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RMライブラリー新刊は『京急400・500形-大型吊り掛け駆動車の生涯-』。

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▲1949(昭和24)年の金沢文庫車庫。すでに5300形から300形に改番された311号の姿が見える。'49.3.20 P:高松吉太郎(RMライブラリー『京急400・500形-大型吊り掛け駆動車の生涯-』上巻より) 
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今年の掉尾を飾るRMライブラリーは佐藤良介さんの『京急400・500形-大型吊り掛け駆動車の生涯-』の上巻をお届けいたします。京急の過去の形式について詳しくない方には、400・500形と言ってもピンと来ないかも知れませんが、かの有名な湘南デ1形、後のデハ230形の一族と、高性能車700形(後の600形)の間、戦時中から高度成長期にかけて生まれた、吊り掛け駆動車の一群について解説したものです。

131225n01.jpgこれらの車輌が登場したのは戦時体制下の1942(昭和17)年のことです。この数年前から京浜間の路線を持つ京浜電気鉄道と横浜~浦賀間の湘南電気鉄道の経営には、東横の総帥である五島慶太が深く関わっており、京浜・湘南の合併を経て、この年には東横、小田急と京浜が合併し、東京急行電鉄が誕生しました。それまでの京浜・湘南の主力車輌であったデ1形などは車体長15.44m、車体幅2.54mとして、将来の地下鉄乗り入れも考慮していましたが、五島体制下となった1942(昭和17)年に完成したデハ5300形は、戦時体制下での輸送力増強の名の下に車体長17.5m、幅2.7mと、それまでに比べてはるかに大型の車体を採用しました。このサイズは規格形であるデハ420形を除いて、以後の京急の車輌の標準サイズとなりました。

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▲八ツ山を行くデハ300形。初の大型車である同形式は京浜デ200形、湘南デ250形として計画、製造されたが、就役時には東急の発足によりデハ5300形となった。 '50.3.11 P:宮田雄作(RMライブラリー『京急400・500形-大型吊り掛け駆動車の生涯-』上巻より) 
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本書はこのデハ5300形(後のデハ300形)、続いて登場したデハ5400形(後のデハ400形)、そして新生京浜急行電鉄発足後初の新造車であるデハ420形、戦後の2扉クロスシート車のルーツである500形、そして最後の吊り掛け駆動車となった600形までの各系列について、その消長をまとめたものです。これらの車輌は後に更新改造や改番などを経て400・500番代の形式にまとめられました。

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▲戦後直後に登場したデハ5400形は鉄道車輌製造の経験のない三井造船玉野製作所で製造された。(RMライブラリー『京急400・500形-大型吊り掛け駆動車の生涯-』上巻より) 
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▲デハ420形は規格型の採用により車体長が他形式よりも500㎜短い17000㎜となった。 '49.3.20 P:宮田雄作(RMライブラリー『京急400・500形-大型吊り掛け駆動車の生涯-』上巻より) 
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上巻では大型車登場までの経緯や大型の全体像を紹介した後、そのデハ5300形誕生からデハ420形誕生のころまでを紹介しています。1月刊行の中巻、2月刊行の下巻と3冊構成となりますので、ぜひお楽しみに...。

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