鉄道ホビダス

2014年3月24日アーカイブ

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▲保存蒸機への熱い思いを語る屋鋪 要さん。この日は午前中、少年軟式野球国際交流協会の開会式に出席されていたとのこと。'14.3.21
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3連休初日の先週21日(金曜日)は、かねてご案内申し上げたとおり、東京・秋葉原の書泉ブックタワー9階イベントスペースで『屋鋪 要の保存蒸機完全制覇』出版記念のトークショーが開催され、私もMC役として登壇させていただきました。

140321n202.jpg屋鋪さんと言えば、野球ファンならずともスポーツニュースなどでその姿をご覧になった方は多いでしょうが、実際に間近で、しかも鉄道の話をされる様を目にした方はまずおられないはずです。事前予約で満席となった参加者の皆さんは、まずその鉄道愛の深さに驚かれたのではないでしょうか。
▲下調べした調査ノートや撮影記録。スケジュールに合わせて効率良く撮影できるように工夫されている。
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▲お父様撮影のC57 135。この135号機との再会が屋鋪さんを再び鉄道趣味の世界へと引き戻した。室蘭本線栗山-栗丘 P:屋鋪 貢
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▲亀山駅構内で入換え中のC50 154を撮影する少年時代の屋鋪さん。ちなみにこの154号機とは保存先の観音山公園で再会を果たしている。提供:屋鋪 要
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屋鋪さんの原点はお父様に連れていってもらったC62重連の急行「ニセコ」。御年54歳とうかがっていますから、道外のファンでその年齢で「ニセコ」の現役時代を目にできたのは奇跡的とさえ言え、いまでもお父様に感謝しておられるそうです。しかし、野球の道を進むことになった屋鋪少年は、その後しばらく鉄道趣味を離れることになります。

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▲教え子のなかからはすでに二人のプロ野球選手が出ているという。写真は鹿児島の少年野球チームを指導する屋鋪さん。提供:屋鋪 要
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そんな空白を埋めることになったのが交通博物館でのC57 135号機との再会でした。亡きお父様と撮影した同機が静態とはいえ目の前にいる...さまに旧友に再会したような感動に、ちょうど18年間におよぶ選手生活を終えた屋鋪さんは、再び蒸気機関車への思いを新たにします。

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▲書泉ブックタワー9階のイベントスペースは事前予約だけで満席となる盛況ぶり。'14.3.21
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引退後は野球解説者として、そして少年野球の指導者として全国を飛び回る日々を送られ、そのわずかな合間を見て、全国の保存蒸機を"撮りつぶそう"と信じられない精力的な活動を繰り広げられます。トークショーではそのなかでのさまざまなエピソードや出会いが語られ、参加者の皆さんも聞き入っておられました。

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▲サプライズその1は、巻頭で対談をされた前原誠司さん(右モニター)との生電話。'14.3.21
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そんなトークの最中にサプライズが...巻頭で対談された元国土交通大臣の前原誠司さんに私が会場から直電話。マイクの状態が悪く会場の皆さんに通話内容が聞き取りにくかったのが残念でしたが、C55 57号機が保存されなかった無念さなど、ライトパシフィック好きの前原さんならではの思い入れをうかがうことができました。最後には屋鋪さんと「近いうちに一緒に撮影に...」と約束され、微笑ましいひとときとなりました。

140321n008.jpgそして会場にはさらにサプライズが。あの広田尚敬さんが駆け付けてくれたのです。奥様手作りのハーブの花束(広田靚子さんはハーブ研究家として国際的にも有名)を携えてお出でくださった広田さんもさっそく檀上にお呼びし、図らずも私を含めた3人での鼎談が実現しました。
▲そしてサプライズその2。広田尚敬さんが会場に登場。さっそく登壇していただき、トークはさらに盛り上がりを見せた。'14.3.21
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▲「ゴールデングローブ賞はたびたびお取りになっていますが、この本はゴールデンレイルフォト賞ですよ! ベンチ(編集)の采配も良かった」と広田さんからお褒めの言葉を頂戴。'14.3.21
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▲悲惨な状態だった保存機が見事に再生復活することも。写真は小海線のC56 149で、2009年に見違えるばかりに修復(右)され、大感激。'08.9.11/'10.5.22 P:屋鋪 要
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▲トークショー終了後に行われたサイン会には長蛇の列ができた。握手を求める姿や、ツーショットの記念写真に納まる姿も...。'14.3.21
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質疑応答では鉄道のみならず野球関連の熱心な質問も相次ぎました。なかには自由契約になった時のお気持ちは...といった"禁断"の質問が飛び出す一幕も。プロ野球選手はあくまで個人事業主で、周囲は常にライバルだらけ、結局は自分がしっかりしていなければ、と語る屋鋪さんのお話は、数々の修羅場をかいくぐってきた伝説の選手だけに、格別の説得力をもって会場の皆さんの胸に響いたはずです。

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▲ご子息を伴っての磐越西線撮影行。3代続く蒸機撮影がかなった瞬間だ。
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かくして大盛況のトークショーは興奮のさめやらぬなか終了し、お待ちかねのサイン会へと移りました。なお、今週末3月30日(日曜日)には"聖地"梅小路蒸気機関車館の扇形庫内でふたたび屋鋪さんのトークショーが開催されます(アーカイブ「梅小路扇形庫内で屋鋪 要さんトークショー」参照→こちら)。今回お出でになれなかった関西圏の皆さんはぜひこの機会にお運びください。

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