鉄道ホビダス

2006年5月14日アーカイブ

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17:24▲長蛇の列だった最後の入館者が玄関をくぐって館内へと吸い込まれてゆく。時計の針はとっくに閉館時刻を過ぎている。'06.5.14

5月14日。ついにその日がやってきました。交通博物館最後の日。朝日新聞朝刊の「天声人語」で紹介されたことも手伝ってか、朝の開館前に並んだ人波は徹夜組も含めて千人以上に達していたそうです。館内もどこもかしこもとにかく人、人、人…。普段はひと気のない4階屋上にまで入館者が溢れています。

kohaku142.jpg閉館時間が近づくにつれ、正面玄関を取り巻く人の波もさらに大きくなり、整理の警備員の人たちも大わらわです。入館は16時30分までとなっているものの、16時過ぎの時点で券売機の列はまだまだ延々と続いています。学芸員の方のお話では列の後尾に並んでも、券売機に辿りつくには40分以上かかるとのことで、急遽16時30分までに列に並んだ人には入館券を発売する特例処置が取られることに…。結局最後の入館者が玄関を入ったのは17時20分をまわり、閉館は18時に延長されることとなりました。
15:08▲1階の機関車ホールはもとより、2階、3階の回廊もびっしりと人で埋まった。'06.5.14

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14:44▲3階回廊から機関車ホールを見下ろす。混雑はこれからいよいよ激しさを増してゆく。(左)'06.5.14
15:24▲屋外展示場の7100形の周囲も見学者が溢れる。ちなみに柵の外側は入館券を買おうという人たちの長蛇の列。(右)'06.5.14
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15:03▲ごったがえす機関車ホール。シミュレータの順番待ちの列も気の遠くなるほどにのびている。(左)'06.5.14
14:56▲博物館模型の特別展示コーナーも満員状態。それでも食い入るように模型を見つめる年配者の姿がそこここに…。(右)'06.5.14
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16:36▲本来入館は16時30分までだが、入館券売機の列があまりにのびたため、16時30分までに並んだ人は順次館内に入れることに。(左)'06.5.14
16:38▲入館券購入待ちの列の最後尾が入口にさしかかる。ここぞとばかりに一般マスコミがインタビューを開始。本日の入館者数1万3800人。(右)'06.5.14
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16:44▲ついに最後の入館者が券を購入、券売機のシャッターは再び開くことなく閉じられた。(左)'06.5.14
16:55▲最後の入館券を手にした人たちもあまりの混雑に一時入館足止め。閉館を18時にのばすアナウンスが流れる。手前は子どもづれ入館者のバギーの列。(右)'06.5.14

正面玄関前の人ごみの中で腕組みをしながらエントランスを見つめていた菅 建彦館長は、私に神田須田町の地での70年にわたる歴史に無事幕を降ろすことができた安堵の思いを語っておられましたが、胸中万感迫るものがあったに違いありません。交通博物館を取り巻く人波は、入館者すべてが退館した後もしばらく消えることなく万世橋へと続いていました。

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19:31▲すべての入館者が退館した後も、立ち去り難いのか、正面玄関前には人垣が…。(左)'06.5.14
19:33▲神田川擁壁に照らし出される最後のライトアップ。多くの人が無言でレンズを向けていた。(右)'06.5.14

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