鉄道ホビダス

2006年10月11日アーカイブ

「鉄道一筋展」始まる。

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▲西武新宿駅前のビル9階に位置するギャルリー「トラン・デュ・モンド」は床面積140平方メートルのゆったりした展示スペースを誇る。

tetudouhitosuji021n.jpg鉄道趣味の世界ではすっかり有名となった新宿・歌舞伎町のギャルリー「トラン・デュ・モンド」で、今日から「鉄道一筋展」が始まりました。副題に「宮田道一とその仲間たち」とあるように、もと東急電鉄車輌部長で現在は鉄道友の会東京支部長をお務めの宮田道一さんとそのお仲間による展覧会です。

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エントランスにさりげなく置かれたイーゼルに「鉄道が好きになり、趣味として、それぞれの楽しみ方、いろいろ」とカードが立ててありますが、この展覧会、宮田さんを中心に集まった年齢も趣味対象も違う人たちが、この「トラン・デュ・モンド」という共有スペースを使って自由に“趣味”を表現しようという一風変わった企画です。撮りためた写真を作品として発表される方があれば、自作の模型を飾る方もおり、はたまたコレクションを展示される方もいるといった具合に、まさに学園祭的楽しさに満ちています。もちろん“学園祭”といってもいずれ劣らぬ趣味界のエキスパートの皆さんばかりですから、展示内容は見れば見るほど奥深いものがあります。
▲めまぐるしく変化する東急世田谷線300系のラッピングを克明に追った金子智治さんの展示(左)と高橋 渡さんが出品している東急の吊り手の数々。「東横」のロゴが刻印されている(右)。

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▲村多 正さんは自ら巡った昭和30年代の軽便鉄道を発表(左)。一方、高橋 渡さんは渋谷駅に入る東京メトロ03系や、廃止目前の東横線桜木町付近を走るY500系など東急にまつわる“レア”な画像を展示(右)。

hitosuji6.jpgたとえば、焼田 健さんの展示にはLEDの方向幕を如何にケラれずに写しとめるか、といったノウハウがさりげなく盛り込まれています。関心したのは10秒中3秒しか表示されないローマ字表記の方向幕にも注目している点。確かに停車中を撮影するにしてもローマ字表記が出ている時はシャッターを押さないのが普通かもしれません。となると10年後、20年後に記録が残らないのではないか…そう気づいた焼田さんは、意図的にローマ字表記の方向幕も記録し続けているのだそうです。ささいなことかも知れませんが、こんな趣味本来の拘りが垣間見えるのがこの「鉄道一筋展」の奥深さです。
▲焼田 健さんはプロカメラマンらしくLED方向幕に着目。

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▲布村晋一さんの版画(左)があるかと思えば、寺本孝広さんの中国の炭礦ナローのレポート(右)があったりと、まさに「それぞれの思いを込めて」の展示内容。

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▲稀代のコレクターとしても高名な関田克孝さんは鉄道マッチのコレクションを出展。「はつかり」の食堂車のマッチからカリフォルニアゼファーまでその幅広さはさすが。

今日から始まったこの「鉄道一筋展」は来週19日(木曜日)まで開催されています。この週末にでもお出でになってみては如何でしょうか。

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