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梅小路公園「市電ひろば」がオープン。

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▲新設された緑化軌道をゆく"チンチン電車"N電27号。EV化改造を施されてリチウムイオン電池で静々と走る。'14.3.8 P:高橋 修
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これまでにもその概要をお伝えしてきた梅小路公園の「すざくゆめ広場」と「市電ひろば」(アーカイブ「梅小路公園に"市電ひろば"誕生へ」参照→こちら)が先週土曜日(8日)にオープン、動態を含めて8輌の歴代京都市電が一同に会する空間が誕生しました。

140308n003.jpgその目玉のひとつとも言えるのが、リチウムイオン電池を動力源にして生まれ変わった"N電"27号です。「すざくゆめ広場」に設けられた展示室を兼ねた乗り場から緑化軌道を「市電ひろば」へと走ります。景観に配慮して架線柱や架線は設けられていませんが、律儀にポール回しは行われており、かつての北野線の光景を偲ぶことができます。
▲8日(土曜日)11時からは盛大にオープニングセレモニーが行われた。'14.3.8 P:高橋 修
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▲架線はないが、ポール回しは見られる。'14.3.8 P:高橋 修
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▲展示室側のホーム。N電の走行する3'6"線と、広軌1形を建屋から出すための標準軌がデュアルゲージとなっているのがわかる。'14.3.8 P:高橋 修
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▲リチウムイオン電池に充電中のN電。電池は客室内の座席下に格納されている。'14.3.8 P:高橋 修
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この展示室内には広軌1形(29号)が美しくレストアされて保存されており、休憩所を兼ねた館内でゆっくりと見学できるようになっています。

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▲市電展示室内の広軌1形。室内も美しくレストアされている。'14.3.8 P:高橋 修
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いっぽう「市電ひろば」に置かれているのは505、703、890、1605の4輌。このうち505は車内がカフェに、703がオリジナルグッズ等を販売する売店に改造されていますが、基本的に外観を変更しないことを条件にしての店舗化だそうで、外から見る限りまったく違和感は感じられません。なお、890、1605も車内は開放されており、休憩スペースとして利用可能です。

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▲さっそく賑わう「市電ひろば」。手前の700形がグッズショップに、奥の500形がカフェとなっている。'14.3.8 P:高橋 修
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■すざくゆめ広場(約5,700㎡) 
大型遊具やカフェの設置により、子どもがのびのびと遊べ,大人も楽しめくつろぐことのできる賑わいと憩いの広場。日本で最初に走った路面電車であるチンチン電車を、最新鋭のリチウムイオン電池を動力源に改造、土曜・休日等に市電ひろばとの間を運行。                        
(乗車料) 1日乗車券:1人300円,片道乗車券:1人1回150円
〇市電展示室
明治後期に製造された市電(広軌1型)を当時の姿に復元のうえ展示。
■市電ひろば(約700㎡)
市電4輌の展示やプラットホームの演出により、京都に市電が走行していた昔懐かしい時代や、京都の街の発展に貢献した市電の役割を感じることのできる休憩所。市電車輌や広場は、休憩場所や店舗(カフェ・ショップ)のほか、イベント開催等のスペースとして活用予定。
〇市電店舗(500形、700形)
京土産やオリジナルグッズの販売,京都の素材等を使用した軽飲食の提供等に活用。
〇市電休憩所(1600形、800形)
公園利用者のための無料休憩スペースで、市電の車内で休憩可能。
■市電を活用した総合案内所の設置
七条入口広場及び大宮入口広場に市電車輌を活用した総合案内所を新たに設置し、公園内の施設やイベント情報のほか、周辺施設等の案内を行なう。

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▲木造の車内を活かしてレトロな感覚のカフェに変身した500形505号。窓からはN電の走行シーンが間近に楽しめる。'14.3.8 P:高橋 修
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▲900形(935号)とこの2000形(2001号)は総合案内所として利用されている。'14.3.8 P:高橋 修
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これまでにもお伝えしているように、今回の梅小路公園「すざくゆめ広場」と「市電ひろば」のオープンを端緒に、梅小路エリアは2年後の京都鉄道博物館の開業(アーカイブ「京都鉄道博物館建設で変貌を遂げる梅小路エリア」参照→こちら)に向けていよいよ本格的スタートを切ったと言えましょう。

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