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加速する気動車の世代交代。

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JR東日本水戸支社は、現在キハ110系で運行している水郡線に、新型気動車「キハE130系」を大量投入して置き換える計画を発表しました。キハE130系は環境対策として排気中の窒素酸化物(NOx)、黒鉛などの粒子状物質(PM)を低減する新型エンジンを搭載、車体も両開き3扉と、JR東日本としてはキハ38形以来の3扉気動車となります。窓にはE531系で実績のある紫外線カット・熱線吸収タイプのIRカットガラスを採用、セミクロスシートのロングシート部は、ひとりあたりの占有幅460㎜と、従来車より20㎜拡大して快適性も向上するようです。
▲公開されたキハE130系のレンダリング。外装デザインについては今春複数のデザインを提示、地元利用者による人気投票を行って最終決定するという。カラーリングが利用者の人気投票で決まるのはJR東日本としては初めてのこと。(JR東日本水戸支社提供)


新製されるのは両運転台車13輌、片運転台車2輌編成が13編成26輌、合計で実に39輌の大量投入となります。2006年度内、おそらく2007年初めから投入が開始され、2007年度内にはすべての置き換えが完了する予定で、1991(平成3)?1992(平成4)年に新世代気動車として颯爽と登場した水郡線のキハ110系は早くも次の世代交代の波に飲み込まれてゆくことになります。
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▲現行のキハ110系と投入されるキハE130系との比較。(JR東日本水戸支社プレスリリースより)

ところで気になるのは、このキハE130系の投入によって押し出されるキハ110系41輌の行方です。車齢15年程度と、当然他区所への転配が予想されますが、となると“玉突き”の対象となるのは…そうです、当然車齢の高いキハ58・28、さらにはキハ52あたりでしょう。現在JR東日本に在籍しているこの3形式(一般用)は秋田・盛岡・小牛田・新津に合計60輌。41対60。何とも微妙な数字ではあります。

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