鉄道ホビダス

『国鉄時代』最新号は“北海道”特集。

kokutetujidai7a.jpgご好評をいただいている季刊『国鉄時代』の第7号が完成いたしました。今回の特集は世代を超えた憧憬の大地・北海道。内容もこれまで以上に盛りだくさんでお送りします。まずは、担当・山下からその内容の一部をご紹介させてみましょう。

『国鉄時代』vol.7は北海道特集。私も中学、高校生の時代から、消えゆく蒸気機関車を追ってあちこち旅に出ましたが、やはり北海道には特別な感慨があります。青函連絡船が函館に入港する時、七飯あたりから駒ケ岳に至る大地がせり上がったような風景を目にするたびに、あぁ、またやって来たんだなあ、と再び来られた嬉しさと緊張感がまざった独特の気持ちになったものです。
 今回のトップを飾るのはやはりC62重連です。C62重連が牽引する急行は、雑誌などで目にするキマッた写真の撮れる確率は低く、運転する乗務員たちも闘いなら撮影する者たちも闘いを強いられるたいへん難易度の高い列車でした。その「戦記」とも言える写真と文からその時代の熱気がほとばしり、読む者の意識を凍てついた線路際まで引っ張って言ってくれるはずです。
 若き日C51を追って室蘭本線を歩いた思い出、北辺の9600を追った日々、宗谷本線の夕日に賭けた飽くなき挑戦の記録、千歳線で堪能した本線補機運用、仁山越えのD52重連などなど、世代の違いこそあれ、北の大地に夢を追い求めた日々は皆共通の熱がありました。厳寒の風景の中からもそんな熱気が伝わってくる誌面となりました。
▲表紙は村樫四郎さん撮影のオタモイ峠に挑む18列車「まりも」のC62 27。前補機テンダーから捉えた迫力の映像。

kokutetujidai7b.jpg
キハ82、DD51などは蒸機時代、脇役か敵のような存在でしたが、一時、目の仇にしていた向きも最近では常紋信号場や室蘭本線の沿線に出没しているようです。DD51の急行「ニセコ」、夜行急行、特急「北海」などはそんな方々が「目の仇」のように言っていた時期のもの、いま振り返ってみると地団太を踏むようなカットがちりばめられています。
▲47分に及ぶ宮内明朗さん渾身のC62映像は必見! 「ていね」時代から「ニセコ」最終日までを捉えた永久保存版だ。

kokutetujidai7c.jpg特別付録DVD「C62 有終の旅路」は宮内明朗さんが撮影から録音まで手がけた47分のドキュメンタリー。急行「ていね」、急行「安芸」から急行「ニセコ」までC62が豪快に走行いたします。独特のジェット音にも似たブラストも同時録音で十二分にお楽しみいただけます。また、小樽築港機関区の点検・出区など比較的映像の残っていないシーンなども加わって、見応えあるドラマとなっています。
秋の夜長、氷下魚(こまい)の干物をちょいと炙って、北の銘酒「千歳鶴」「北の誉」のぬる燗で一杯やりながら、懐かしさとほのかな後悔をスパイスに、熱気に満ち美しき北の大地に思いを馳せて見てはいかがでしょうか。

7号目となった『国鉄時代』は、ますます磨きがかかって必ずや多くの皆さんの琴線にふれるに違いありません。発売は明後日。ぜひお手にとってご覧ください。

レイル・マガジン

2006年9月   

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
「編集長敬白」が携帯電話でもご覧になれます。下記アドレスもしくはQRコードを読み取ってアクセスしてください。
http://rail.hobidas.com/blog/
natori/m/

ホビダス・マーケット新着MORE

  • 俺がイル
ネコ・パブリッシングCopyright © 2005-2018 NEKO PUBLISHING CO.,LTD. All right reserved.