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<title>編集長敬白</title>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/</link>
<description>レイル・マガジン編集長自らが作る編集日記。</description>
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<copyright>Copyright 2008</copyright>
<lastBuildDate>Sun, 11 May 2008 20:37:44 +0900</lastBuildDate>
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<title>前原さんと磐越西線へゆく。（上）</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n102.jpg"><img alt="08510n102.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n102-thumb.jpg" width="520" height="381" /></a><br />
<font color="blue">▲喜多方を出ると慶徳隧道までの２キロあまりは11.4‰の上り勾配が続く。会津若松から新潟方面に向かう下り列車に対してはほとんど唯一の上り勾配らしい上り勾配だ。'08.5.10　喜多方−山都（8233レ）</font><br />
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<p>昨年10月には信越本線のＣ57にご一緒した（アーカイブ<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2007/10/c57_2.html">「前原さんと「門デフ」Ｃ57を撮りにゆく」</a>参照）民主党副代表の前原誠司さんから、この春は磐越西線でヘッドマークなしの「門デフ」Ｃ57が走るそうで是非とも撮りにゆきたいのですが…と連絡を頂いたのは運転予定が発表になった直後のことでした。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n101.jpg"><img alt="08510n101.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n101-thumb.jpg" width="300" height="250"style="margin-left:10px; margin-top:8px;float:right;border:0px;"></a>ただ、超がいくつ付いても足りないほど超多忙な前原さんだけに、なかなかチャンスがなく、「門デフ」での運転最終日前日の５月10日であれば…ということになったのは、東京の桜もすっかり散ってしまった頃のことでした。しかも何としてでも10日中に選挙区でもある地元・京都に戻らねばならないとのこと。ハードなスケジュールですが、アテンド役の『国鉄時代』担当の山下が綿密に計画を練り、前夜に新潟入りして早朝からレンタカーでご案内することにしました。<br />
<font color="blue">▲日出谷駅下り方の阿賀野川当麻橋梁を見下ろす“お立ち台”で列車を待つ前原さん。'08.5.10</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n103.jpg"><img alt="08510n103.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n103-thumb.jpg" width="520" height="393" /></a><br />
<font color="blue">▲磐越西線沿線の田圃は先日の連休あたりから水が入れられて田植えがは始まっている。そこかしこで水鏡に映る「門デフ」の姿を目にすることができた。'08.5.10　上野尻−野沢</font><br />
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<p>９日夕方、東京駅でおちあい新幹線で新潟へ。新潟・古町の鮨屋でまずは３人で前夜祭。気分良く歩いて万代橋を渡り、途中のコンビニで仕入れた新潟名物“やきそばイタリアン”と缶ビールをホテルの部屋に持ち込んでお決まりの二次会…この辺はいつまで経っても学生時代のパターンそのものです。</p>

<p><img alt="08510n104.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n104.jpg" width="250" height="188"style="margin-right:10px; margin-top:8px;float:left;border:0px;">ところで、ヘッドマークが付いていない姿をと仰っておられた前原さんにとってはショックな事態が発生してしまっていました。５月３日に「ＳＬばんえつ物語号」の乗車が50万人を突破し、同日より記念ヘッドマークが掲出されることになったのです。前原さんには直後にこの情報をお知らせしましたが、ようやく捻出した休みでもあるしと、マークの有無に関わらず決行することとなりました。うかがったところでは、前原さんは一度遊説の合間に新津駅で“駅撮り”はしたことはあるものの、本格的に磐越西線の“走り”を狙うのは初めてだそうです。<br />
<font color="blue">▲"門デフ”も残すところ一日だけとあって沿線には多くのファンの姿が見受けられた。談笑しているのは会津善和さんとRGGの荒川好夫さん。'08.5.10</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n105.jpg"><img alt="08510n105.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n105-thumb.jpg" width="520" height="360" /></a><br />
<font color="blue">▲実川橋梁を渡って豊美へと向かう8226レ。実川島踏切からの撮影で、写真としては埒もないが、実はかつて日出谷駅を起点としていた実川馬車軌道（アーカイブ<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2007/11/post_660.html">「徳沢・日出谷…有名撮影地の知られざる軌道」</a>参照）がここまで並行していたはずの曰くあるポイント。'08.5.10</font><br />
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<p>ちなみに撮影するファンの側からは敬遠されがちなヘッドマークですが、やはり営業的には不可欠なアイテムのようで、「門デフ」の仕掛け人のお一人でもある新津運輸区の小野英晴区長のお話では、マークを取り付けない日は記念写真を撮りたいファミリー乗客の皆さんからはすこぶる評判が良くないそうです。1999年の運行開始から10年目にして達成した50万人。15年目、20年目、そして100万人、200万人と成長してゆくためにはヘッドマークは大きな使命を担っているのです。</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/05/post_772.html</link>
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<pubDate>Sun, 11 May 2008 20:37:44 +0900</pubDate>
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<title>“今”を映す「今日の一枚」</title>
<description><![CDATA[<p><img alt="08510n1.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n1.jpg" width="520" height="345" /><br />
<font color="blue">▲満開の菜の花畑の中をゆく老兵381系「しなの」。大糸線簗場—海ノ口　'08.5.5撮影　照井　樹さん（茨城県）</font>（「今日の一枚」より）</p>

<p>「鉄道ホビダス」をご覧いただいている皆さんのお力によって鉄道の“今”を記録してゆこうという投稿型ブログ「今日の一枚」が絶好調です。すでにアップ数は8000枚に迫っており、日々のページビュー数も加速度的に増加しております。今日はここ数日のエントリーの中から、いくつかの秀作をピックアップしてご覧いただきたいと思います。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n2.jpg"><img alt="08510n2.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n2-thumb.jpg" width="250" height="187"style="margin-left:10px; margin-top:8px;float:right;border:0px;"></a>それにしても平日・休日に限らず、ほんとうに全国津々浦々、いや海外も含めて、日々の鉄道が写真に記録されてゆくのには感動さえ覚えます。まだ報道発表もされていない車輌のスクープショットから、ほっとする身の回りのスナップまで、鉄道ホビダス編集部では刻々とお送りいただく投稿のアップロードに嬉しい悲鳴をあげる毎日です。<br />
<font color="blue">▲GW期間中とあって、いつもより車内は賑わっているようです。鹿児島本線海老津—遠賀川　'08.5.5撮影　矢野　恭さん（福岡県）</font>（「今日の一枚」より）<br />
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<p><img alt="08510n3.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n3.jpg" width="520" height="335" /><br />
<font color="blue">▲餘部と鯉のぼり、あと何回見られるか…。山陰本線鎧—餘部　'08.5.4撮影　小野　隆さん（兵庫県）</font>（「今日の一枚」より）</p>

<p><img alt="08510n4.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n4.jpg" width="520" height="346" /><br />
<font color="blue">▲日没後でもボンネットを撮りたいです。北陸本線細呂木—芦原温泉　'08.5.6撮影　井上寛之さん（福岡県）</font>（「今日の一枚」より）</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n5.jpg"><img alt="08510n5.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n5-thumb.jpg" width="250" height="166"style="margin-right:10px; margin-top:8px;float:left;border:0px;"></a>そしてひと月に1000枚を超えるエントリーの中から、これぞという一枚を選んで本誌誌上にカラー見開きで発表する「今月の一枚」も３ヵ月目に突入しております。こちらも大きな反響を呼んでおり、第一回の「今月の一枚」に輝いた船越さんは、その後、作品が駅に展示され、さらにそれがきっかけでテレビに出演することになるなど、思わぬ展開も生んでいます。<br />
<font color="blue">▲大宮工場での検査を終えたC11 325が、DE10 1535に牽かれて帰ってきました。真岡鐵道下館二高前—折本　'08.5.8撮影　Ｐ：石橋良章さん（茨城県）</font>（「今日の一枚」より）<br />
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<p><img alt="08510n6.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n6.jpg" width="520" height="390" /><br />
<font color="blue">▲鯉のぼりとレンゲ畑を横目に西へ向かう新幹線。山陽新幹線西明石—姫路08.5.6撮影　高橋広二さん（大阪府）</font>（「今日の一枚」より）</p>

<p><img alt="08510n12.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n12.jpg" width="520" height="345" /><br />
<font color="blue">▲ようやく春の訪れを感じた道東の旅でした。釧網本線中斜里—知床斜里　'08.5.4撮影　Ｐ：高橋　明さん（兵庫県）</font>（「今日の一枚」より）</p>

<p><img alt="08510n11.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/08510n11.jpg" width="520" height="390" /><br />
<font color="blue">▲いつも一瞬の青函トンネル最深部の照明がこんなに綺麗だったとは…。海峡線竜飛海底—吉岡海底　'08.5.6撮影　泉谷泰司さん（北海道）</font>（「今日の一枚」より）</p>

