鉄道ホビダス

2006年10月27日アーカイブ

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10月9付け本欄でお知らせした東京・武蔵村山市の「羽村山口軽便鉄道」跡地での加藤製作所製小型(4t)ディーゼル機関車「加藤くん」の一般公開ですが、会期の21日・22日ともにまずまずの天候に恵まれ、たいへん好評裏に幕を閉じたそうです。伝聞形なのは、私は両日とも余部の「全国鉄橋サミット」に出席して伺えなかったからで、弊社からは広告部の伊藤真悟君がプライベートに見学に行ったそうですので、今日は伊藤君の画像を借りて当日の様子をご紹介してみましょう。
▲久しぶりに公開された「加藤くん」。かつて羽村山口軽便鉄道の車庫があったという横田地区の公園での公開。キャブには東京市水道局のロゴ、台枠には「水壙」(水道拡張事業の略)の文字と「No.7」の標記が入れられていた。'06.10.21 P:伊藤真悟

kst4tyokota3.jpg展示された場所は青梅街道から貯水池に向かって残存する5つの旧軌道トンネルの最初のトンネル=横田トンネルの向かいの「横田児童遊園」。この児童遊園はかつての「羽村山口軽便鉄道」の資材置き場で、13年ほど前にトワイライトゾ?ンの取材で訪れた時はまだガソリン保管庫だった建物などが残っていました。当時の聞き取り調査によれば、1958(昭和33)年頃までこの資材置き場に機関車の廃車体がいくつも転がっていたといいますから、この空間に「機関車」の姿が戻ってきたのは実に半世紀ぶりということになります。
▲「けいてつ協会」の協力で公開は土日の二日間。ウォーキングイベントの人たちに混じって熱心なナローファンの姿も…。'06.10.21 P:伊藤真悟

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▲DA220形ディーゼル機関を搭載したエンジンルームを覗き込む参加者たち。それにしても小さい(左)。右はいわゆる“ナベトロ”。これぞ世界共通の構造・形態の運搬車で、かつてはどこでも見られたが、今や実際に目にする機会はきわめて少ない。'06.10.21 P:伊藤真悟

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▲武蔵村山市商工会のテントではGゲージの模型運転会も行なわれていた(左)。会場には12年前に小誌が主催して行なった運転会のパンフレットの拡大コピーも展示された。'06.10.21 P:伊藤真悟

21日(土曜日)は今回のメイン・イベントである小田急電鉄・西武鉄道・多摩都市モノレール主催のウォーキングイベントが行なわれ、普段はなかなか潜る機会のない旧軌道隧道を数千人の参加者が歩きました。現在「5号隧道」は立入禁止のため、「赤坂」「御岳」「赤堀」「横田」と4つの小さなトンネルを潜り、外に出るとそこには見たこともないような小さなディーゼル機関車が…。普段は鉄道に興味のない参加者の皆さんも、この演出には皆さん喜んでカメラを向けておられたということです。

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もちろん展示期間中を通して「加藤くん」は熱心なナローファンの注目を一身に浴びていました。自重4tという、この手のナロー用機としては極小とまではいえないものの“かなり小さめ”の「加藤くん」だけに、初めて目にするファンはほとんど目が点。「こんなに小さいんだ?」と感嘆の声がしきりだったといいます。

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