鉄道ホビダス

2005年7月22日アーカイブ

京津線は今…。

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321系の試運転にふられても気落ちしている暇はありません。向日町駅のホームでレイルロードの高間恒雄さんと、京都の高橋 修さんと落ち合う段取りになっています。

向日町駅ホームに着くなり、下り方ホーム端で両手で大きくバッテンをしている二人の姿が目に入りました。いわずもがな、321系にふられたのです。ただ、驚くことにホームで途方に暮れているのはこの二人だけではありませんでした。結構何人ものファンが、待てどくらせどやってこない線路の彼方を見つめているのでした。

ともかくきっぱりと321系はあきらめ、多少時間が空いたこともあって、手軽にどこか面白そうな所は…という私のリクエストに、地元の高橋 修さんが推薦してくれたのが京阪京津線です。京津線ならば東海道線で京都の次、山科ですぐに遭遇することができます。

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JR山科駅の正面に向かい合う形の京阪山科駅に来るのは2年ぶりでしょうか。この時は著者さんを訪ねてですから、当然写真など撮る機会はなく、思い返してみると京津線にカメラを向けたのは遥か8年前、1997年9月のことです。一ヵ月後に迫った地下鉄開業を前に、京津線名物だった蹴上の66.7‰を、80形がウンウン言いながら登っていた残暑厳しい日でした。左の写真がその時に捉えた昇圧前の京津線です。’97.9.28 蹴上

さて、現在の京津線は800形4輌編成の天下です。600V車のような風情は味わえないものの、追分から逢坂山を越えて浜大津までのロケーションは驚くほど変わっておらず、最急勾配61.0‰、最小半径40mというさながら庭園鉄道のような線形も昔のままです。上栄町を出ると、終点・浜大津まで路上を走りますが、逢坂山をバックに33.0‰近い路面の急坂をゆく4輌編成はなかなか見物です。トップの写真はこの上栄町を出て路面に踊り出た800形4連で、周囲に残るいかにも歴史を感じさせる旧家も独特の雰囲気を醸し出しています。’05.7.21 上栄町?浜大津

かつて琵琶湖連絡航路の港駅として栄えた浜大津駅は、今やご覧のような近代的な駅ビルとなり、石山坂本線との接続駅として賑わっています。この石山坂本線の方は写真の700形と600形2連が主力で、この浜大津から隣の三井寺までがなかなか味わい深い路面区間となっています。三井寺の琵琶湖疎水を渡る橋梁あたりも風情で、腰を据えて作品を撮りためれば、充分にRM GALLERYのテーマになりそうです。どなたか一度挑戦してみては如何でしょうか。

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