<p>すでに４月分の「今月の一枚」の選考は終了しており、結果は21日発売の本誌誌上でご覧いただくとして、ここ数ヶ月、ご投稿いただく写真のレベルがどんどん上がってきているのを実感しております。ウェッブと紙媒体の融合という舞台が整ったことが大きな要因なのでしょうが、今後はさらに一歩進めて、8000エントリーに近付きつつあるせっかくの皆さんのアーカイブを、ウェッブ内に埋もれさせることなく活用させていただく方法を模索したいと考えております。</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/05/post_771.html</link>
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<pubDate>Sat, 10 May 2008 23:02:10 +0900</pubDate>
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<title>大連市電は今…。（下）</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairen91322.2.jpg"><img alt="dairen91322.2.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairen91322.2-thumb.jpg" width="520" height="445" /></a><br />
<font color="blue">▲17年前の大連。満州時代の面影を色濃く残していた世紀街付近を行く3000形3019号。この頃はまだ車輌の更新も行なわれておらず、どこか日本の地方都市を彷彿させる情景が見られた。'91.3.22</font><br />
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<p>201系統の運行を一手に掌握しているのは民主広場（日本時代の敷島広場）にある民主車庫です。この車庫についてはかつて小ブログでご紹介したことがありますが（アーカイブ「<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2005/09/post_80.html">「档案」のこと</a>」参照）、日本時代からの建造物も残る由緒あるものです。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden505.jpg"><img alt="dairensiden505.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden505-thumb.jpg" width="520" height="369" /></a><br />
<font color="blue">▲“レトロ電車”として整備された旧3000形。ロックフェンダー式の救助網も健在。現在は7-2267とコンピュータコードのような新区分の車体標記がなされている。'08.3.20　民主車庫</font><br />
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<p>今回は事前許可を申請していなかったため車庫構内に入ることはできませんでしたが、入口から覗いた限りでは、長春、鞍山、ハルビンの市電などでも親しまれた大連製の“犬顔”1000形更新車の姿も垣間見れました。</p>

<p><img alt="dairensiden507.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden507.jpg" width="250" height="174"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:right;border:0px;"/>さらに旧3000形の車体更新工事も引き続き行なわれているようで、DL6-W形の大量増備にも関わらず、齢70歳を超えながらも見違えるほど綺麗になった姿が並んでいました。どうやら“レトロ電車”として広く市民にアピールする意図もあるようですが、かといってイベント用車輌ということではなく、一般運用に充当されているのはなんとも嬉しい限りです。<br />
<font color="blue">▲同車の客室内。鴨居部には市電創業以来の歴史的写真がパネルになって飾られている。'08.3.20　民主車庫</font></p>

<p><img alt="dairensiden508.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden508.jpg" width="520" height="362" /><br />
<font color="blue">▲600V直接制御の基本構造はいまだにまったく変わってはいない。本車は1937（昭和12）年日本車輌製のはずだが、このコントローラーも当時のものであろうか…。'08.3.20　民主車庫</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairenic001.jpg"><img alt="dairenic001.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairenic001-thumb.jpg" width="250" height="161"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:right;border:0px;"/></a>その中でも民主車庫前のデルタ線で試運転をしていた“7-2267”は格別に整備された個体で、客室内に入れてもらうと、窓上には「大連市電の歴史」と銘打った写真パネルがずらっと展示されていました。木調の座席はもとより、運転機器もちょっと過剰なほどに輝いており、もしかすると“模範車”として位置づけされているのかも知れません。ただ、しばらく後には営業線へと出区してゆきましたので、やはりこの車も仕業を限定されることなく一般運用に組み込まれているのでしょう。<br />
<font color="blue">▲これが大連市電のICカード（一部画像処理しています）。市電のみならずバスやトロリーバスにも共用となっている。</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairenic002.jpg"><img alt="dairenic002.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairenic002-thumb.jpg" width="200" height="270"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:left;border:0px;"/></a>旧3000形は基本的なスタイルこそ変わっていないものの、方向幕のＬＥＤ化やアコモデーションの変更など大掛かりな更新改造が行われていますが、今回驚かされたのがＩＣカードリーダーの搭載です。運転士と車掌（ちなみに必ず女性）が乗っている昔ながらの車内にも関わらず、電停にとまる度に例の“ピッ”というＩＣカード認識音が響き渡ります。このＩＣカード、「明珠カード」と呼ばれるもので、大連銀行でデポジットを支払って購入するものだそうです。市電はもとより、バスなどの公共市内交通共用で利用でき、カードを使った場合は多少の割引もあるとあって一気に普及したようです。<br />
<font color="blue">▲出入口部に設けられたカードリーダー。車齢70年を超える旧3000形と最新のテクノロジーの融合がいかにも現代中国らしい。'08.3.20　大連駅前</font><br />
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<p><img alt="dairensiden509.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden509.jpg" width="520" height="362" /><br />
<font color="blue">▲意外と見落としがちなのが台車。コロ軸受け化された日車ブリル…と思いきや、前後の車輪径が異なるマキシマムトラクションになっている。'08.3.20　民主車庫</font></p>

<p>今回は市電が目的の旅ではなかっただけに、201路（系統）も半日ほど撮影したに過ぎず、近代化著しい202系統へは足を伸ばすことができませんでした。季節は５月。そろそろ大連名物のアカシアも見ごろを迎えるはずです。大連にお出でになった際は、新旧が混在しながら変化を続ける市電にも注目されてみては如何でしょうか。</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/05/post_770.html</link>
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<pubDate>Fri, 09 May 2008 00:31:38 +0900</pubDate>
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<title>大連市電は今…。（上）</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden503.jpg"><img alt="dairensiden503.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden503-thumb.jpg" width="520" height="358" /></a><br />
<font color="blue">▲急速に勢力を拡大してきた３車体連接のDL-6W形と離合する旧3000形更新車。大連駅前も今や乗用車、バス、市電が入り乱れてたいへんな混雑ぶり。'08.3.20　大連駅前</font><br />
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<p>先日<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/04/20_6.html">「ペンタックスＫ20Ｄで大連市電を撮る」</a>として若干ご紹介した大連市電ですが、今回は改めてその際に“垣間見た”状況をご覧いただくことにしましょう。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden506.jpg"><img alt="dairensiden506.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden506-thumb.jpg" width="250" height="165"style="margin-left:10px; margin-top:8px;float:right;border:0px;"></a>指折り数えてみると大連市電を訪ねるのは十数年ぶりとなります。旧日本時代の車輌が残っていたハルビンや鞍山からも次々と路面電車が消えてしまい、気がつくと中国東北部で路面電車が残されているのはここ大連と長春の２ヶ所のみとなってしまいました。<br />
<font color="blue">▲1937（昭和12）年に上野駅を模して建造されたという大連駅駅舎。奇しくも市電3000形と同い年ということになる。'08.3.21</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairen91322.map1.jpg"><img alt="dairen91322.map1.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairen91322.map1-thumb.jpg" width="520" height="378" /></a><br />
<font color="blue">▲大連市案内図に見る市電201系統（201路）の路線概要。かつてはヤマトホテルをはじめとした歴史的建物に囲まれた中山広場方面にも路線が伸びていたという。</font><br />
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<p>その大連市電ですが、相次ぐ路線短縮にも関わらず全面的な廃止を免れ、逆に近年大幅なリニューアルが図られています。路線の新設・延長や、軌道や電停など地上設備の改良に合わせ、自国製の３車体連接構造の低床車を次々に投入、ＩＣカードシステムの導入も実現させて、一気に新世代のＬＲＴへと生まれ変わろうとしています。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden502.jpg"><img alt="dairensiden502.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden502-thumb.jpg" width="520" height="398" /></a><br />
<font color="blue">▲華楽広場付近をゆく新鋭DL6-W形連接車。一見欧州製かとおもいきや、地元大連製で、続々と増備が続いている。'08.3.20　華楽広場</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden501.jpg"><img alt="dairensiden501.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden501-thumb.jpg" width="520" height="351" /></a><br />
<font color="blue">▲今回見た限りでは、同形態ながらDL6-W形には車体塗色が２種類ある。どのように区分されているのかは不明。ちなみに写真は7-3509。'08.3.20　華楽広場</font><br />
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<p>ただ面白いのは旧型車が完全に置き換えられることなく、一部の車輌が徹底的な更新工事を受けて延命していることです。戦前に日本車輌で製造された旧3000形は、方向幕のＬＥＤ化や内外装のリニューアル、さらには前面幕板部にアンチークなベルまでぶら下げて、いわば“レトロ電車”として運用に就いています。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden504.jpg"><img alt="dairensiden504.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairensiden504-thumb.jpg" width="520" height="336" /></a><br />
<font color="blue">▲民主広場電停に到着した旧3000形更新車7-2273。車齢70年を超えるものの、方向幕のLED化やICカードリーダーの搭載など数々のリニューアル改造を施されている。'08.3.20</font><br />
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<p>現在の運行系統は興工街と海之韻公園を結ぶ201系統と、興工街と新興工業地区の小平島前を結ぶ202系統の２系統。202系統はすでに新型車輌化が完了していますが、201系統はまだ半数近くが旧3000形で運転されており、趣味的な面白味としてはこの201系統に軍配が上がります。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairen91322.1.jpg"><img alt="dairen91322.1.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/dairen91322.1-thumb.jpg" width="520" height="491" /></a><br />
<font color="blue">▲17年前の大連市電203系統。アカシアの木立に囲まれた世紀街を行くのは“犬顔”が特徴的だった1000形。この当時、市電は遠からず廃止されると思われていた。'91.3.22　世紀街</font><br />
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<p>今回訪問したのも当然この201系統です。1990年代初頭はまだまだ戦前の面影を色濃く残す静かな街並みを走っていたこの201系統（かつては203系統）ですが、今や高層ビル街を縫うように走る都市型ＬＲＴへと大きく変貌を遂げていました。しかもそのフリークェンシーの高さと乗車効率の高さは驚きで、しばらくご無沙汰している間に大連市電はすっかり生まれ変わっていたのです。</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/05/post_769.html</link>
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<pubDate>Thu, 08 May 2008 10:01:03 +0900</pubDate>
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<item>
<title>EF65 501が全検出場。</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n101.jpg"><img alt="65501n101.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n101-thumb.jpg" width="520" height="335" /></a><br />
<font color="blue">▲秋田総合車両センターで全般検査を施工し、素晴らしいコンディションとなったEF65 501。ＪＲマークも外され今までにも増して国鉄時代のイメージが強くなっている。'08.5.2　高崎機関区　Ｐ：ＲＭ（新井　正）</font><br />
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<p><a href="http://www.rail-magazine.jp/rm/new/index.html">本誌今月号</a>でも詳報したとおり、ＪＲ貨物所有の最後のＥＦ65Ｐ型特急色機・535号機が現役を退いたのが去る３月31日未明。「富士」と「はやぶさ」をあしらった高崎機関区心づくしの惜別ヘッドマークに涙した方も少なくなかったのではないでしょうか。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n102.jpg"><img alt="65501n102.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n102-thumb.jpg" width="250" height="329"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:right;border:0px;"/></a>一方ちょうどその頃、全般検査施工のため秋田総合車両センターに入場していたＪＲ東日本所属のEF65 501号機が、先日、全検を終えて見違えるほど美しい姿となって高崎車両センターへと戻ってきました。同機は言わずと知れたEF65形500番代Ｐ型のトップナンバー機。嬉しいことに、往年の姿に近づけるため、側面中央部に貼られていた「ＪＲマーク」は剥がされ、特急色とあいまって、より一層国鉄時代の雰囲気となっての戦列復帰です。また、あわせて側面ナンバーは再メッキ処理がなされ、金属が持つ独特な輝きを取り戻しています。<br />
<font color="blue">▲スカートの外板と、曲面ガラスは全面的に交換されている。惜しむらくは前面窓押さえの黒Ｈゴムか…。'08.5.2　高崎機関区　Ｐ：ＲＭ（新井　正）</font><br />
<font color="brown">▲クリックするとポップアップします。</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n108.jpg"><img alt="65501n108.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n108-thumb.jpg" width="250" height="166" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n109.jpg"><img alt="65501n109.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n109-thumb.jpg" width="250" height="166" /></a><br />
<font color="blue">▲前面のナンバーと飾り帯は銀テープを貼り付け（左）。スノープラウ両端には535号機と同様に白線が追加されている（右）。'08.5.2　高崎機関区　Ｐ：ＲＭ（新井　正）</font><br />
<font color="brown">▲クリックするとポップアップします。</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n106.jpg"><img alt="65501n106.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n106-thumb.jpg" width="250" height="166" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n107.jpg"><img alt="65501n107.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n107-thumb.jpg" width="250" height="166" /></a><br />
<font color="blue">▲２エンド裾部の標記。エンド標記は白ペンキ塗装（左）。右は床下機器目印として車体裾部に添えられた▲マーク。'08.5.2　高崎機関区　Ｐ：ＲＭ（新井　正）</font><br />
<font color="brown">▲クリックするとポップアップします。</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n105.jpg"><img alt="65501n105.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n105-thumb.jpg" width="250" height="166"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:left;border:0px;"/></a>このほかにも、前面ナンバーと飾帯は銀テープを貼り付け、製造銘板とエンド標記には白ペンキ塗装が施されています。さらに帰所後には、ブルトレ牽引時代を彷彿させるため、３月末に惜しまれつつ運用から離脱した高崎機関区のEF65 535号機と同様に、スノープラウ両端に白線が追加されています。<br />
<font color="blue">▲側面のナンバーは再メッキが施された。製造銘版は白ペンキ塗装。'08.5.2　高崎機関区　Ｐ：ＲＭ（新井　正）</font><br />
<font color="brown">▲クリックするとポップアップします。</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n104.jpg"><img alt="65501n104.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n104-thumb.jpg" width="250" height="166" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n103.jpg"><img alt="65501n103.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/65501n103-thumb.jpg" width="250" height="166" /></a><br />
<font color="blue">▲運転室助士側にはATS-Pが鎮座している（左）。また天井にはデジタル無線機が設置された。曲面ガラスは交換され、透明度がアップしている。デフロスタも健在（右）。'08.5.2　高崎機関区　Ｐ：ＲＭ（新井　正）</font><br />
<font color="brown">▲クリックするとポップアップします。</font></p>

