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地下鉄13号線対応10000系まもなく登場。

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この9月、東京メトロ有楽町線に07系以来14年ぶりとなる新車10000系が登場します。従来の東武東上線、西武有楽町線・池袋線との直通運転はもとより、平成19年度開業予定の13号線乗り入れにも対応した、東京メトロ発足後はじめての新形式です。
▲発表された10000系のレンダリング。正面デザインはこれまでにない斬新なものになる。(東京地下㈱提供・以下同)

10000n5.jpg東京地下鉄㈱のリリースによると、この10000系は快適性や使いやすさの向上、リサイクル性の向上、火災対策の強化、車体強度の向上、コストダウン・省メンテナンスをコンセプトとし、東京メトロの標準車輌として開発された車輌だそうで、今年度と来年度の新製輌数は200輌(10輌編成20本)と、13号線開業を踏まえた近年にない大量投入となります。
▲乗降扉上部に設けられる液晶画面表示器。

10000fig.jpg諸元の比較に見られるように、在来の07系と比べると天井高さが185ミリも高くなり、連結面間に大型ガラスを採用することによって、これまでにないルーミーな客室内が実現しています。座席幅もこれまでの一人あたり450ミリから460ミリへと拡大、さらにスタンションポールの設置や、床面の高さを10ミリ低くしてホームとの段差を縮小するなど、細やかな快適性追及がなされているのも特徴です。冷房能力も格段に向上しており、車内乗降扉上に設置される液晶画面表示器も、乗り換え案内、駅設備案内、所要時間等をより細かく表示可能になるなど、あらゆる面で次世代の地下鉄車輌となっています。

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▲大型ガラスの貫通路扉を採用して広々とした印象の室内。天井高さも高くなっている。
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▲乗り換え案内・駅施設案内画面(左)と所要時間案内画面(右)。

構造面ではアルミニウム合金製車体を継承しつつ、05系13次車で実績のあるオールダブルスキン構体の採用や、車体四隅の隅柱強化などで車体強度を向上させ、各部材の火災・有毒ガス対策も強化されているそうです。興味深いのは、省メンテナンス化を図るため新設計の“ボルスタ台車”が採用される点で、ボルスタレス一辺倒の昨今の情勢からすると特筆されます。

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