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2015年10月21日アーカイブ

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▲高松方先頭車8600形(Mc)から見た8600系量産車の3輌編成。編成番号はE1とE2で、公開されたのはE2編成。'15.10.19 高松運転所 P:RM(伊藤真悟)
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JR四国は、昨年3月に8600系特急型直流電車(量産先行車)を投入し(アーカイブ「JR四国8600系特急型直流電車(量産先行車)を公開」参照→こちら)、同年6月23日より高松~松山間の特急「いしづち103・104号」で営業運転を行っていますが、このほど量産車(グリーン車含む3輌編成2本6輌、2輌編成2本4輌)を新製し、このうちの3輌編成が10月19日に高松運転所で報道公開されました。

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▲松山方先頭車の8700形(Tsc)。貫通幌付で、後位側屋根上にパンタグラフを搭載する。客室は前位側がグリーン席で後位側が普通席。後位側に車いす対応の多機能トイレ、洗面台、多目的室を備える。定員はグリーン席12名、普通席17名の計29名。'15.10.19 高松運転所 P:RM(伊藤真悟)
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外観は量産先行車と同様ですが、3輌編成は松山方から8700形(Tsc)+8800形(T)+8600形(Mc)で、8700形の前位側がグリーン席、後位側が普通席となっているのが特徴です。

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▲3輌編成に組成される付随車の8800形(T)。床下には電動空気圧縮機を搭載する。定員は68名。'15.10.19 高松運転所 P:RM(伊藤真悟)
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8700形のグリーン席は2人掛け+1人掛け腰掛が4列(定員12名)で、腰掛には電動レッグレストと読書灯を装備しているほか、全席にコンセントを設置しています。一方、普通席は2人掛け+2人掛け4列と車いす対応席1席を設け、定員は17名となっています。また、後位側には車いす対応の多機能トイレ、洗面台、多目的室が設けられています。

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▲8700形のグリーン席。暖かみのある照明、木質の壁や床のカーペットで、より落ち着きのある重厚で上質な空間としている。'15.10.19 高松運転所 P:RM(伊藤真悟)
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20151021151637-fc30831477dd622c339074dc8b6c689fa3fdfbf4.jpg8800形は全室普通車で定員は68名。トイレ等の設備はなく、8600形にトイレ・化粧室、男性用トイレが備えられています。
普通席の腰掛モケットは、量産先行車と同様にアクセントカラーのオレンジとグリーンを鮮やかに配色し、8700形の普通席と8600形がグリーン、8800形がオレンジを基調としています。また、背もたれと連動して座面が前方にスライドするリクライニング機構や各座席へのコンセント・可動式枕・ドリンクホルダー・コートフック等も量産先行車のものが引き継がれています。

▲グリーン席の腰掛は、電動レッグレスト、読書灯を装備したワンランク上のものとしている。なおシートピッチは1170mm。'15.10.19 高松運転所 P:RM(伊藤真悟)
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システム面も量産先行車と同様で、制御方式に発電・回生ブレーキ付VVVFインバータ制御、主電動機に全閉外扇式三相かご形誘導電動機を採用し、空気バネ式車体傾斜方式を取り入れています。

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▲8800形の客室内。腰掛はオレンジを基調としており、量産先行車と同様に床は木目調。普通席のシートピッチは980mm。'15.10.19 高松運転所 P:RM(伊藤真悟)
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▲8600形の客室内。こちらはグリーンを基調とした腰掛。なお、グリーン席、普通席の画像とも腰掛の可動式枕へのリネンは未取り付け状態である。'15.10.19 高松運転所 P:RM(伊藤真悟)
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ちなみに量産車の2輌編成は、量産先行車と同じく松山方から8750形(Tc)+8600形(Mc)となっています。この8600系特急型直流電車の量産車は、今後、各種性能試験を実施したのち、年度内までに高松~松山間の特急「いしづち」と岡山~松山間の特急「しおかぜ」に充当される計画となっています。
なお、この量産車につきましては、11月21日発売の本誌388号で諸元表などとともに詳しく紹介する予定です。
取材協力:四国旅客鉄道株式会社

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