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2006年9月11日アーカイブ

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また夏に逆戻りしたかのような暑い一日となった昨日、鉄道友の会の2006年「ブルーリボン賞」授賞式が小田急新宿駅で行われました。すでにご承知のように、今年の受賞車輌は昨春から運用を開始した小田急電鉄の新型ロマンスカー・VSE(50000形)です。
▲鉄道友の会馬渡会長、小田急電鉄大須賀社長、それにデザイナーの神戸芸術工科大学岡部教授によるくす玉開披。'06.9.10 新宿 P:RM(新井 正)

鉄道友の会(会員約3500人)が前年に営業運転を開始した新型車輌の中から、最も優秀と認められた鉄道車輌を会員の投票により毎年一回選出するこの「ブルーリボン賞」は、1958(昭和33)年に創設された歴史ある賞で、何とその第一回受賞車輌となったのがほかならぬ小田急3000形(SE)です。以後、歴代の小田急ロマンスカーは1964(昭和39)年に3100形(NSE)、1981(昭和56)年に7000形(LSE)、1988(昭和63)年に10000形(HiSE)、1992(平成4)年に20000形(RSE)と通算5回も栄誉に輝いており、今回の受賞でまさに前人未到の6度目の栄冠を獲得したことになります。

JE6S3797.jpg小田急新宿駅地上1番ホームで朝9時30分から行われた「受賞記念式典」では、授賞に先立って高井薫平ブルーリボン賞選考委員長から選考経過の報告が行われました。小田急50000形はノミネート14車種、有効投票3420票のうち何と1005票を獲得、まさに圧勝だったそうです。構体にアルミ製ダブルスキン構造を採用したシルキーホワイトの車体に大胆な流線形の前頭フォルムを有し、小田急ロマンスカーとしては久しぶりの先頭展望席付となったエクステリアデザインはもとより、インテリアも愛称の由来ともなったドーム型の天井をはじめとして、編成内に設置されたサルーン(コンパートメント)やカフェ、そして、喫茶サービスの復活などの接客サービスの充実も含め、非日常性を演出する試みが随所になされている点が高く評価されました。さらに技術面でも、乗り心地と走行性能の向上のため、高位置空気ばね車体支持方式や車体傾斜装置、台車操舵制御が採用されており、連接車の構造を生かし、快適性の実現のため惜しみない技術が投下されていることが、鉄道友の会会員の圧倒的支持を集める結果となったとのことです。
▲選考経過を報告する高井ブルーリボン賞選考委員長。'06.9.10 新宿 P:RM(新井 正)

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続いて鉄道友の会の馬渡一眞会長から小田急電鉄の大須賀賴彦社長に表彰状が授与され、くす玉開披後、「スーパーはこね13号」は箱根湯本へと発車してゆきました。ちなみに充当された第2編成正面には記念ステッカーが貼られましたが、今日からは第1編成にも同様のステッカーが貼付されているはずで、両編成とも今月一杯は記念ステッカー付きで運用されるとのことです。なお、小田急電鉄ではこの受賞を記念して「ロマンスカー特急券&箱根フリーパスプレゼント」や記念乗車証の配布(16~18日、23・24日、30日)、さらには歴代ロマンスカー写真パネル展(新宿駅:9/10~9/22、相模大野駅:9/23~9/29、小田原駅:9/30~10/5)を開催しています。
▲鉄道友の会久保 敏副会長から小田急電鉄嶋崎章臣常務に渡された記念盾(左)と、第2編成正面に貼られた記念ステッカー(右)。'06.9.10 新宿 P:RM(新井 正)

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