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改訂新版『木曽谷の森林鉄道』まもなく完成。

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今日発売のRM本誌誌上広告でもお気づきのように、かねてより再版のご要望が多く寄せられていた西 裕之さんの『木曽谷の森林鉄道』が改訂新版となってまもなく完成します。『木曽谷の森林鉄道』は初版発行が1987(昭和62)年8月。いまさら思えば木曽谷から森林鉄道の姿が消えてまだ十年ほどしか経っていない時代でした。
▲上松の給炭台で出を待つ「木曽森」の代名詞・ボールドウィンリアタンク(9号機)。巨大な火の粉止め煙突を持つこの機関車にどれだけ多くのファンが心ひかれたことだろうか…。'59.8 P:岡田徹也(改訂新版『木曽谷の森林鉄道』より)

kiso1014a.jpgその後、ちょうど十年後の1997(平成9)年に再版を発行、この時は新たに整備が進んだ赤沢自然休養林の森林鉄道記念館の状況などを盛り込み、本編も多少手直しをする程度でのリプリントでしたが、三版目となる今回は大幅な改訂を加えてのまさに“新版”となります。
 なんと言ってもまず一番大きいのがカラー頁の追加です。「木曽谷の森林鉄道」、「木曽谷の車輌たち」、「美しき木曽谷」の3章からなるカラーグラフは、1960年代末から支線の奥の奥まで登山さながらに歩き、記録し続けてこられた北市正弘さんの未公開ポジフィルムを中心に構成、王滝森林鉄道とその支線の姿を生き生きと甦らせてくれます。著者である西 裕之さんをして、あの「木曽森」のカラー画像がこれほど残されていたのか…と驚かれるほどの枚数の中から厳選されたグラフは、林鉄ファンのみならず必見です。さらに初版・再版では概要の解説に留まっていた王滝営林署管内の支線の解説にも多くの新設頁を割いております。
 現在最終校正を進めておりますが、誌上告知より多少遅れ、お目にかけられるのは10月初旬となります。いずれにせよ、王滝森林鉄道廃止から31年目にあたる当年、ついに決定版の誕生です。
▲カラー新版頁の一部。モノクロでしか目にすることのできなかった車輌の塗色をはじめ、ストラクチャーの表情などモデラーにとっても必見。

さてその木曽谷では、現在「りんてつ倶楽部」の皆さんが王滝村の保存車輌の動態保存に取り組んでおられます。これまで旧田島停車場構内に仮設されていた保存庫と運転線は、整備がなった近くの松原地区に移動、立派な車庫も完成して着々と整備が進んでいます。中心になって活動している同倶楽部の高橋 滋さんのお話では、すでに本線の延長は200m、構内を含めると約300mの線路が敷設され、年内にもあと100mほどが延伸される予定だそうです。御岳山を間近にのぞむ景勝地での動態保存だけに、その面でも将来が楽しみです。
 ちなみに王滝村では、昨春開催して大好評だった「森林鉄道フェスティバル」の第2回を来年10月21日(日曜日)に開催する予定だそうです。現在このフェスティバルに向けての「復活募金」も募っているそうですので、下記案内をご覧ください。
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