストラクチャー、シーナリィ、はてはクリーナーまで、まさにトータルシステムとしての展開だ。'07.2.14

正直申し上げて、今回発表された1/220スケールの新鉄道模型ブランド「PRO Z」がここまでの完成度で、しかもシステムとしてこれほどの規模で一気に発表されようとは思ってもいませんでした。EF65Pと20系客車、それにE231系がフル編成で実にスムースな走りを見せていましたが、車輌や線路、パワーパックのみならず、ストラクチャーやシーナリィ、さらにはレイアウトベースまでもがシステマチックに整っているのには驚きを禁じえません。

IMGP9567n.jpg構想以来5年余りの歳月を開発につぎ込んできたとおっしゃる岩澤社長の最大のこだわりは、走行性能もさることながら「常時点灯」システム。「電車は車庫から出れば営業運転中は昼間でも車内灯がついているではないですか。そんな当たり前のことをきちんと再現したかったんです」という言葉通り、見ていても実に安定した点灯システムです。各種リリースされるストラクチャー類もすべて照明システムが用意されており、ビギナーでも買ったその日から卓上で“夜間レイアウト”を楽しめるという寸法です。
▲新聞を広げたスペースでこれだけの夜景を労せずに楽しめるとあっては、コアユーザーのみならず今後は思わぬ方向に販路が広がってゆくに違いない。'07.2.14

詳しくはRM MODELS誌上で改めてご紹介できると思いますが、青天の霹靂のごとく登場したこの東京マルイの「PRO Z」、“U9”(アンダーナイン)=トイという既成概念を見事に覆し、今年の鉄道模型界に鮮烈な風を吹き込むことは間違いありません。そうそう、気になる発売時期とお値段ですが、発売時期は未定ながら夏頃、価格はEF65+20系6輌もしくはE231系7輌のセットがそれぞれ2万円アンダーとアナウンスされています。

レイル・マガジン

2007年2月   

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28      
「編集長敬白」が携帯電話でもご覧になれます。下記アドレスもしくはQRコードを読み取ってアクセスしてください。
http://rail.hobidas.com/blog/
natori/m/

ホビダス・マーケット新着MORE

  • 俺がイル
ネコ・パブリッシングCopyright © 2005-2018 NEKO PUBLISHING CO.,LTD. All right reserved.