鉄道ホビダス

2007年1月22日アーカイブ

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地方閑散線の救世主として一般マスコミにもたびたび登場するようになったJR北海道が開発中のDMV(デュアル・モード・ビークル)ですが、ついに本州にやってきて、1月14・21日の両日、静岡県の岳南鉄道でデモンストレーション走行が実施されました。
▲線路に乗って、出発を待つDMV。電車と並ぶと小ささがはっきりわかる。'07.1.21 岳南原田 P:RM(高橋一嘉)

gakunan005n.jpgこれは富士市の市制40周年事業として行われたものですが、富士市では現在在来線との接続のない東海道新幹線新富士駅や、市内を走る岳南鉄道を接続した公共交通としてDMVの導入構想を持っており、今回の走行もそれに向けたものです。公募による抽選で決まった市民モニター約50名が乗車。JR北海道の協力でDMV901号を使用し、富士市公設卸売市場駐車場と岳南鉄道岳南原田駅の間を、行きは道路、帰りは岳南鉄道の線路という経路で1日5回走行しました。
▲線路に乗り入れたDMV。ガイドのローラーを出して位置を決め車輪を下ろす。この間約15秒。'07.1.21 岳南原田 P:RM(高橋一嘉)

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なお、運転に先立ち、11月24?26日には岳南鉄道での夜間走行試験が実施され、それを踏まえたうえで国土交通省中部運輸局の了解を得て今回のデモ走行が実現したものです。運転は富士急静岡バスのベテラン運転士2名が担当。運転に先立ち、JR北海道に出張してDMVの運転技能の訓練を受けられたそうです。
▲吉原本町駅前の本町踏切を通過。待つドライバーもびっくり。DMVの通る15箇所(モードチェンジする市場踏切を含む)の踏切には職員や交通安全指導員が配され、踏切の作動や交通整理に万全の体制が敷かれた。'07.1.21 P:RM(高橋一嘉)

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▲写真左は踏切手前に設置されたお知らせ。あちらこちらの踏切でドライバーが「いつ来るのか」と質問する姿が見られた。右はDMV用の速度制限標識。'07.1.21 P:RM(高橋一嘉)

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▲今回のデモ運転の走行ルート(上)と富士市が将来的に導入を予定している構想全体図(下)。富士市都市整備部のパンフレットより転載。
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岳南原田駅構内に設置されたモードインターチェンジの様子をアニメーションとして下にアップいたしましたので、文字通りのデュアル・モードぶりを観察してみてください。なお、今回のデモンストレーション走行の様子は2月発売のRM本誌誌上で詳しくお伝えする予定です。
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