鉄道ホビダス

2014年7月14日アーカイブ

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▲「Jim FitzGeraldさん記念運転会」は先週の土日二日間にわたって新装オープンして間もないホビーセンターカトー特設広場で開催された。'14.7.12
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先週末、ホビーセンターカトー東京店2階の特設広場で、ジム・フィッツジェラルドさん記念と銘打たれたモジュールレイアウトの公開運転会が行われ、私も見学させていただきました。

140714n007.jpgジム・フィッツジェラルド(Jim FitzGerald)さんはアメリカを代表するモジュールレイアウトクラブ"NTRAK"の創始者で、1973(昭和48)年にNTRAKを立ち上げて以来、長年にわたってその代表をお務めになられてNゲージの発展に寄与されました。わが国にとっては、2000(平成12)年に開催された第1回国際鉄道模型コンベンション(JAM)の際にご自身のモジュールを持参して来日され、記念講演をされるなど、リー(Lee)夫人とともに日米の交流の大きな橋渡しをしてくださいました。
▲ジム・フィッツジェラルドさんは30年以上にわたってNTRAKのニュースレターを世界各国に発信し続けてこられた。
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▲NTRAKは1975(昭和50)年にTMS誌でわが国に紹介され、のちに日本向けのJANTRAKとして基本的規格が提唱されて以来、今日まで発展を遂げてきた。'14.7.12
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私はこの第1回JAMの際に初めてお会いしたのですが、たいへん包容力のある魅力的なお人柄が第一印象として今でも残っています。ジムさんは翌年のJAMにも来日され、当時RM MODELSが提唱して胎動し始めたばかりの路面モジュールにも得難いサジェスチョンを与えて下さりました。そしてご夫妻がその"路モジ"を米国流にモディファイした"T-TRAK"まで展開されたのは大きな驚きでした。

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▲30年を超える歳月の中で、DCCの登場をはじめモジュールレイアウトも劇的な変化を遂げた。左はサウンドシステムを組み込んだフルディテールのC56。'14.7.12
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聞くところでは、ジムさんはご自身大きな農園を経営される一方、50代まではあのNASAにお勤めで、"モジュール"という言葉自体、アポロ計画の中で使用されてきた概念に由来しているそうです。同一規格のモジュールを接続することによって、国を超えてNゲージの運転を楽しむ...その壮大な理想は、今ではわが国でもすっかり定着しています。

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▲ホビーセンターカトー2階の特設広場では、落ち着いた雰囲気の中でモジュールレイアウトの運転を鑑賞することができた。'14.7.12
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そのジムさんがお亡くなりになったのは昨年10月26日。享年90歳でした。今回の運転会はJMLCをはじめとした有志の皆さんが、今は亡きジム・フィッツジェラルドさんを偲ぶべく開催されたもので、土日の会期中にはJAM初代会長の水沼信之さんはじめ多くの方々が来場されました。一万キロ近く離れたこの国の一角で、多くのモデラーがモジュールレイアウトを前に思い出を語り合って時を過ごしているのを、ジムさんも空の上から笑顔で見守ってくれていたに違いありません。

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