鉄道ホビダス

2006年5月18日アーカイブ

今月の新刊から。

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今月の新刊が出来上がりました。本誌の特集はこの時期すっかり恒例となった「貨物列車」。二十数年前の分割民営化論議の中では終始お荷物扱いされ、ひどい時には安楽死論まで飛び出す始末だった鉄道貨物輸送は、モーダルシフトの追い風も受けて、いまやすっかり復権を遂げました。この3月のダイヤ改正ではコンテナ列車の輸送力規模は史上最大となったそうで、景気回復も手伝って、日本の鉄道貨物輸送は良い意味での転換点を迎えはじめているようです。
▲DD51の3色揃いが表紙の本誌(左)と別冊付録(右)。

そんな状況の中で、今年もJR貨物の全面的なご協力を得て貨物特集が実現しました。これまたすっかりお馴染みとなった別冊付録『FREIGHT TRAIN SPOTTER’S GUIDE』も4年目を迎え、JR貨物機関車全運用表をはじめ、高速貨物・専用貨物運転時刻表、最新配置表などをB5判一冊に収めた、より完成度の高い内容となっています。

私鉄関係では、いよいよ置き換えが迫った高松琴平電鉄の旧型車をグラフとガイドでフィーチャーするほか、先ごろ廃止届出がなされた鹿島鉄道の現状を寺田裕一さんに緊急レポートしていただいております。毎回ご好評をいただいている連載「SL甲組の肖像」は先月号に引き続いて小樽築港機関区の2回目。御しがたいC62をもって函本山線を制することが“築港”の矜持だったと語る乗務員の皆さんのお話が胸を打ちます。浅原信彦さんの「ガイドブック最盛期の国鉄車輌」は佳境・直流特急型の白眉181系。こちらも見逃せません。

IMGP7092n.jpgさて一方、RM LIBRARYの新刊ですが、今月は「山形交通高畠線・尾花沢線」をお届けします。4巻前にお送りした三山線に続く鈴木 洋さん、若林 宣さんのお二人による労作で、これで戦時統合で山形交通に集結した三山電気鉄道、高畠鉄道、尾花沢鉄道の全社がライブラリーに揃ったことになります。久保田久雄さん撮影の表紙写真にあるような、模型にしたくなるローカル電車風景の高畠線、そして途中駅すらないわずか2.6キロ非電化の尾花沢線、地方私鉄ファンにとってはこたえられない2線の開業から廃線までを、本書でたっぷりとお楽しみください。
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▲山形交通尾花沢線のDB151は西武所沢車輌工場の構内入換機として同工場終焉まで働いていた。工場閉鎖後は関東地方のさる愛好家の元に引き取られ、今は幸せな余生を送っているはず。'91.12.18 所沢車輌工場

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