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名残の急行「はまなす」。(上)

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▲スハネフ14の側面表示窓には急行「はまなす」札幌行きの方向幕が。'16.1.21 青森 P:古村 誠
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二ヶ月後に迫った北海道新幹線の新函館北斗開業で姿を消してしまうのが寝台特急「カシオペア」と、最後の夜行急行「はまなす」。1988(昭和63)年3月の青函トンネル開業時に誕生し、以来28年間にわたって青森~札幌間を結んできた「はまなす」は、これまで決して華やかな存在ではありませんでしたが、今や最後に残されたブルートレインの残り香として大きな注目を浴びています。先週、古村 誠さんがお名残乗車をされたとのことでレポートを頂戴しましたので、2回に分けてご紹介いたしましょう。

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▲21時35分頃、DE10に牽引され「はまなす」が入線。'16.1.21 青森 P:古村 誠
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ご多分に漏れず北海道に撮影に行くようになったそもそもの理由は無煙化迫る国鉄蒸機撮影でした。全廃までカウントダウン状態だった高校生の頃、まとめて撮影できることで北海道通いを始めました。まさにあっという間に1975(昭和50)年を迎えて無煙化完了。大学生になったとき、国鉄蒸機はもういませんでしたが、なぜか惰性と自分探しで北海道通いは続きました。

20160128124142-58903ba2f0323cd243668ac52b3023c64d2168c1.jpg社会人になっても、北海道通いは途絶えませんでしたが、頻度は減り、往復も飛行機を使うことがほとんどでした。ところが昨年の秋、1980(昭和55)年春の北海道通いで知り合った友人から、どちらからともなく「なくなっちゃう前に乗ろうよ!」ということになり、今回の急行「はまなす」乗車旅行が実現しました。

▲かつての青函連絡船乗り換え階段は閉鎖されたが残っており、彼方には八甲田丸の姿がある。'16.1.21 青森 P:古村 誠
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▲函館まで牽引するED79とそれを撮影する皆さん。ちなみにED79もあと二ヶ月で引退と思われる。'16.1.21 青森 P:古村 誠
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先週1月20日の夜、浜松町から五所川原行夜行バスの車上の人となり旅はスタートしました。21日は津軽鉄道と弘南鉄道を見てから青森へと向かいました。19時頃青森駅で友人二人と落ち合って、まずは駅前の居酒屋で腹ごしらえ。21時過ぎに改札を入りました。

20160128124222-7b56688a92413b93758f1775b86505ea8563ba73.jpg青森駅のホームは昔のままで、足元には消えかけた「連絡船→」の文字が残っていました。
また、かつての連絡船乗船場への跨線橋は今は自由通路として残り、その先には懐かしい八甲田丸の姿が...。
21:30頃、ホームにはお名残乗車と思しき人が増えてきました。アナウンスの後、DE10に牽かれたブルーの客車達が入線してきました。編成は函館方からED79 4-スハネフ14 551-オハネフ25 7-オハネ24 502-スハフ14 557-オハ14 515-オハ14 505-オハ14 510-スハフ14 502、増結1輌を含めた客車8輌編成です。

▲青森駅のホームには今でもうっすらと「連絡船」の文字が残っている。'16.1.21 青森 P:古村 誠
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▲上段の寝台はロフトのようで妙に落ち着く。'16.1.22 P:古村 誠
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▲伝統的な片側通路の寝台とも間もなくお別れ(左)。通路の折り畳みの椅子も懐かしい(右)。窓にはうっすらと反射した梯子も。'16.1.22 P:古村 誠
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のちに函館や札幌でも感じたことですが、機関車の周りで写真撮影する皆さんはお行儀がよく、譲り合って撮影していました。撮影後は早々に乗車し友人たちと飲み直し。入線から発車まで40分ほどあり、発車のころにはすっかり出来上がってしまいました。

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