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2015年10月 8日アーカイブ

神鉄 旧101号名残の公開。

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▲「神鉄トレインフェスティバル」に最後の出演を果たした旧デ101号。今年度中の引退が発表されている。'15.10.4 鈴蘭台 P:宮武浩二
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先週日曜日(10月4日)、神戸電鉄の主催する「神鉄トレインフェスティバル」が同社鈴蘭台車庫で開催されました。さまざまなイベントの中で今年注目されたのは今年度で引退することが決まった構内入換車(無番=旧番デ101)の撮影会でした。当日の様子を宮武浩二さんがお送り下さいましたのでご紹介いたしましょう。

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▲いよいよ1度目の構内入換のために動く101号。山岳電車らしい重厚な吊り掛けモーターの音が圧巻である。非パンタ川の連結器は入換を容易にするため大型に改造されている。'15.10.4 鈴蘭台 P:宮武浩二
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▲一度目の入換を終えて定位置に戻った101号。パンタをあげて走行するのもあとわずかである。空気配管からのエアー漏れのためか、コンプレッサーが休みなく稼働したままであったが、これも旧型電車ならではの音であって参加者も満足顔であった。'15.10.4 鈴蘭台 P:宮武浩二
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鈴蘭台車庫の構内入換車は今年度末で引退することが発表されており、撮影会ではたいへんな人気ぶりでした。通常は本線寄りの検車庫前に常駐している旧101号ですが、当日は撮影しやすい場所の1番線で展示、さらに構内の入換えを数回行うなどサービス満点のイベントとなりました。

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▲昭和初期の電車に多く見られた渡り板も残されている(左)。非営業車になったあと窓の多くは閉鎖、扉も乗務員扉を残し閉塞されたが、特徴あるシル、ヘッダーは残されたこともあって現役当時を彷彿させる(右)。'15.10.4 鈴蘭台 P:宮武浩二
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▲吊り掛けモーターにスポーク車輪は現在では簡単に見ることのできない代物(左)。長く塗装されていないためか剥離も目立ち、苔のようなものまで付着している(右)。'15.10.4 鈴蘭台 P:宮武浩二
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また旧101号の傍らでは、硬券を模した見学記念券が1枚100円で販売されこちらも人気が高かったようです。

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▲撮影記念として発売された硬券を模した記念券。入換用車両の見学記念券はおそらく本邦初ではなかろうか。記念券は1枚100円で販売されていた。裏面には車両の歴史が紹介されている。P:宮武浩二
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旧101号(デ101)は神戸有馬電気鉄道が開業間もなく日本車輌で10輌を新製した半鋼製車で、抑速発電ブレーキを搭載するなど、当時の山岳電車を代表する存在でした。山岳電車らしい重厚な吊り掛け駆動の音、スポーク車輪も現役車輌としてはおそらく最後かもしれません。

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▲今年が最後の展示となるため撮影展示に際して少しでも楽しんでもらおうと3回構内入換を行った。一回目の構内入換を待つカメラの放列。'15.10.4 鈴蘭台 P:宮武浩二
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▲入場した101号。これが最後の見納めになるとあって101号を一目見ようと大勢のファンが訪れ名残を惜しんだ。'15.10.4 鈴蘭台 P:宮武浩二
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同じ時代の山岳電車であった富士山麓電気鉄道の1号が保存(アーカイブ「保存された富士山麓モ1」参照→こちら)されているだけに、原型はかなり失われているものの、今回の旧101号の引退は残念です。引退まであと数か月あります。なにか朗報がこないものかと期待しています。

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