<p>約２ヶ月半にも及ぶ工程では、全般検査に加え、スカートの外板張替、運転台前面曲面ガラスの交換、そしてＪＲ東日本が導入を開始したデジタル無線機の設置工事も合わせて行われ、「現役機」として今後もいろいろな場面で注目の的となるはずです。</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/05/ef65_501.html</link>
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<category></category>
<pubDate>Wed, 07 May 2008 16:46:55 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>０系R67編成に出会えず。</title>
<description><![CDATA[<p><img alt="0keioosaka501.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/0keioosaka501.jpg" width="520" height="373" /><br />
<font color="blue">▲撮影時間帯に新大阪駅にやってくる０系はこの「こだま620→639号」のみ。休日の朝にも関わらず多くのファンが待ち構えている。なかには携帯で写す通りすがりの人も…。'08.5.5　新大阪</font></p>

<p>この連休は所要で大阪へ出かけておりましたが、せっかくなので余命半年に迫った０系新幹線、しかもあわよくば先日オリジナル塗色のクリーム10号（アイボリーホワイト）と青20号の塗り分けに復元されたばかりのＲ67編成（アーカイブ<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/04/post_761.html">「０系新幹線復元色車いよいよ登場」</a>参照）に出会えればと、朝の新大阪駅に出かけてみました。</p>

<p><img alt="0keioosaka510.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/0keioosaka510.jpg" width="250" height="340"style="margin-left:10px; margin-top:8px;float:right;border:0px;">ところが流石にそう都合よくはゆかず、７時47分着の「こだま620号」でやってきたのはダークグレーとフレッシュグリーンの現行塗色のＲ64編成。ちなみに新大阪駅に姿を見せる０系は、この「こだま620号」とその折り返しの「こだま639号」（７時59分発）の次は深夜23時21分着の「こだま674号」（折り返しは翌朝６時12分発の「こだま629号」）までなく、わずか２往復４本。この「こだま620→639号」を逃してしまうと、撮影時間帯の０系は皆無ということになってしまいます。<br />
<font color="blue">▲７時47分定刻。福山始発の「こだま620号」がファンが待ち構える新大阪駅に到着する。'08.5.5　新大阪</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/0keioosaka504.jpg"><img alt="0keioosaka504.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/0keioosaka504-thumb.jpg" width="250" height="191"style="margin-right:10px; margin-top:8px;float:left;border:0px;"></a>それにしても驚かされたのは、朝早いにも関わらず「こだま620号」の到着を待つファンの皆さんの多いこと。岡山以東で０系を撮影できる唯一のチャンスだけに、最奥の20番線にはカメラを片手にした皆さんが固唾を飲んで到着を待っています。そして入線…復元塗色車Ｒ67編成でないとわかった途端にそこかしこで小さな溜息が漏れました。<br />
<font color="blue">▲残念ながら今日はダークグレーとフレッシュグリーンの現行塗色Ｒ64編成。'08.5.5　新大阪</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/0keioosaka502.jpg"><img alt="0keioosaka502.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/0keioosaka502-thumb.jpg" width="250" height="214"style="margin-right:10px; margin-top:8px;float:left;border:0px;"></a>車掌さんもファンの問い合わせに「必ず（この運用に）入るというわけではないので…」とすまなそうです。現在残されている０系は５編成（いずれも６輌編成）ですので、Ｒ67編成が充当される可能性は単純に考えれば確率２割。新大阪駅でクリーム10号と青20号の塗り分けの０系を撮影できるチャンスは、今のところ極めて低いといえましょう。<br />
<font color="blue">▲巨大なパンタグラフカバーが目を引く連結面。この部分だけ見ると０系とは思えない。'08.5.5　新大阪</font><br />
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<p><img alt="0keioosaka503.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/0keioosaka503.jpg" width="520" height="369" /><br />
<font color="blue">▲このＲ64編成は復元塗色に塗り替えられることなく間もなく運用を離脱、廃車となる予定で、恐らく私にとってはこれが最後の邂逅となろう。'08.5.5　新大阪</font></p>

<p>ただ、今月末にはＲ61編成が、さらに来月中にはＲ68編成がクリーム10号（アイボリーホワイト）と青20号に復元される予定ですから、新大阪駅で見られる確率もどんどん増えてくるはずです。その一方で、今回やってきたＲ64編成とその僚友Ｒ63編成は塗り替えられることなく来月末までには廃車となる予定で、逆に考えれば、ダークグレーとフレッシュグリーンの現行塗色を見られるのは、あと一ヶ月あまりということになります。</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/05/r67.html</link>
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<category></category>
<pubDate>Tue, 06 May 2008 17:33:45 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>この連休も“加藤くん”が走ります！</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tuudoumaturi001.jpg"><img alt="tuudoumaturi001.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tuudoumaturi001-thumb.jpg" width="520" height="353" /></a><br />
<font color="blue">▲先週末の「通洞駅祭り」でお披露目となった足尾歴史館のエンドレス軌道。客車を従えて晴れ舞台に立つのはわれらが“加藤くん”。'08.4.26 Ｐ：けいてつ協会</font><br />
<font color="brown">クリックするとポップアップします。</font></p>

