鉄道ホビダス

2006年7月14日アーカイブ

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10日付けの本欄で概要をお知らせした宮澤孝一さんの写真によるJR上野駅Breakステーションギャラリー写真展「上野、東京…戦後を走った汽車・電車」がいよいよ始まりました。今日は午後から作品の搬入・飾り付けが行われ、宮澤さんご本人にも立ち会っていただいて、一ヶ月以上にわたる写真展がスタートいたしました。
▲B0(B倍)判のプリントともなると、とにかく大きい。この広い会場ならではの迫力で見る者を圧倒する。'06.7.14

uenoopen5.jpgギャラリーといっても上野駅本屋中央改札二階の回廊とあって、展示作品も通常の大きさでは事足りません。今回もB0(B倍)判(1030×1456mm)という通常では考えられない巨大なプリントを中心とした展示となっていますが、実際に搬入されたパネルの大きさを見て改めてその巨大さを実感しました。美術館展示作品等の引き伸ばしでわが国随一の実績を持つ神田の写真弘社のモノクロプリントだけに、その仕上がりも格別で、ことに京浜東北線の63形をバックにした冬の朝の通勤ラッシュ風景などは、気温や人々の息、さらには街の匂いまで伝わってくるような“空気感”です。果たしてデジタルでこの“空気感”が再現できるのか…改めて銀塩のすごさを実感する展示でもあります。
▲上野駅正面玄関。Breakステーションギャラリーはちょうどこの本屋二階に位置する。'06.7.14

uenoopen4.jpgプリントでの展示以外にも30点の作品が5分ほどのDVDにまとめられて大型モニターで放映されています。宮澤さんの趣味の原点でもある「ジュラ電」をはじめ、田端のスケネクタディー900形から「こだま」まで、戦後の上野・東京界隈を象徴する映像が続きますが、中には上野動物園の初代「お猿の電車」の画像もあって、思わずモニターに引き込まれる思いでした。憂いなく目を輝かせる子供、決して裕福には見えないもののなぜか幸せそうな大人たち…そんな“時代”をも感じとれる映像集です。会場においでになった際は、ぜひともじっくりとご覧になってみてください。
▲タイトル写真ともなっているB0(B倍)判プリント(1958年撮影のC62)の前の宮澤さん。'06.7.14

uenoopen2.jpg■JR上野駅Breakステーションギャラリー
写真展「上野、東京…戦後を走った汽車・電車」
2006年7月15日(土)→8月24日(木)
主催:東日本旅客鉄道株式会社
写真:宮澤孝一
協力:東京都写真美術館/レイル・マガジン編集部/写真弘社
企画・運営:Breakステーションギャラリー事務局
会場:JR上野駅正面玄関「ガレリア」2階
入場無料・会期中無休

▲ブレーク・ステーション・ギャラリーは中央改札二階の「アトレ」に隣接している。回廊左側がギャラリー。もちろん初電から終電まで観覧可能。'06.7.14

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