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C11 207 東武鬼怒川線で復活へ。

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▲C11 207号機が動態復活を遂げたのは15年前の2000(平成12)年のこと。写真は苗穂工場でのお披露目時の姿。'00.9.26 苗穂工場 P:RM
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昨年来その去就が注目されていたJR北海道のC11 207号機ですが、本日、東武鉄道から嬉しい発表がありました。2017年度を目途に「蒸気機関車(SL)の復活を目指します」と表題にあるプレスリリースによると、北海道日高郡新ひだか町の協力を得てJR北海道からC11 207号機を借り受けて、東武鬼怒川線下今市~鬼怒川温泉間12.4㎞で運転する計画とのことです。

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▲鬼怒川線のハイライト、砥川橋梁を行く"日光詣スペーシア"106編成。'15.7.18 新高徳-大桑 P:東武博物館提供
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▲鬼怒川線とC11 207号機による蒸機列車の運転区間。(東武鉄道プレスリリースより)

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▲C11 207号機が出発する鬼怒川線の分岐駅・下今市駅。これから蒸機列車発着の起点として整備されてゆくものと思われる。'15.6.20 下今市 P:名取紀之
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栃木・福島エリアの支援活性化の一助となることを目指して企画されたもので、リリースによれば、「SLの復活により、車両をはじめとする鉄道産業文化遺産の復元・保存が可能となるばかりでなく、鉄道に乗車することを目的とした鉄道事業者ならではの施策を実施し、日光・鬼怒川地区の交流人口創出や沿線活性化を図り、ひいては栃木・福島エリアの支援活性化の一助となることを目指す」としています。

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鬼怒川温泉駅に到着する"日光詣スペーシア"使用の「きぬ」。鬼怒立岩信号場と鬼怒川温泉駅の間は鬼怒川線唯一の複線区間。鬼怒立岩(信)-鬼怒川温泉 P:高橋一嘉
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運転予定区間の東武鬼怒川線は、東武日光線下今市から分岐し、新藤原に至る東武鉄道路線網の最北部に位置し、新藤原以北は野岩鉄道、さらに会津鉄道へと連絡し、会津田島(福島県)まで直通運転が実施されています。C11 207号機の運転が予定されている区間は下今市~鬼怒川温泉間12.4㎞で、沿線には温泉のほか、東武ワールドスクウェアなど数多くの観光地があり、運転開始後は大きな話題となるに違いありません。

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倉ケ崎付近を走る6050系普通列車新栃木行。国道121号大桑バイパスから見る。画面右が新藤原方。背景には日光連山が見える。国道121号(旧道)を走る日光交通バス(下今市駅~鬼怒川公園駅)では古大谷バス停下車。大谷向-大桑 P:高橋一嘉
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倉ケ崎付近を走る野岩鉄道・会津鉄道直通の"AIZUマウントエクスプレス"。画面右が新藤原方。大谷向-大桑 P:高橋一嘉
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倉ケ崎付近を走る"スペーシア"。画面奥が下今市方。大谷向-大桑 P:高橋一嘉
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なお、あまり知られてはいませんが、東武鉄道にはC11が存在した時期があります。戦時中に奥多摩電気鉄道が日車に発注しながら注文流れとなったもので、1945(昭和20)年に新車で東武鉄道入りしてC11 2として1963(昭和38)年に廃車となるまで"東武鉄道のC11"として在籍していました。つまり、今回のC11 207号機の借り受けは、不思議な縁と言えるのかもしれません。

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▲新高徳と矢板を結ぶ東武鉄道矢板線は1959(昭和34)年に廃止されるまで蒸気機関車牽引の混合列車が走っていた。鬼怒川線と接続する新高徳には新高徳機関区(1956年10月以降は杉戸機関区新高徳支区)が置かれ、ピーコックの4-4-0が常駐していた。画面右前方が下今市方。2017年にC11がやってくると、鬼怒川線新高徳では58年ぶりの蒸気機関車となる。'58.5 新高徳 P:広田尚敬
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