<p>いささか旧聞にはなりますが、先週末の4月26日（土）・27日（日）に行なわれた「通洞駅祭—わてつに乗って足尾へ行こう!!—」はたいへんな好評裏に幕を閉じ、遠路はるばる来訪される方も多かったそうです。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tuudoumaturi004.jpg"><img alt="tuudoumaturi004.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tuudoumaturi004-thumb.jpg" width="250" height="191"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:right;border:0px;"/></a>今回のイベントのテーマは「トロッコ列車」。第一のトロッコ列車は、わたらせ渓谷鐵道の「トロッコわたらせ渓谷号」、第二のトロッコ列車は足尾銅山観光の坑道見学用の珍しいラックレール式(勾配用)トロッコ列車、そして第三のトロッコ列車は、このイベントに合わせて新しく登場した足尾歴史館の「足尾ガソリン軌道・歴史館線」です。完成間際の状況はすでに<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/03/post_737.html">「“パリダカ”の増岡さんと足尾・日光のトワイライトゾ〜ンを巡る」</a>で動画を交えてお伝えしておりますが、ボランティアの皆さんの弛まぬ努力が実って、予定通り４月26日にエンドレスの２フィート軌道が“開通”しました。<br />
<font color="blue">▲キャブには古河鉱業の伝統の社紋“やまいち”マークが描かれ雰囲気を盛り上げる。'08.4.26 Ｐ：けいてつ協会</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tuudoumaturi002.jpg"><img alt="tuudoumaturi002.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tuudoumaturi002-thumb.jpg" width="520" height="274" /></a><br />
<font color="blue">▲２輌の客車を牽いて快走する“加藤くん”。足尾歴史館の皆さんの手厚い整備で調子も絶好調。'08.4.26 Ｐ：けいてつ協会</font><br />
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<p>残念ながら私はうかがえませんでしたが、ことに４月27日の日曜日は好天に恵まれたこともあってたいへんな賑わいだったそうで、かつて足尾町内を走っていたガソリン軌道を知るお年寄りの皆さんも懐かしくこの新設軌道を見ておられたとのことです。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tuudoumaturi003.jpg"><img alt="tuudoumaturi003.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tuudoumaturi003-thumb.jpg" width="250" height="162"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:right;border:0px;"/></a>現在運行しているのは“加藤くん”こと加藤製作所製４ｔディーゼル機関車と、向ヶ丘遊園から払い下げられたボギー客車２輌の編成。加藤製ディーゼル機関車はこの展示動態運転を前に、足尾歴史館のメンバーで地元で自動車整備工場を営む町田　洋さんの手によって、エンジン調整やラジエータの補修など手厚い再整備を受け、とても半世紀前の機関車とは思えないほど快調な走りっぷりを見せてくれています。<br />
<font color="blue">▲客車はかつて向ヶ丘遊園の園内軌道で使用されていたものを再整備して利用。'08.4.26 Ｐ：けいてつ協会</font><br />
<font color="brown">クリックするとポップアップします。</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tuudoumaturi006.jpg"><img alt="tuudoumaturi006.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tuudoumaturi006-thumb.jpg" width="200" height="226"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:left;border:0px;"/></a>ところでその町田さんらが中心となって現在取り組んでおられるのが、かつて足尾の町中を走り回っていたAフォード改造ガソリン機関車の復元プロジェクトです。極めて高い技術力を持っていた古河鉱業の足尾銅山工作係が昭和初期に自社で製作した自重３ｔに満たない小さなガソリン機関車は、その愛らしい姿が多くのファンを虜にし、近年になっても模型化されるなど根強い人気を誇っています。足尾歴史館ではなんとかこの“フォード”の実物大のレプリカを作って、今回完成した歴史館線で走らせようと調査を開始しています。私も手持ちの組立図や部品図のコピーをお渡しするなど微力ながら協力させていただいていますが、 “フォード”の復活が現実となる日を今から楽しみにしたいと思います。<br />
<font color="blue">▲足尾歴史館のエントランスには須永秀夫さん製作の約３分の１スケールの“フォード”が鎮座する。'08.3.25　Ｐ：名取紀之</font><br />
<font color="brown">クリックするとポップアップします。</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tuudoumaturi007.jpg"><img alt="tuudoumaturi007.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tuudoumaturi007-thumb.jpg" width="520" height="369" /></a><br />
<font color="blue">▲わたらせ渓谷は今まさに清清しい新緑のシーズンを迎えようとしている。足尾の山々をバックに走る“加藤くん”もなかなか絵になる。'08.4.27 Ｐ：けいてつ協会</font><br />
<font color="brown">クリックするとポップアップします。</font></p>

<p>さて、先週の好評を受けて、足尾歴史館では今週末の４連休にも歴史館線で“加藤くん”の公開運転を行うそうです。 昭和の香りの残る足尾の町の散策を兼ねて、訪ねてみられては如何でしょうか。<br />
<font color="brown">■足尾歴史館</font><br />
わたらせ渓谷鐵道通洞駅下車<br />
〒321-1523栃木県日光市足尾町松原2825<br />
TEL/FAX：0288-93-0189</p>

<p><strong><font color="red">※お楽しみいただいている小ブログですが、連休中は出先の通信事情の関係で休載させていただきます。５月６日より再開の予定ですので、あしからずご了承ください。</font></strong></p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/05/post_768.html</link>
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<category></category>
<pubDate>Fri, 02 May 2008 15:38:58 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>東急東横線開通８０周年記念 鉄道フェスティバル開催。</title>
<description><![CDATA[<p><img alt="touyoko1001.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1001.jpg" width="520" height="421" /><br />
<font color="blue">▲東急東横線実写版フルハイビジョン運転シミュレータは子ども用２台を含めて７台がスタンバイ。「リアルさには絶対の自信を持っています。ぜひお試しあれ」と満面の笑みの向谷さん。'08.5.1</font></p>

<p>この５月に東急東横線の現区間（渋谷〜横浜）が開通８０周年を迎えるのを記念して、明日５月２日（金）から５月７日（水）まで東急百貨店東横店で「東急東横線開通８０周年記念 鉄道フェスティバル」が開催されます。このイベントは総合プロデューサーにお馴染み向谷 実さんを迎え、最新映像を駆使したオリジナルの東横線運転シミュレータをはじめ、ジオラマ展示や写真展など、“東急線の今と昔を感じられる”ことを目指したフェスティバルです。開催前日にあたる今日は内覧会が行なわれましたので、いちはやく会場の様子をご紹介してみましょう。</p>

<p><img alt="touyoko1004.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1004.jpg" width="520" height="378" /><br />
<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1002.jpg"><img alt="touyoko1002.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1002-thumb.jpg" width="250" height="200" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1003.jpg"><img alt="touyoko1003.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1003-thumb.jpg" width="250" height="200" /></a><br />
<font color="blue">▲さっそく挑戦する編集部・小野。もちろんあえなくゲームオーバー。下は初期設定画面で、列車種別を選択したのち、5050系、9000系、Y500系を選択できる。ちなみにここだけの話、向谷さんによると「各停」（菊名−元住吉）が一番難易度が高いとのこと。'08.5.1</font><br />
<font color="brown">クリックするとポップアップします。</font></p>

<p>まず注目を集めていたのが、子ども用を含めて７基も設置された東急東横線実写版フルハイビジョン運転シミュレータ。すでに本誌296号誌上では開発にあたった向谷　実さんにその拘りの一端を語っていただいておりますが、5050系をはじめ、9000系や横浜高速鉄道のＹ500系なども作り分けられており、しかも設置されるシミュレータどれでも列車種別・形式を自由に選択できるのが嬉しい限りです。</p>

<p><img alt="touyoko1005.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1005.jpg" width="520" height="378" /><br />
<font color="blue">▲エントランスには東急東横線の歴史が、貴重な写真を交えてさながら絵巻のように展示されている。'08.5.1</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1006.jpg"><img alt="touyoko1006.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1006-thumb.jpg" width="250" height="200" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1007.jpg"><img alt="touyoko1007.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1007-thumb.jpg" width="250" height="200" /></a><br />
<font color="blue">▲わかりやすい年表とともに、各駅の歴史写真も展示されていて思わず引き込まれてしまう。写真右は弊社所在地の都立大学駅のコーナー。'08.5.1</font><br />
<font color="brown">クリックするとポップアップします。</font></p>

<p>また、東急東横線80周年記念オリジナルパッケージの鉄道コレクション旧7000系と、Ｂトレインショーティー5050系が特設会場で先行販売される予定で、こちらも人気を呼ぶこと間違いありません。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1008.jpg"><img alt="touyoko1008.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1008-thumb.jpg" width="250" height="200" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1009.jpg"><img alt="touyoko1009.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1009-thumb.jpg" width="250" height="200" /></a><br />
<font color="blue">▲めったにお目にかかれない歴史的資料の実物も多数展示されている。左は琺瑯製の駅名標、右は記念乗車券の数々。'08.5.1</font><br />
<font color="brown">クリックするとポップアップします。</font></p>

<p><strong><font color="brown">■東急東横線開通８０周年記念 鉄道フェスティバル</font></strong><br />
○開催期間 <font color="red">５月２日（金）〜５月７日（水）</font><br />
○開催場所 東急百貨店東横店 西館８階 特設会場（東京都渋谷区渋谷）<br />
○開催時間 10 時〜21時／５月３日（土・祝）〜６日（火・振休）は20時閉場、最終日７日（水）は17時閉場（入場は閉場の各３０分前まで）<br />
○入場料 500円（税込／小学生以下は無料）<br />
○内容<br />
<font color="blue">〔体験コーナー〕</font><br />
・東急東横線実写版フルハイビジョン運転シミュレータ（時間帯別整理券制／１回10分）<br />
・撮影広場<br />
<font color="blue">〔展示コーナー〕</font><br />
・東急電鉄Ｎゲージジオラマ<br />
・東急東横線各駅今昔史<br />
渋谷から旧・桜木町駅（2004年廃止）まで、東横線の主要駅の沿線や街並みの移り変わりなどを貴重な写真や絵画でたどる。<br />
・東急電鉄コレクション<br />
<font color="blue">〔販売コーナー〕</font>（入場無料）<br />
・東急東横線開通80周年記念オリジナルグッズ<br />
・東急線グッズ<br />
大井町線6000系、池上線・東急多摩川線新7000系ストラップや、Ｔシャツなどの東急線グッズを販売。<br />
・「スーパーベルズ＆向谷 実」　夢のコラボレーションＣＤ「東横特急」<br />
東横線の車内アナウンスをアレンジした、新感覚の音楽アルバム（５月８日発売予定）を特設会場にて先行販売。<br />
・東急8000系車輌解体部品<br />
40年近く東急線で活躍した8000系の解体部品を、抽選で販売。<br />
（応募は５月４日（日・祝）10時〜11時に東急東横店東館屋上の特設会場で受付。）<br />
・東急電鉄記録写真　「街と駅　８０年の情景」<br />
東急電鉄の東横線・池上線・大井町線８０周年を記念して、５月２日に発行されるフォトブックを特設会場にて販売。</p>

