鉄道ホビダス

2016年11月29日アーカイブ

初冬の釧路を巡る。(中)

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▲企画展「釧路・根室の簡易軌道」開催にあわせ再塗装が施されてすっかりきれいになった鶴居村の保存車輌。'16.11.25
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26日の講演会に先立ち、釧路臨港鉄道の会の笹 正之さんのご案内でひさしぶりに鶴居村へと向かいました。鶴居村営軌道の保存車は1968(昭和43)年の廃止時まで使用されていた泰和車輌製ディーゼル機関車(1960年製8t)と、「自走客車」と呼ばれる同じく泰和製の気動車(1964年製)の2輌。ながらく鶴居村中心部にある商工館(もと郷土資料館)前に展示されていましたが(アーカイブ「道東の鉄道遺産を巡る」参照→こちら)、2年ほど前に「ふるさと情報館みなくる」前に屋根を伴って移設されています(アーカイブ「整備・移転した鶴居村の保存車輌」参照→こちら)。

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▲泰和車輌製自走客車も軌道OBの証言を基に現役時代に近い塗色に変更された。'16.11.25
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▲「鶴居村の軌道について」と記された説明板も設けられている。'16.11.25
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かつての郷土資料館前に保存されていた当時は数回訪問しているのですが(アーカイブ「鶴居村営軌道の忘れ形見」参照→こちら)、現在地に移転してからは訪れたことがありませんでした。なおかつ、今回の企画展「釧路・根室の簡易軌道」開催にあわせて、自走客車の再塗装が施されたとのことで、見違えるような美しい姿を見ることができました。

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▲自走客車の客室内の見学もできるようになった(事前に村教育委員会に申し出る)。'16.11.25
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▲車内に残されている泰和車輌の銘板(左)と、開発局の銘板(右)。'16.11.25
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▲復元された自走客車運転台(左)。右は「札幌 泰和車両 昭和39年」の文字が浮かぶ車体裾の銘板。'16.11.25
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再塗装に際しては、以前より「青色が濃い」など、当時と塗色が異なるといった指摘があったため、軌道OBらの証言をもとに軌道最末期の塗色により近い塗り替えが行われたとのことです。実際に目にしてみると、ブルーの濃淡に白帯を巻いたデザインはとてもお洒落で、原野を颯爽と走る姿を一度目にしてみたかったとの思いをあらためて強くしました。

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▲鶴居村の保存車輌は機関車も泰和車輌製。保存状態はすこぶる良好。'16.11.25
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▲泰和製機関車のキャブ内。なぜか2人掛け用のバックシートがあり、そのシートのために右ドアからの乗降は極めてやりにくい。'16.11.25
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▲エンジンはトラック等でも一般的ないすゞDA120形(左)。左側キャブドアには矩形の巨大な銘板が付く。'16.11.25
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ご案内いただいた鶴居村教育委員会の吉田教育課長のお話では、近年は見学に訪れる方も多く、改めて簡易軌道の魅力に気づかされるとのこと。ちなみに、自走客車の客室内も、事前に教育委員会に連絡をすれば見学可能だそうです。

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▲幌呂線の終点近く、上幌呂には軌道現役時代の車庫がそのまま残されている。かつて手前の空き地には小さな転車台が設けられていた。'16.11.25
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