鉄道ホビダス

2006年10月26日アーカイブ

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今日、東京・渋谷のハチ公前広場に「青がえる」こと東急5000系が“出現”しました。もちろんハリボテではなく、正真正銘の本物の5000系、それもトップナンバーのデハ5001です。
▲渋谷駅頭に忽然と現れた「青がえる」5000系の“ショーティー”。寸詰められてはいるものの正真正銘のホンモノ。

IMGP9560njpgこれは渋谷区が青少年育成活動や地域振興行事の拠点にと設置したものだそうで、日中は開放される客室内には渋谷駅にちなんだ歴史写真も展示され、周辺のパトロールをしているNPO法人によって若者向けの相談等も受け付けるとのこと。ただ、この設置までにはいろいろと紆余曲折があったようで、当初は「民間交番」として夏休み前に設置される予定だったようです。ところが地目上“道路”となっている場所に常に人がいる物体=建造物を設置することは法規上不可能で、やむをえずモニュメントとして置かれることになったのだそうです。
▲車内が施錠された夜間でも警備員がついて護っているようだ。それにしても塗色はちょっと濃すぎる感じか…。'06.10.26

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▲急に現れた珍客にハチ公もびっくり。画面奥がJRのハチ公口改札となる。写真を撮っていたら、酔っ払いのおじさんが「今日だけ、この電車を見たといえば生ビール一杯無料になる居酒屋があってさ、教えてやるよ…」としつこく絡んできた。'06.10.26

IMGP9562n.jpg経緯はともかくこのデハ5001、上田交通で現役を退いた後、東急に戻って伝統的な「青がえる」塗装に復元され、その後は東急車輛製造横浜製作所の構内に保存されていたものです。結局、今年になって渋谷区が譲り受けることとなり、京王重機で車体を短縮、上回りだけの姿となってハチ公前広場に姿を現したというわけです。この辺の事情はどうもよくわかりませんが、車輌技術史的側面でも屈指の車輌だけに、一過性のディスプレーに終わることなく、ハチ公と並ぶ渋谷の玄関口のシンボルとして末永く愛されることを願ってやみません。
▲二階からセンター街方面を見るとこんな感じ。ハチ公前広場に鎮座する「電車」に通行人も興味津々。'06.10.26

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