<p><img alt="touyoko1010.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1010.jpg" width="520" height="383" /><br />
<font color="blue">▲会場にはT-TRAK Networkの皆さんによるＮゲージの東横線モジュールも登場。写真は北野誠之さん作の渋谷駅。'08.5.1</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1011.jpg"><img alt="touyoko1011.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1011-thumb.jpg" width="250" height="177" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1012.jpg"><img alt="touyoko1012.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/touyoko1012-thumb.jpg" width="250" height="177" /></a><br />
<font color="blue">▲左は野牛弘幸さん作の武蔵小杉駅。世田谷線のモジュール・レイアウト（右）も展示されている。'08.5.1</font><br />
<font color="brown">クリックするとポップアップします。</font></p>

<p>会場では同時に、東急沿線情報誌「SALUS（サルース）」編集部が厳選した東急沿線の名店15店舗が出店するグルメイベント「SALUS KITCHEN」も開催されます（入場無料）。百貨店初出店のカフェやベーカリーなど、沿線の人気店の逸品が渋谷に大集合するそうで、ご家族連れでも楽しめるイベントとなります。<br />
</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/05/post_767.html</link>
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<category></category>
<pubDate>Thu, 01 May 2008 15:33:11 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ブロニカＳ２の“引き蓋”。</title>
<description><![CDATA[<p><img alt="s2hikibuta.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/s2hikibuta.jpg" width="520" height="384" /></p>

<p>新橋駅前にある創業60年という老舗中古カメラ店「大庭商会」がこの４月30日をもって営業を終えると知ったのは、うかつにも先週末になってからのことでした。二階のあのケースにあった○○は、そういえば××もあったはずなどと押っ取り刀で駆けつけてみたものの、案の定、時遅かりし、すでにどのショーケースも“蚕食”され尽くしたあとでした。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6560nn.jpg"><img alt="IMGP6560nn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6560nn-thumb.jpg" width="250" height="250" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6570nn.jpg"><img alt="IMGP6570nn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6570nn-thumb.jpg" width="250" height="250" /></a><br />
<font color="blue">▲ゼンザブロニカＳ２は６×６判クイックリターン式マニュアル一眼レフの最終完成型として1965（昭和40）年に誕生した。時あたかも“ＳＬブーム”前夜。まさにブームを駆け抜けた機種のひとつであった。右は引き蓋を半分引いた状態。</font><br />
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<p>そんななか、せめて記念の品に何かと物色している際に目に止まったのが、階段横のショーケースに束になって置かれていたゼンザブロニカＳ２の“引き蓋”です。リビルト品らしく鋼線のハンドルのないただのステンレス板といったところですが、実はかねてよりいつかは調達せねばと気になっていたもので、さっそく一枚買って帰ることにしました。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6576nnn.jpg"><img alt="IMGP6576nnn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6576nnn-thumb.jpg" width="250" height="195" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6577nnn.jpg"><img alt="IMGP6577nnn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6577nnn-thumb.jpg" width="250" height="195" /></a><br />
<font color="blue">▲軽量強靭な一体鋳造のスウェーデン鋼が美点のハッセルブラッドに比べると、残念ながらブロニカＳ２は1.3倍ほど重い。左は引き蓋を半分引いた状態。本来は弓型を描く鋼線製のハンドルが付く。右は巻き上げクランク側。</font><br />
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<p>というのも、私のブロニカＳ２はいつの頃からか“引き蓋”が行方不明になってしまっており、フィルムマガジンが外れないばかりか、空シャッターも切れない状態だったのです。お使いになったことのある方ならご存知と思いますが、このフィルムマガジンの引き蓋は、マガジン取り外しの際のロックになっているとともに、基本的にマガジンを外した状態でないとシャッターコッキングができないのです。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6571nn.jpg"><img alt="IMGP6571nn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6571nn-thumb.jpg" width="250" height="249" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6573nn.jpg"><img alt="IMGP6573nn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6573nn-thumb.jpg" width="250" height="250" /></a><br />
ある日、しばらく使っていないのでせめて空シャッターだけでもと我がＳ２を引っ張り出してみたものの、あれっ、引き蓋が付いていないではないですか。どこかに無意識にしまったのでしょうが、これがいくら探しても見つかりません。結局その日以降、一度も空シャッターを切ることもなく、我がブロニカＳ２は20年近くも惰眠を貪ることとなります。<br />
<font color="blue">▲引き蓋を強く奥まで押し込むとフィルムマガジンが外れる（左）。フィルムの交換はマガジンを外さずとも可能で、フィルムさえ装填すれば引き蓋がなくてもシャッター・チャージが出来る。</font><br />
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<p>後日、この手のカメラの“裏技”にめっぽう詳しい方に伺ったところでは、引き蓋を入れず、マガジンも外さずに空シャッターを切る裏技、いや荒技もあるそうです。フィルムマガジンの220フィルム切り替えノブがスプールの回転軸も兼ねており、巻き上げクランクの回転に合わせて空転しますが、このノブを空転しないように強引に押さえ込んで巻き上げるとセルフコッキングが効くというものです。試してみましたが、かなりの力が必要なのと、なにか取り返しのつかない壊れ方をしそうで、決してお勧めはできません。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/DD51manbe101.jpg"><img alt="DD51manbe101.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/DD51manbe101-thumb.jpg" width="520" height="518" /></a><br />
<font color="blue">▲我がＳ２が最後に稼動した頃の一枚。倶知安で通票を受ける函館発旭川行き下り121レ。牽引機は小樽築港区のＤＤ51 716で、区名札差に入れられた伝統の「築」と重連総括を示す「重」の文字が懐かしい。拡大するとわかるが、このコマはきちんとフィルムの平面性が出ているようで、平面性とブレさえ押さえ込めば、ニッコール75㎜の解像力はすこぶる良い。'85.1.1　倶知安</font><br />
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<p>いずれにせよ、大庭商会さんの最後の放出品で、我がブロニカＳ２には再びあの盛大なシャッター音が甦りました。“ブレニカ”と揶揄された後退式クイックリターンミラーのショック、シャッターコッキング時のガキッという決して気持ちの良くはない音、そして常に悩まされたフィルムの平面性と、多難な印象ばかりが甦ってきますが、それでも私にとって“ハッセル前夜”の日々を共に歩いた大切な一台ではあります。期せずして引き蓋も手に入ったことですし、今度の休みは久しぶりにフィルムを詰めてみることにしましょうか…。</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/04/s2.html</link>
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<category></category>
<pubDate>Wed, 30 Apr 2008 09:37:39 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>写真展「中国の炭鉱軌道」開催中。</title>
<description><![CDATA[<p><img alt="tyuugokunotannkoukidou002.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tyuugokunotannkoukidou002.jpg" width="520" height="351" /><br />
<font color="blue">▲写真展「中国の炭鉱軌道」から。急速に近代化が進んでいるとはいえ、まだまだ中国全土に小規模な炭礦が無数にあり、そこには必ずと言ってよいほど軌道が敷設されている。Ｐ：寺本孝広</font></p>

<p>東京都心のギャラリー「アートスペース・モーター」で寺本孝広さんの写真展「中国の炭鉱軌道」が開催されています。そのタイトルのとおり、中国各地に存在する炭礦軌道をテーマとした写真展ですが、Ｃ２形蒸気機関車の活躍で人気を博している芭石鉄道（四川省）などのいわば“メジャー”筋ではなく、ひたすら中国各地の小規模炭礦に息づく名も知れぬ軌道ばかりを追っているのが異色です。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tyuugokunotannkoutetudou203.jpg"><img alt="tyuugokunotannkoutetudou203.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tyuugokunotannkoutetudou203-thumb.jpg" width="250" height="187"style="margin-left:10px; margin-top:8px;float:right;border:0px;"></a>エネルギー資源に恵まれた中国では、各地に大規模な炭田があり、近年の目覚しい経済発展とともにその需要は拡大の一途を辿っています。しかし、撫順炭礦（アーカイブ<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2005/11/post_129.html">「３連接の凸電」</a>、<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2007/05/post_540.html">「ジテとの邂逅」</a>参照）のように“超”の付くほど大規模な炭礦がある反面、わずかな鉱区の採掘権だけを頼りに出炭を続ける小規模炭礦も星の数ほどあり、そこには必ずと言ってよいほど運搬用のナローゲージ軌道が敷設されています。<br />
<font color="blue">▲会場のアートスペース・モーターは３年ほど前に斉木　実さんと米屋浩二さんが<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2005/10/post_106.html">写真展「鉄道遺産を旅する」</a>を開催したギャラリー。新富町駅と八丁堀駅のちょうど中間に位置する。'08.4.26</font><br />
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<p>寺本さんが情熱を傾けて撮り続けてきたのは、こういった小規模炭礦の軌道で、そこに活躍するのはまるで時代から取り残されたようなプリミティブな車輌たちです。集電装置さえ失われた鉱山用電気機関車は運転士が片手に持つ竿を架線に接触させることによって通電し、“狸堀”のような零細坑では真っ黒になった坑夫が炭車を押す…それはわが国では遥か昔に消え去った光景であるとともに、近代化めまぐるしい中国にあっても、遠からず過去のものとなってゆく姿にちがいありません。</p>

