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松山市駅のループ線。

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▲現代の"坊ちゃん列車"は自ら装備するリフティングジャッキでいとも簡単に方転する。'13.5.25 道後温泉
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昨日の「編集長敬白」楽しく拝読いたしました、と湯口 徹さんから松山市駅転車台に関する補遺情報を頂戴しました。

玉井良孝さんは1952(昭和27)年に撮影された松山市駅方向にバック運転する3号機の写真から、松山市駅構内に転車台があったのではないかと推理し、さまざまな資料からその存在を論証しようとされてこられました。先週オープンした伊予鉄道の「坊っちゃん列車ミュージアム」に展示されている松山市停車場図に転車台が描かれているのを発見、昨日の小ブログでご発表いただいたものです。

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▲王滝森林鉄道田島駅構内の転車台。軽便用の転車台は極めて小スペースで設置が可能。'75.9.2 田島
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湯口 徹さんによると、もっと古い1910年代、まだ予讃線は開通していないので伊豫鉄道松山駅だった時代には、駅構内にループ線があったらしいと言います。曰く...
明治43年10月14日申請した、「施工基面ノ幅員縮小ノ件特許ス」なる一件には、「中ノ川沿ヒ『ループ』線ノ一部ハ規程ノ構造困難ニヨリ」云々とあるからです。
たしかに"坊っちゃん列車"の機関車ような小型車輌であれば、転車台を作らずとも小半径のループ線で方向転換は充分可能だったはずです。

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▲立山砂防軌道の方転用ループ線。それなりのスペースは必要だが、ポイントひとつで方転できるのがメリット。'75.9.1 千寿ヶ原

ちなみにアメリカではいわゆるデルタ線が多く用いられており、米語ではウァイ(WYE)と呼ばれて親しまれています。ただし、デルタ線の場合は3基の転轍機が必要ですが、スペースさえあれば、1基の転轍機で方転可能なループ線の方が経済合理性は高いのかも知れません。

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