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JR北海道も電気式気動車導入へ。

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▲暮れなずむ石狩月形駅で交換する583D(右)と5430D(左)。札幌近郊の札沼線非電化区間でもいまだにキハ40形(400番代)が活躍中。'11.11.8 石狩月形
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先月、JR東日本が新潟・秋田地区に、新型電気式気動車を大量投入する計画(アーカイブ「JR東日本 新型電気式気動車を大量投入へ」参照→こちら)を発表いたしましたが、JR北海道でもキハ40形の老朽取替用として、やはり電気式気動車の試作車(量産先行車)を製作することが発表されました。

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▲札沼線豊ヶ岡駅に到着する5428D。かつての臨時乗降場を思いださせる1輌分だけのホームと、なぜか離れた位置にある赤い屋根の小さな待合室が微笑ましい。キハ40形の中で2輌だけの400番代は客室扉が萌黄色に塗られているのが特徴。'11.11.8 豊ヶ岡
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JR北海道所有のキハ40形は現在140輌。製造年はいずれも1977(昭和52)年から1982(昭和57)年と、すでに車齢32~37年を経ており、早晩取り替えが必要となってきます。そこでJR北海道では試作車(量産先行車)を製作し、走行試験等による二冬期の検証を行ったうえで2019(平成31)年度以降に量産車の製造を予定しています。

注目すべきは、この新製車輌が「同時期に投入を予定している東日本旅客鉄道株式会社の車両と主たる仕様が同一の電気式気動車」(プレスリリースより)としている点でしょう。JR北海道は電気式のメリットとして、推進軸や自在継手等の落下につながりやすい部品をなくすことで安全性が向上するほか、故障しやすい機器(変速機等)をなくすことで信頼性が向上し、なおかつメンテナンス時の負担を軽減するとともにコスト低減が図れるとしています。

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▲変速機式(上)と電気式(下)の駆動システムの模式図。(JR北海道プレスリリースより)
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試作車の製作輌数は2輌(予定)で、2017(平成29)年度の投入を予定。単行運転可能な両運転台を備えたワンマン車で、冷房装置のほかに車いすスペースや車いす対応トイレを備えたバリアフリーな車輌となりますが、最終的な製作輌数は従来車輌の保有数140輌より下回る見込みと発表されています。なお、JR東日本では新型電気式気動車の製造を「公募調達」方式によって発注するとして注目を浴びていますが、JR北海道の同仕様車調達がどのようなかたちになるのか、その点も注目されます。

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