鉄道ホビダス

2006年7月 6日アーカイブ

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ちょうど夏休みの今月27日(木曜日)から一ヶ月以上にわたって、東京・品川の「キヤノンギャラリーS」で広田さんの写真展「鉄道写真 二本のレールが語ること」が開催されます。キヤノンギャラリーS はキヤノンマーケティングジャパングループの新本社センターオフィスビルに新設されたわが国屈指の素晴らしいギャラリーで、どんな写真展になるのか今から実に楽しみです。
▲東京駅に入線する500系。ノーズからコックピットまで光が撫でる。ストップウォッチを片手に観察する日々が続く。そして何度かチャレンジしてようやく撮れた写真。このときはまだ1秒の流し撮りが初体験だったから成功率は低かった(広田 泉)。P:広田 泉

hananonaka1.jpgこの写真展、広田さんとご子息である広田 泉さんの親子展でもあります。泉さんは1969(昭和44)年生まれ。広田さんの次男として幼いころから撮影に同行、すでに鉄道写真歴35年(!)を迎えるそうです。2002年よりフリーランスの写真家としてプロスタートをきり、独特の感性と天性の色彩感覚でカメラ誌等でも注目を集めています。今回は広田さんが40年前に撮影したモノクロ作品から、泉さんがファインダーに収めた力強い日没寸前の新幹線まで、約80点の作品が展示されるそうです。初めて撮影した中学時代から変わらない広田さんの情熱と、泉さん独特の色彩感覚。2つの魅力が2本のレールのようにまっすぐ共に突き進む…そんな思いも込めてのタイトルなのでしょう。
▲「花の中」その1。貨物鉄道博物館にて。 P:広田尚敬

Sgallery01.jpg写真展「鉄道写真 二本のレールが語ること」
■期間
2006年7月27日(木)?8月29日(火) 10時?17時30分 [休館:日曜日・祝日]
入場無料
■会場
キヤノンSタワー1階 キヤノンギャラリーS
〒108-8011
東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー 1F
※JR品川駅 港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
問い合わせ: キヤノンマーケティングジャパン株式会社
03-6719-9021(10時?17時30分、日曜・祭日は休み)

hananonaka2.jpg今回のプレビューにあたって、広田さんからRM読者の皆さんへのメッセージを頂戴しておりますのでお伝えしましょう。

夏休み期間、私たちは初の親子展を開きます。大きな会場に大きなプリントを100点近く掲出します。泉の写真は新撮、尚敬の写真は過去の名作も発表したいと燃えています。選抜作業はおそらく前日までかかると思いますが、モノクロ3点を除き、すべてデジタル作品です。これからはデジタルということが、ずばり分かる写真展です。
▲「花の中」その2。貨物鉄道博物館にて。 P:広田尚敬

展覧会にあわせた出版があります。ネコ・パブリッシングからは『蒸気機関車たち』、講談社からは『電車1338』、『JR特急100』、この3冊です。電車1338は特写が多く、2人で手分けして巡りました。中にはワンカットのための旅もありました。
 尚敬が担当した、三岐鉄道のED301もその一つで、この機関車は一旦工場に入ると半年姿を現わしません。さぞかしセメントまみれで無味乾燥と思いきや、車内には南海時代の標記がそのまま残っていたりして、愛された存在でした。
 作品「花の中」2点は、その帰り道に貨物の博物館で撮影したものです。RMではJR貨物の特写が多く、お世話になっている気持ちもあっての途中下車です。あいにく休館日なので外に展示の貨車を狙いました。古さを強調するか、どう撮るか。ここは周囲の花をあしらって、きれいに撮りました。
 鉄道写真の一つの流れに、花や天然現象(たとえば夕日)を主体にした情緒的写真があります。もちろんそれはそれで結構です(元は蒸機現役時代に流行らせてしまったのですから)。しかし最近の私の場合、これらはかなり傍役です。花や天然現象に頼りすぎると(誰もが狙えるようになったので)個性が失せるし、鉄道のにおいが希薄になるからです。
 主役は鉄道です。同時に、写真を味わってくれる人と撮影者の関係も、間違いなく主役です。そのあたり、主役の一人として会場で堪能してください。
                              広田尚敬

izumisan2.jpgなお、この写真展に合わせて記念講演も計画されているそうです。まだ余席があるそうですので、この機会にぜひ申し込まれてはいかがでしょうか。

■広田尚敬・広田 泉鉄道写真展 記念講演会
[日時]:2006年7月29日(土)
第一部(親子向け) 13:00?14:00 (14:00?14:30サイン会を開催) 
第二部(一般向け) 16:00?17:30 (17:30?18:00サイン会を開催)
[内容]
講演会 第一部 「広田さん親子にきく 親子でたのしむ鉄道写真」
広田尚敬さん、泉さんは、どうやって鉄道写真家になったの? 電車の本はどうやって作るの? 広田さん親子の面白いお話を聞きながら、電車の写真をうまく撮るためのコツやマナーなども学べます。電車と鉄道写真が大好きなお子様と、保護者の方のためのトークイベントです。
▲光よし、空気よし、役者よし。小湊鐵道には素敵なシーンが抱えきれないほど溢れている。こんな光景が撮りたくて引っ越したのは正解だった(広田 泉)。P:広田 泉

講演会 第二部 「広田尚敬・広田 泉トークショー 鉄道写真の過去・未来」
出展作品の撮影秘話をきっかけとして、印象に残る過去の作品、25周年を迎える「のりものアルバム」シリーズの創刊エピソード、鉄道やカメラにまつわる親子の思い出などを語る。広田親子の今までを振り返り、鉄道写真の未来を展望する、レイルファン、鉄道写真ファンのためのトークショー。

※第一部、第二部とも、講演会終了後に、広田尚敬・泉親子による新刊『電車 1338』のサイン会があります。
※タイトル・内容は変更される場合があります。

[会場] キヤノンSタワー 3F 、キヤノンホールS
[申込方法] canon.jp/eventよりお申し込み下さい。6月20日より受付開始予定。
[申込締切] 7月25日(火)
[募集人数] 第一部、第二部 各 300名(先着順)/入場無料
[お問い合わせ先]
・申込方法などについて ギャラリー推進グループ 講演会係 TEL 03-6719-9021
(10時?17時30分、日曜・祭日は休み)

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