鉄道ホビダス

ノイエンマルクト...前夜。

140926n003.jpg
▲遥々スイスから駆けつけた01 202(左)と、ニュルンベルクの博物館火災(アーカイブ「衝撃! DB博物館ニュルンベルク庫が全焼!」参照→こちら)で被災しながらも復活を遂げた01 150(右)が宵闇に浮かび上がる。'14.9.19
クリックするとポップアップします。

先週は遅い夏休みをいただいてドイツ・チェコ方面へ行ってまいりました。メインは"本業"のインダストリアル・ナローですが、ちょうど同時期にバイエルン州のノイエンマルクト(Neuenmarkt)で"01er Dampf-Festival & Nacht der Sinne"というドイツ急客機の雄、01形が集合する一大イベントが開催されるとのことで、参加してまいりました。

140926n006.jpgこのイベント、動態の01形が自国のみならずオーストリア、スイス、さらにはオランダからも駆け付けて、合計6輌の01が走り回るという夢のような企画です。開催は9月20日(土)と21日(日)の二日間。走行区間はノイエンマルクトから隣駅のマルクトショルガスト(Marktschorgast)の一駅区間10キロほどながら、各日12往復の01牽引列車が設定されており、さらに20日には夜間撮影会も計画されています。ただ、残念ながら私は21日ドレスデン発の便で帰国せねばならず、見ることができるのは20日のみの"はず"でした。
▲わずかな明かりの下で整備が続く01 1533-7(左)と、白眉ともいえる01 118(右)。さながら現役時代を彷彿させる情景に言葉を失う。'14.9.19
クリックするとポップアップします。

140926n007.jpg
▲後補機役を務めるのは64 491。右手前は01 164でこちらは残念ながら無火。'14.9.19
クリックするとポップアップします。

その前に訪れたチェコ国内のインダストリアル・サイトがとんだ空振りに終わり、期待していただけにこれにはガックリ。やむなくイベント前日ではあるものの、ビールでも飲みながら開催地の博物館をゆっくり見て回ろうと、ノイエンマルクトの"DEUTSCHES DAMPFLOKOMOTIV-MUSEUM"(DDM)にやってきたのは19日昼前のことでした。見ればチケット売り場ですでに翌日からのイベントチケットを販売しており、当日混みあうなかで買うよりはと事前購入することにしました。一日券、二日券、さらにはイベント毎の単品売り(?)と各種のチケットがありますが、私は20日(土)のフルコンプリート券(博物館入場、イベント列車乗車フリー、撮影地までのシャトルバス、夜間撮影参加...等々/30ユーロ=5,500円ほど)を入手。クレデンシャルカードを胸に昼食をとっていると、なにやら機関区の方で動きが...。

140926n005.jpg
▲明日に備えての点検が続く。それにしても見渡す限り有火の01...、しかもこういった現場まで自由に撮影できるのにはただただ感動。'14.9.19
クリックするとポップアップします。

140926n004.jpg前日なので当然機関区には立ち入れないだろうと思いつつも、設営準備中の受付でクレデンシャルを見せるとすんなりOK。これが夢のような時間の始まりでした。すでに整備中の01 0509-8を横目に、14時過ぎには01 150、さらに01 202がそれぞれ自走で客車を牽引して到着。18時には補機を務める38 1301、さらに30分後には真打01 118とロッテルダムからやってきた3シリンダーの01 1075が重連で到着して、機関区は夜の帳とともに一気に賑わいを増してゆきます。
▲オイル缶をベンチ代わりに2m動輪の前で点検を続ける検修掛。乗務員はもちろん、検修担当も各地から添乗してきており、まさに愛機を愛でるように時間を見ては各部を磨いている姿が印象的だった。'14.9.19
クリックするとポップアップします。

18時50分に最後の参加機01 1533-7と補機役の64 491のプッシュプル編成が到着し、夕闇の機関区には無火の2輌(01 164、01 1061)を含めて実に8輌の01が集結。まさに四方八方、見渡す限り01だらけといった光景です。しかも翌日に備えて給水・給炭、整備と、まるで大型蒸機現役時代にタイムスリップしたかのような構内を自由に歩き回り、撮影することができるのですからこれはまさに至福の時間。もちろん、同様にパスを胸にした現地のファンも何人かはいたものの、イベント本番とはまた違った「前夜」の雰囲気に、偶然の幸いを噛みしめたのでした。

140926n002.jpg
▲21時19分、ようやく明日の準備も一段落し、構内にも静けさが戻ってきた。最後に到着した01 1533-7が給水を受ける。それにしても現地のファンの切り上げの速さは驚きで、最後の最後までこの現場で見届けたのは、私と、20時前に到着した大学生の松岡秀樹さんの日本人二人だけだった。'14.9.19
クリックするとポップアップします。

140819nRML181bn.jpg

kokutetsu38bn.jpg

kikansyahyoubn01.jpg

レイル・マガジン

2014年9月   

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
「編集長敬白」が携帯電話でもご覧になれます。下記アドレスもしくはQRコードを読み取ってアクセスしてください。
http://rail.hobidas.com/blog/
natori/m/

ホビダス・マーケット新着MORE

  • 俺がイル
ネコ・パブリッシングCopyright © 2005-2016 NEKO PUBLISHING CO.,LTD. All right reserved.