鉄道ホビダス

2013年12月17日アーカイブ

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▲ホジ3の運転台。もちろん機械式で、スロットルも自動車同様にアクセルペダルとなっている。左足でクラッチペダルを踏むが、ノンシンクロのためダブルクラッチ操作が必要。右手で操作しているシフトレバーは取り外し式で、乗客に誤操作されないようにエンド切り替えの際はいちいち取り外す。'13.12.8 
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上越市の有形文化財登録が予定されているコッペル2号機もさることながら、今回もっとも感激したのは、動態に甦ったホジ3に乗車できたことです。木造の車体をバリバリと振動させて走るその姿は、まさに"みそ汁軽便"の真骨頂。「くびき野レールパーク」内に整備された線路はまだ100mほどですが、しばしホジの走りを堪能させていただきました。

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▲現役時代そのまま、いやそれ以上に美しく動態復活を遂げたホジ3。'13.12.8 
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あらためてご紹介するまでもないでしょうが、頸城名物のホジ3は「下駄箱、傘立て、畳敷き」として語り継がれる開業時の特別客車ホトク1を昭和初期に自社工場で気動車化したもの。木造客車を強引に気動車化したその手法はなんとも荒唐無稽で、客室中央には巨大な木製のエンジンカバーが飛び出している有様。それでも頸城鉄道晩年まで走り抜いたのですから驚きです。

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▲この日は試乗も行われた。車内中央の縁台のような木製の箱はエンジンカバーで、腰かけるとその振動がダイレクトに伝わってくる。'13.12.8 
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▲「半室」の運転台とその機器類。運転席横のシートはまさに特等席で、ここに陣取って現役時代の頸城を体験できたらどんなに楽しかったことだろう...。'13.12.8 
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鉄道廃止後はある方が引き取られて、ほかの車輌とともにながらく六甲山山中のトンネル内に保管されていましたが、2004(平成16)年6月に無事"生還"。その後NPO法人くびきのお宝のこす会の皆さんの献身的努力で、昨年10月についに動態復活を遂げたのです。

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▲客車のアーチバー台車をむりやり動力化したようなホジ3の動台車。左側にプロペラシャフトとユニバーサルジョイントが見える。'13.12.8 
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NPO法人くびきのお宝のこす会では今後さらに線路を延長して運転区間を延伸する夢を描いておられるそうです。ただ、現在の軌道終端部の先を一般道が横断しており、それが大きなネックとなっています。来年で "生還"から10年...願わくば、くびき野の原風景の中をのびやかに走るホジ3の姿を見てみたいものです。

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▲現在「くびき野レールパーク」内の走行可能線は約100mほど。画面手前側に一般道があり、終端となっている。'13.12.8 
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