鉄道ホビダス

2006年10月 6日アーカイブ

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小田急電鉄から長野電鉄に嫁いだHiSE車(10000形)ですが、このたび長野電鉄1000系“ゆけむり”として第一編成の整備が完了、12月ダイヤ改正での営業開始に向けて、いよいよ昨日、10月5日から試運転が始まりました。今日はさっそくその試運転初日の様子をご覧に入れましょう。
▲信濃竹原駅で2000系の下り湯田中行きA特急と交換する上り試運転列車。当分の間、長電の特急はこの2本立てとなる。'06.10.5 信濃竹原 P:RM(高橋一嘉) 

nagaden3a.jpg編成は小田急時代の1・2・10・11号車を連結した4輌編成となっています。いったいどんな風に生まれ変わるのだろうと興味津々だったのですが、意外なほど車体・車内ともに小田急時代と特に変化はなく、塗色の赤色の部分が小田急時代のワインレッドの濃淡から長電2000系などと同じ長電レッドに変更されている程度です。客室内にいたってはほとんど変更点は見られず、まさに小田急ロマンスカーが信濃のりんご畑を走っている風情です。ただし、機器面では小田急時代の6号車に搭載されていた補助電源の静止型インバータが2号車に移設されたほか、抑速ブレーキも信州中野?湯田中間の連続40‰勾配での45km/h走行に対応するものとするため、主抵抗器の一部を耐熱性の高いものに変更しているとのことです。また、側扉へのレールヒータの設置、耐雪ブレーキの追加といった雪対策も施されています。
▲赤は小田急時代のワインレッド2色から2000系と同じ長電レッド1色となった。側面方向幕にも表示されている“ゆけむり”は列車名ではなく車輌そのものの愛称。'06.10.5 須坂 P:RM(高橋一嘉)
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▲多摩川でも四十八瀬川でもない、夜間瀬川を渡る1000系。旧山ノ内線内の連続40‰勾配で抑速ブレーキを使用するため、主抵抗器が一部変更されている。 '06.10.5 夜間瀬?信濃竹原 P:RM(高橋一嘉)

この1000系“ゆけむり”は12月に予定されるダイヤ改正から昼間の特急列車を中心に使用される予定だそうです。これにより長野電鉄の特急車は当面、1000系2本、2000系2本の体制となり、従来の2000系3編成のうちC編成が廃車となります。“HiSE”改め“ゆけむり”の先頭展望席で善光寺平の冬景色を満喫してみたい思いもある反面、あの2000系が残り2編成となってしまったのがちょっと残念でもあります。

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▲名所村山橋を行く1000系試運転列車(車道外から望遠レンズで撮影)。'06.10.5 村山?柳原 P:RM(高橋一嘉)

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