<p><img alt="tyuugokunotankoukidou202.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tyuugokunotankoukidou202.jpg" width="520" height="385" /><br />
<font color="blue">▲コラージュを別にして展示作品は40点ほど。それぞれの作品には解説とともに所在地をプロットした中国地図が添えられている。'08.4.26</font></p>

<p>それにしてもよくぞこれだけの撮影が可能になったものだと改めて感心しますが、実はその裏には寺本さんの涙ぐましい努力の積み重ねがあります。地図で“あたり”をつけ、単身、乗合バスで現地に入ったあとは、ひたすら撮影許可の交渉…丸一日歩き回ってすべて断られることさえあるそうですから、その情熱というか根気強さには脱帽です。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tyuugokunotannkoukidou201.jpg"><img alt="tyuugokunotannkoukidou201.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tyuugokunotannkoukidou201-thumb.jpg" width="520" height="449" /></a><br />
<font color="blue">▲各地の炭礦で捉えた寸景がコラージュとして最奥の壁面を埋め尽くしている。軌道のみならず、そこにある人々の営みが生き生きと写し出されている。'08.4.26</font><br />
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<p>その寺本さん、かつて武蔵工業大学在学中はその名も『立入禁止』という伝説の機関誌を編集しておられました。日本国内の工場専用線や製鉄所、鉱山など、市販誌には馴染まない、文字通り立入禁止区域にある鉄道・軌道を実に丹念に調べ上げられており、天草地方の陶石軌道レポートなど本邦初となる発表も少なくありませんでした。また、圧縮空気機関車の研究でも日本油空圧学会の学会誌に成果を発表されるなどしています。</p>

<p><img alt="tyuugokunotannkoukidou001.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tyuugokunotannkoukidou001.jpg" width="520" height="352" /><br />
<img alt="tyuugokunotannkoukidou003.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/tyuugokunotannkoukidou003.jpg" width="520" height="291" /><br />
この一風変わった（失礼…）写真展、今週土曜日５月３日まで開催されております。最終日以外は夜20時までと会社帰りにも立ち寄りやすい設定となっておりますので、連休谷間の一日、ご覧になってみられては如何でしょうか。</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/04/post_757.html</link>
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<category></category>
<pubDate>Tue, 29 Apr 2008 15:58:15 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>209系訓練車を公開。</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1100n.jpg"><img alt="IMG_1100n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1100n-thumb.jpg" width="520" height="303" /></a><br />
<font color="blue">▲209系訓練車の２号車側外観。湘南新宿ライナーカラーはもとより、方向幕等がまったくない姿も特筆される。'08.4.28　総合訓練センター　Ｐ：ＲＭ</font><br />
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<p>本日、ＪＲ東日本の「東京・大宮総合訓練センター」のプレス見学会が行なわれ、このたび導入されたばかりの209系訓練車も公開されました。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1185n.jpg"><img alt="IMG_1185n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1185n-thumb.jpg" width="300" height="175"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:right;border:0px;"/></a>この「東京・大宮総合訓練センター」はＪＲ東日本の東京支社および大宮支社の運転業務に従事する方を対象に、異常時対応訓練を行なう施設で、東大宮駅から徒歩15分ほどに位置します。27,000㎡近い広大な敷地には運転操縦設備、駅設備、信号設備等を擁し、平成20年度だけでも3400名（駅社員840名、車掌900名、運転士1050名、保守社員550名、指令60名）の訓練入所者を受け入れる予定だそうです。<br />
<font color="blue">▲長年にわたって訓練車を務めてきた前任の103系。'08.4.28　総合訓練センター　Ｐ：ＲＭ</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1137n.jpg"><img alt="IMG_1137n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1137n-thumb.jpg" width="520" height="300" /></a><br />
<font color="blue">▲１号車はパンタグラフを備える。ちなみにこの２輌は車輌として車籍はなく、従って形式番号の車体標記もない。'08.4.28　総合訓練センター　Ｐ：ＲＭ</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1170n.jpg"><img alt="IMG_1170n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1170n-thumb.jpg" width="250" height="166" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1178n.jpg"><img alt="IMG_1178n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1178n-thumb.jpg" width="250" height="166" /></a><br />
<font color="blue">▲営業用の209系では見られない開放タイプの運転室仕切（左）と、運転台（右）。'08.4.28　総合訓練センター　Ｐ：ＲＭ</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1051n.jpg"><img alt="IMG_1051n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1051n-thumb.jpg" width="520" height="346" /></a><br />
<font color="blue">▲２号車の車内見通し。基本的には大きな変更はないが、前方の運転室仕切が開放タイプとなったためにかなり印象が異なる。'08.4.28　総合訓練センター　Ｐ：ＲＭ</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1047n.jpg"><img alt="IMG_1047n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1047n-thumb.jpg" width="520" height="346" /></a><br />
<font color="blue">▲車端部にはＡＴＣ装置のほか手旗など訓練用具が置かれている。'08.4.28　総合訓練センター　Ｐ：ＲＭ</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1042n.jpg"><img alt="IMG_1042n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1042n-thumb.jpg" width="250" height="166"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:right;border:0px;"/></a>そしてこの訓練センター構内の営業線を全長660ｍに凝縮した訓練線（３駅設備）で使用されるのが209系を２輌編成にした訓練車です。これまでは1996（平成8）年４月に導入された103系を種車にした訓練車を用いてきましたが、あいつぐ新系列車輌の投入や、新しい保安装置の導入などによって、より現状の機能に見合った訓練を行なう必要性から今回の209系訓練車の導入となったものです。<br />
<font color="blue">▲クモハ208-76…？…実在しないナンバーも訓練車ならでは。'08.4.28　総合訓練センター　Ｐ：ＲＭ</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1043n.jpg"><img alt="IMG_1043n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_1043n-thumb.jpg" width="200" height="288"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:left;border:0px;"/></a>新訓練車となった209系は１号車＋２号車の２連。列車情報管理システムTIMS(Train Information Management System)と同様な表示機能を搭載し、各種保安装置を両運転台に搭載しているのが大きな特徴です。訓練時に用いられる放送装置やＣＣＤカメラ等の映像装置も追加されており、209系と言っても極めて特殊な使命を帯びたものとなっています。なお、車体塗色は湘南新宿ラインカラーとなっているのも特筆されます。<br />
<font color="blue">▲「長野総合車両センター平成20年改造」の銘板が車端裾部に取り付けられている。'08.4.28　総合訓練センター　Ｐ：ＲＭ</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/209kunrenfig.jpg"><img alt="209kunrenfig.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/209kunrenfig-thumb.jpg" width="520" height="376" /></a><br />
<font color="blue">▲209系訓練車の主な訓練設備。（ＪＲ東日本東京支社提供）</font><br />
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<p>この209系訓練車は、救済運転の取り扱い、信号機故障時の取り扱い、踏切事故の取り扱い、人身事故時の取り扱い、保安装置故障時の取り扱い、ＴＥ装置の取り扱いなど、運転取り扱いの基本的知識・技術、異常時の処置能力および判断力を身につけるために大きな貢献をしてくれるはずです。なお、同訓練センターに設置されている３台のシミュレータも最新の機能に見合った内容にアップデートされています。普段は目にすることのできない施設ですが、鉄道の安全がこういった訓練センターによってしっかりと護られていることを、私たちも再認識したいと思います。</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/04/209.html</link>
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<category></category>
<pubDate>Mon, 28 Apr 2008 20:48:55 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>新緑の大井川鐵道を訪ねる。（下）</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa326.jpg"><img alt="ikawa326.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa326-thumb.jpg" width="520" height="384" /></a><br />
<font color="blue">▲接阻峡温泉駅はアプト開通までは川根長島駅を名乗っていた井川線の主要中間駅。現在でも16：26着→翌10：27発の折り返し列車の設定があり、構内には駐泊設備もある。'08.4.20</font><br />
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<p>さてその井川線ですが、実は昨年７月より静岡県農林事務所の治山工事のため千頭～奥泉間が運休しバス代行となっていました。この３月29日より全線の運転を再開したばかりで、川根両国、沢間、土本、川根小山といったアプト区間手前で列車の姿が見られるのは８ヶ月ぶりということになります。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa360.jpg"><img alt="ikawa360.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa360-thumb.jpg" width="250" height="185" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa396.jpg"><img alt="ikawa396.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa396-thumb.jpg" width="250" height="185" /></a><br />
<font color="blue">▲道路橋上から見た川根両国の井川線両国工場。静態保存されているDD107の姿も見える（左）。右は千頭駅構内の井川線車輌たち。奥に見えるオープンデッキのスハフ１形はこの連休の５月３～５日には「かわかぜ号」としてDBに牽かれて千頭－川根両国間を走る。'08.4.20</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa378.jpg"><img alt="ikawa378.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa378-thumb.jpg" width="520" height="386" /></a><br />
<font color="blue">▲かつての千頭森林鉄道の分岐駅であった沢間駅。千頭からこの沢間までの区間が3'6"と2'6"のデュアルゲージとなっていた。画面前方が千頭方で、右の道路がかつての千頭森林鉄道軌道跡。'08.4.20</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa384.jpg"><img alt="ikawa384.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa384-thumb.jpg" width="250" height="185"style="margin-left:10px; margin-top:8px;float:right;border:0px;"/></a>その運休区間にある沢間駅はかつての千頭森林鉄道の分岐駅でもあります。千頭駅裏の貯木場を出た千頭森林鉄道の列車は、デュアルゲージで井川線に乗り入れ、川根両国、沢間と進み、ここ沢間駅から寸又川沿いに渓谷を分け入ってゆきました。地元観光協会が「すまた号」と命名した湯治客輸送列車も走っていたというこの千頭森林鉄道は、東京営林局管内としては最大規模の森林鉄道で、その廃止も1968（昭和43）年４月と森林鉄道としては比較的後年です。現在でも寸又峡温泉に機関車や客車が保存されているのはかつてご紹介（アーカイブ<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2007/02/post_469.html">「寸又峡温泉の保存車たち」</a>参照）したとおりです。<br />
<font color="blue">▲その沢間駅構内の柵には千頭森林鉄道で使われていたと思われる軽レールが…。'08.4.20</font><br />
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<p><img alt="ikawa330.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa330.jpg" width="520" height="386" /><br />
<font color="blue">▲満開の山桜を潜るように接阻峡温泉に到着する下り列車。井川線の下り列車はすべて制御車クハ600形が先頭となる。'08.4.20</font></p>

