鉄道ホビダス

2006年9月 5日アーカイブ

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▲E531系に準じた外観のE233系。レンダリングで見る限り先に発表されている中央線用と形状的違いはなさそう。もちろんラインカラーはスカイブルーを踏襲している。(JR東日本提供)

今月下旬には、いよいよ中央線の201系置き換え用のE233系一次車がその姿を見せてくれるはずですが、今日のプレスリリースで、このE233系が京浜東北・根岸線にも大量投入されることが発表されました。連載でお送りしているナローゲージ・コンベンションの話題をちょっとひと休みして、今日はこのホットなニュースをお伝えすることにしましょう。

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すでに本誌でご存知のことと思いますが、E233系はVVVFインバータ制御、軽量ステンレス製の幅広車体とこれまでのE231系を基本的に踏襲しつつ、電気機器や保安装置などの主要機器を二重化し、信頼性の向上による輸送障害の低減を目指したJR東日本の次世代通勤電車です。上図のようにその改良は先頭車のブレーキ制御装置や保安装置、モニター装置の伝送・演算部、戸閉め制御装置、電動空気圧縮機から、補助電源装置、主回路、さらには予備のパンタグラフの搭載にいたるまで実に念入りになされています。この二重化にともなって車輌重量は在来の209系と比べて増加するため、MT比は6M4Tと増加しています。

E233syanai.jpg車内環境の整備も進められ、床面高さを209系の1180ミリから1130ミリに50ミリ下げて乗降の便を向上させるほか、空気清浄機の設置、腰掛幅の拡大(450ミリ→460ミリ)、抗菌吊手の採用など至れり尽くせりの内容となっています。もちろん各ドア上には情報案内表示器が設置され、運行情報やニュースなどが配信される予定となっています。
▲優先席付近。中央線用車と一部色調が異なる。(JR東日本提供)

233syogenn.jpgこの京浜東北・根岸線用E233系、まもなく登場する中央線用と番代区分が異なるのかどうかは定かではありませんが、来年秋頃から順次営業運転入りし、最終的には10連83本、実に830輌の大量投入となるそうです。中央線用が6連・4連合わせて688輌とアナウンスされていますから、なんと合計1518輌! 数年後には首都圏のJR通勤電車はこのE233系に席捲されてゆくにちがいありません。

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