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2016年8月25日アーカイブ

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▲石勝線支線清水沢駅に停車中のキハ40単行。かつて三菱大夕張鉄道が分岐していた交通の要諦も今や見る影がなく、ついに支線そのものの廃止が決まってしまった。'16.5.3 P:三菱大夕張鉄道保存会
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昨年10月に清水沢駅が無人化され、東追分・十三里の両駅が廃止された石勝線ですが、支線部分の新夕張(かつての夕張線紅葉山)~夕張間(16.1キロ)の廃止が確実になりました。

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▲数々のドラマを生んだ夕張線紅葉山駅の給水塔。発車してゆくのは6793レ。紅葉山駅はかつては登川支線を分岐していた。'75.6 P:伊藤保則
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20160824135629-1aa1b9357292814ecdca4878b5dcd7b45c8bea87.jpg夕張市長は今月8日、JR北海道独自で存続が不可能な路線を公表、各自治体との個別協議に入る前に、先手を打つかたちで異例の「廃止容認」を発表しました。その代わりに新たな公共交通体系構築への協力、JR施設の一部無償譲渡、JR社員の市への派遣などをJR側に求めています。協議以前に自治体側から廃止を肯定するのは前代未聞ですが、全国唯一の財政再生団体であり、集落の再編を進める夕張市にとってはやむを得ない選択だったのかもしれません。
▲C11 171牽引で運転された「夕張応援号」。ひさしぶりに夕張の汽笛が響いた。'09.9.5 P:奥山道紀
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1892(明治25)年に北海道炭礦鉄道(北炭)が夕張線として開通させ、9600、D50形の石炭列車が行き交い、D51 241号機が1975(昭和50)年12月24日に我が国最後の蒸気機関車による営業用貨物列車を牽引した、「栄光」の歴史の「夕張線」も早ければ2019(平成31)年3月には廃止されることになります。

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▲1918(大正7)年頃の夕張駅。石炭車オテセを牽く9200形重連。P:三菱大夕張鉄道保存会提供
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そんななか、夕張線から分岐した各私鉄・専用線も含め「石炭」と共に歩んだ、「鉄路」の記録を何らかの形で継承せねばならないと活躍している三菱大夕張鉄道保存会(→こちら)から、恒例イベントと今週末に開催される学習会の案内が届きました。

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▲昨年の汽車フェスタ前夜祭の様子。夜汽車が再現される。'15.9.5 P:三菱大夕張鉄道保存会
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▲モーターカーやラッセル車もライトアップ。'15.9.5 P:三菱大夕張鉄道保存会
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▲汽車フェスタでは保線車輌が大活躍(左)。保存車輌の車内も公開される(右)。'15.9.6 P:三菱大夕張鉄道保存会
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三菱大夕張鉄道(1911年~1987年)の保存車輌が置かれている南大夕張駅跡を会場として年に一度開催される同鉄道保存会による「汽車フェスタ」。今年は9月4日(日)10時から15時までの開催で、例年通り保線車輌の乗車体験や軽食の露店、鉄道模型の運転、グッズ頒布、ライブ演奏の他、石勝線支線の写真展などが予定されています。また、前日9月3日(土)の18時からは「前夜祭」として保存車輌のライトアップが行われます。

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▲現役時代の夕張鉄道14号機。同機は廃車後「SL館」に保存されている。'63.8 鹿ノ谷 P:中西進一郎
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また、現在改修工事が進められている夕張市石炭博物館の学習会が今週末、8月27日(土)13時~15時の予定で開催されます。テーマは「夕鉄(ゆうてつ)を学ぶ」。夕張鉄道の機関士さんが登場し、往時の経験談を語ります。閉鎖中の「SL館」14号も見学可能で事前申込みは不要。石炭博物館エントランスホールが会場となります(主催夕張市教育委員会・協力:三菱大夕張鉄道保存会)。三菱大夕張鉄道保存会では、今後も地道に炭砿の鉄道を記録し続けられるそうです。

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▲今年の「汽車フェスタ」のフライヤー。
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