<p>途中交換駅の接阻峡温泉、かつての川根長島を過ぎるとさすがに並行道路も険しい山道となり、井川線はまさに深山幽谷の中へと分け入ってゆきます。ことに尾盛－閑蔵間は取り付け林道さえなく、線路は等高線をトレースするかのようにうねうねと森の中を走り続けます。</p>

<p><img alt="ikawa323.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa323.jpg" width="520" height="697" /><br />
<font color="blue">▲昔から変わらぬ井川線のハイライト関の沢橋梁をゆく。1954（昭和29）年、高さ100ｍのこの橋梁の完成をもって井川線が全線開通した。'08.4.20</font></p>

<p>その尾盛－閑蔵間、第２尾盛隧道と平岩隧道に挟まれた断崖絶壁に架かるのが古くから井川線のシンボルとなってきた関の沢橋梁です。長さ114ｍの雄大なアーチ橋は水面からの高さ実に100ｍ。近年では通過する列車は歩くほどの速度まで減速し、乗客にその景観を披露しています。それにしても今でこそ客車も密閉タイプとなったものの、最初に訪れた頃はまだまだオープンデッキの旧型客車が全盛で、この橋を渡る時は結構な恐怖だったのを思い出します。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa305.jpg"><img alt="ikawa305.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa305-thumb.jpg" width="520" height="388" /></a><br />
<font color="blue">▲終点・井川で発車を待つ上り千頭行き。井川駅の構内は狭隘な崖ふちにへばりつくように広がる。'08.4.20</font><br />
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<p>そして最後に訪れたのが終点の井川駅です。井川ダム堰堤に隣接するように設けられたこの駅は、今でこそ観光客で賑わっていますが、本来はダム建設の人員・資材輸送の要衝でした。もっとも実際の貨物ヤードはさらに先に伸びた貨物専用線の堂平と呼ばれる場所に設けられていました。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa306.jpg"><img alt="ikawa306.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa306-thumb.jpg" width="250" height="185" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa301.jpg"><img alt="ikawa301.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa301-thumb.jpg" width="250" height="185" /></a><br />
<font color="blue">▲井川駅本屋（左）と本線の終端部分（右）。ただし、線路は手前で分岐しさらに貨物駅であった堂平まで続いている。井川線本来の使命は井川ダムの建設資材をこの堂平基地まで運搬することにあった。'08.4.20</font><br />
<font color="brown">クリックするとポップアップします。</font></p>

<p>ところでこの井川－堂平間の専用線、いったんは軌道撤去されたものの、奥地の小規模ダム建設用資材輸送のために1986（昭和61）年に復活を果たしています。ここを使って小型蒸気機関車の動態保存運転をできれば…と当時副社長だった白井　昭さんからうかがったことがありますが、もし実現していれば、アプトとともに井川線のもうひとつのアピールポイントとなったことでしょう。</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/04/post_755.html</link>
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<pubDate>Sun, 27 Apr 2008 10:14:37 +0900</pubDate>
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<title>新緑の大井川鐵道を訪ねる。（中）</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa420n1.jpg"><img alt="ikawa420n1.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa420n1-thumb.jpg" width="520" height="384" /></a><br />
<font color="blue">▲ED90を先頭にアプト区間を下る千頭行き。背後には長島ダムの偉容が迫る。'08.4.20　長島ダム−アプトいちしろ</font><br />
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<p>大井川鐵道本線の蒸気機関車も久しぶりなら、井川線を訪ねるのもほぼ２年ぶりとなります。ただ、その間に白井　昭さんのＲＭライブラリー<a href="http://shopping.hobidas.com/shop/hobidas-syoten/item/77705204.html">『大井川鐵道井川線』</a>を編集していますので、感覚的にはそれほど久しぶりとは思えないのが不思議です。</p>

<p><img alt="ikawasen420n2.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawasen420n2.jpg" width="520" height="391" /><br />
<font color="blue">▲アプト区間ひと駅間で89mの標高差を克服するだけあって、眼下を行く列車も見事に傾斜して見える。'08.4.20　長島ダム−アプトいちしろ</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa420n3.jpg"><img alt="ikawa420n3.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa420n3-thumb.jpg" width="250" height="176"style="margin-left:10px; margin-top:8px;float:right;border:0px;"/></a>アプトいちしろ駅から坂を上がっていった所にあるアプト区間を一望できるポジションへ。1990（平成2）年のアプト区間開業時、いや開業前の試運転時から幾度となく訪れているお馴染みのポジションですが、ここに来るたびに思い出されるのは交通博物館副館長だった松沢正二さんのありし日のお姿です。日本鉄道保存協会の顧問で交通関係の著作が多い松沢さんですが、実は洋ランの研究家としてもたいへん高名で、植物に関しても信じられないほどの博識をお持ちでした。かつてこのポジションでご一緒した時、撮影の間合いに周辺の草木を丁寧に説明してくださいましたが、私のような者にはただの“雑草”にしか見えない足元の植物を、慈しむように熱心に語られていたのを昨日のことのように思い出します。<br />
<font color="blue">▲３輌のED90はそれぞれ異なった汽笛を備えており、その音色で個体識別が可能。'08.4.20　アプトいちしろ</font><br />
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<p><img alt="ikawa420n4.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa420n4.jpg" width="520" height="370" /><br />
<font color="blue">▲ED90のサポートでアプト区間を下り、再び自力で千頭へと向かうDD201牽引の上り列車。DD201はスイスの姉妹鉄道にちなみ“ROTHORN”とネーミングされている。'08.4.20　アプトいちしろ</font></p>

<p>早いものでアプト開通から18年、長島ダム周辺も大きく様変わりしました。かつては「閑蔵林道」だけだった沿線道路もすっかり整備され、少なくとも千頭～接阻峡温泉間は初心者ドライバーでも楽々走れる快適な道となっています。あまりの渓谷の険しさから人を阻む＝接阻峡と名づけられたという秘境も着実に新しい時代を迎えているようです。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa420n5.jpg"><img alt="ikawa420n5.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/ikawa420n5-thumb.jpg" width="250" height="168"style="margin-right:10px; margin-top:8px;float:left;border:0px;"/></a>余談ながらその閑蔵林道には苦い思い出があります。四半世紀以上も前のことですが、当時はそれほど普及していなかったレンタカーを借りて井川線の撮影に向かった時のことです。例のごとく、自損であろうと必ず警察で事故証明を…と借り受け時に営業所で念を押されたのですが、こともあろうに閑蔵林道で落石にあってしまったのです。ボンネット･リッドが凹む程度の損傷で走行に支障はなかったのですが、さて、事故証明となると…。<br />
<font color="blue">▲2001（平成13）年製の展望客車スロフ316。井川線用車輌としては一番新しい車輌である。'08.4.20　アプトいちしろ</font><br />
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<p>長島の駐在所まで行き、迷惑顔のおまわりさんを連れて現場確認に戻ったものの、今度は肝心の“現場”がどこだったかわからなくなってしまいました。とにかくいたる所落石だらけで、今さら思えばよくぞ普通乗用車であんな林道へ分け入ったのもだと思いますが、とにかく適当（！）に現場を確認して証明書を作ってくれました。ただ、そんなこんなで半日が潰れてしまい、結局、その日の井川線の写真はほとんど残っていません。</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/04/post_766.html</link>
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<pubDate>Sat, 26 Apr 2008 13:13:50 +0900</pubDate>
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<title>新緑の大井川鐵道を訪ねる。（上）</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6432nn.jpg"><img alt="IMGP6432nn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6432nn-thumb.jpg" width="520" height="388" /></a><br />
<font color="blue">▲横郷付近を行くＣ10 8牽引の臨時列車。桜も終わり、川根路はもうすっかり新緑に包まれている。ちなみに今回の一連の写真はすべてコンパクト・デジカメによる撮影。'08.4.20　塩郷−下泉</font><br />
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<p>先日、名古屋からの帰路、ひさしぶりに大井川鐵道を訪れました。前回の訪問がＣ11 190の炭庫換気窓を見に行った（アーカイブ<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2006/05/11_190.html">「Ｃ11 190の“換気窓”」</a>参照）一昨年のゴールデンウィークですから、またしても２年近くご無沙汰をしてしまったことになります。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6429nn.jpg"><img alt="IMGP6429nn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6429nn-thumb.jpg" width="250" height="345"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:right;border:0px;"/></a>午前中から20℃を超えて初夏を思わせる日差しの下、新金谷駅駅頭は時ならぬ人出でごったがえしていました。今日は「川根茶の日」のイベント開催に合わせてＣ10牽引の臨時列車も運転されるのだそうで、バスを連ねてやってきた団体観光客を交えてたいへんな賑わいぶりです。人ごみを掻き分けて改札口に辿りついてみれば、定期の「かわね路号」（101レ）はとっくに満席。蒸気機関車の動態保存がいろいろな面で難しい局面を迎えているなかにあって、この賑わいぶりはなによりも心強い限りです。<br />
<font color="blue">▲つつじに彩られた家山駅。木製のラッチがこの駅が歩んできた時の流れを想わせる。'08.4.20</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6435nn.jpg"><img alt="IMGP6435nn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6435nn-thumb.jpg" width="250" height="188"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:left;border:0px;"/></a>気がついてみれば、国鉄本線蒸機廃止の翌年、1976（昭和51）年に運転を開始した「かわね路号」も今年で33年目を迎えることになります。まだ山口線での動態復活など影も形もなかった時代に、パイオニアとして蒸気機関車の動態保存に取り組んだ大井川鐵道は、わが国のその後の動態復活に大きな道筋を示してくれました。残念ながら今回は出会うことができませんでしたが、最初の動態保存機となったＣ11 227が今もってシンボル的存在として元気に活躍してくれているのも嬉しい限りです。<br />
<font color="blue">▲「川根茶の日」のヘッドマークを掲出した1001レ。この日は最後部に展望車スイテ82を連結した３輌編成。'08.4.20　崎平−千頭</font><br />
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<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6422nn.jpg"><img alt="IMGP6422nn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6422nn-thumb.jpg" width="520" height="392" /></a><br />
<font color="blue">▲新金谷の車輌区をちょうど見下ろす位置に新道の陸橋が出来ていた。折りしも通り過ぎてゆくのはもと近鉄16000系の下り普通列車。画面右へ伸びてゆくのは構外側線。'08.4.20　金谷−新金谷</font><br />
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<p>木造の新金谷駅をはじめ、周囲はほとんど変わることなく２年ぶりの再訪を迎えてくれましたが、少しばかり驚いたのは車輌区の上り方に立派な陸橋ができていることでした。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6361nn.jpg"><img alt="IMGP6361nn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6361nn-thumb.jpg" width="250" height="187"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:left;border:0px;"/></a>新金谷駅の上り方、ちょうど車輌区の東側あたりからは大井川河岸へと続く構外側線が分岐しており、以前は一帯が茫洋とした荒地でした。それが驚いたことに立派な道路が造成中で、その取付道として大井川鉄道本線を跨ぐこれまた立派な陸橋が新設されています。どうやら構外側線周辺は宅地として開発されるようで、一部はすでに区画整理まで完了しています。陸橋上から見下ろすと車輌区が手に取るように見渡せ、これまでにないアングルが実に新鮮ですが、その一方、文字通りのトワイライトゾ〜ンとなっていた構外側線は、踏切を含めてすっかり整備されてしまい、その点はちょっと拍子抜けではありました。<br />
<font color="blue">▲同じく陸橋上から新金谷構外側線をのぞむ。この付近は新道の建設とともに宅地開発も進んできている。'08.4.20</font><br />
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<p><img alt="IMGP6474nn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6474nn.jpg" width="520" height="442" /><br />
<font color="blue">▲大井川第３橋梁を行くＣ56 44牽引の101レ「かわね路号」。先ごろ復活なったＣ56も４年ぶりに汽笛を響かせている。'08.4.20</font></p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6476nn.jpg"><img alt="IMGP6476nn.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMGP6476nn-thumb.jpg" width="250" height="187"style="margin-left:10px;margin-top:8px;float:right;border:0px;"/></a>Ｃ10 8牽引の「川根茶の日」1001レに続いてやってきた定期101レ「かわね路号」はＣ56 44の牽引。昨年10月にタイ国鉄仕様となって４年ぶりの復活を遂げた機関車（アーカイブ<a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2007/09/c56.html">「Ｃ56 44“タイ国鉄仕様”が試運転」</a>参照）ですが、私は復活後の姿を目にするのはもちろん初めて。結構蒸し暑く感じる気温とあいまって、大井川第３橋梁を行くその姿が、かのカンチャナブリとオーバーラップして見えたのは気のせいでしょうか<br />
<font color="blue">▲101レの後部につくのは住友大阪セメント伊吹工場専用線からスカウトされてきたＥＤ501形「いぶき」。'08.4.20</font><br />
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<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/04/post_765.html</link>
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<pubDate>Fri, 25 Apr 2008 12:53:34 +0900</pubDate>
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<title>489系トップナンバー健在。</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/3N3H8659n.jpg"><img alt="3N3H8659n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/3N3H8659n-thumb.jpg" width="520" height="349" /></a><br />
<font color="blue">▲国鉄特急色ボンネット車の並びがまだ見られるとは…。予備編成（奥）と顔を合わせたトップナンバーＨ１編成。'08.4.3　金沢総合車両所　Ｐ：ＲＭ（新井　正）</font><br />
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<p>1958（昭和33）年11月、“ビジネス特急”「こだま」は、従来の国鉄車輌のイメージを根底から覆すボンネットスタイルで鮮烈なデビューを飾りました。そうです、1958年ということは今年でちょうど50年、半世紀を迎えることになるのです。</p>

<p><img alt="3N3H8642n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/3N3H8642n.jpg" width="250" height="157" /><img alt="3N3H8596n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/3N3H8596n.jpg" width="250" height="157" /><br />
<font color="blue">▲Tc489-1とTc489-501の車体標記。形式記号の頭につく直径40㎜の●印は今や過去のものとなった「横軽対策車」の証。'08.4.3　金沢総合車両所　Ｐ：ＲＭ（新井　正）</font></p>

<p>オリジナルのモハ20系（151系）から161系、181系、481系、485系と脈々と引き継がれてきたボンネットスタイルは、1971（昭和46）年に横軽（碓氷峠）対応の489系へと継承されます。最初に誕生したのは先頭車クハ489形をはじめ、モハ488・489形、サロ489形、サシ489形の５形式54輌。なかでもクハ489形はＥＦ63形と連結する関係から向きが固定され、下り方が０番代、上り方が500番代と作り分けられました。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/3N3H8800n.jpg"><img alt="3N3H8800n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/3N3H8800n-thumb.jpg" width="520" height="338" /></a><br />
<font color="blue">▲唯一の定期ボンネット運用となった「能登」で活躍を続ける金沢のトップナンバー編成Ｈ１（写真はTc481-501）。1971（昭和46）年生まれの現役長老車輌である。ちなみに現在「能登」は必ず国鉄特急色のボンネット車が充当される貴重な列車である。'08.4.3　金沢総合車両所　Ｐ：ＲＭ（新井　正）</font><br />
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<p>そのクハ489形０番代、500番代のそれぞれトップナンバーが奇跡的に生き残っている、しかも“今なお現役”として生き残っていると聞き、本誌今月号では金沢総合車両所にうかがい、その姿を詳細にご紹介しております。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_0456n.jpg"><img alt="IMG_0456n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/IMG_0456n-thumb.jpg" width="250" height="157" /></a><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/3N3H8568n.jpg"><img alt="3N3H8568n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/3N3H8568n-thumb.jpg" width="250" height="157" /></a><br />
<font color="blue">▲ボンネット型特急電車のシンボルのひとつでもある運転席上のライトカバー（左）とボンネット裾部に設けられたＭＧ冷却用の空気取り入れ口。'08.4.3　金沢総合車両所　Ｐ：ＲＭ（新井　正）</font><br />
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<p>誕生から37年の歳月が経過しているにも関わらず、同所Ｈ１編成の前後に組み込まれたトップナンバー車は、さながらいぶし銀のごとき輝きを放っています。細かい差異はあるものの、基本的はシェープとしては半世紀前から何ら変わっていないボンネットスタイルと国鉄特急色は、時空を超えて生き続けられるデザインの力を私たちに再認識させてくれるかのようです。</p>

<p><a href="http://rail.hobidas.com/blog/natori/3N3H8713n.jpg"><img alt="3N3H8713n.jpg" src="http://rail.hobidas.com/blog/natori/3N3H8713n-thumb.jpg" width="520" height="338" /></a><br />
<font color="blue">▲Tc489-1の運転室。オリジナルと比べると、各種保安装置が追加されたほか、マスコンがＭＣ53形に交換されている。'08.4.3　金沢総合車両所　Ｐ：ＲＭ（新井　正）</font><br />
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<p>現在このトップナンバーをはじめ、金沢総合車両所に配置されている489系は４編成34輌。Ｈ１〜Ｈ３の９輌編成３本が急行「能登」に運用されており、そのほかにラウンジカーの組み込まれていない７輌編成１本が予備として在籍しています。そして驚くべきことにその４編成すべての先頭車がボンネットスタイルで、しかも国鉄特急色なのですから、まさに奇跡と言っても過言ではないでしょう。なお、この金沢総合車両所のトップナンバー編成については<a href="http://www.rail-magazine.jp/rm/new/index.html">発売中の本誌</a>でたっぷりとご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。</p>]]></description>
<link>http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/04/489.html</link>
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<pubDate>Thu, 24 Apr 2008 18:48:25 +0900</pubDate>
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