鉄道ホビダス

2013年12月 4日アーカイブ

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▲見事当選された佐々木恵美さん(左)。特製雨宮ケーキにご満悦(?)の雨宮号(右)。'13.9.23 P:夢里塾 
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続く9月23日(月・祝)には夢里塾主催で「雨宮21号夢サービス運行」を行いました。このイベントは、普段体験できない雨宮号や森林鉄道の魅力を発信するというテーマのもとで行いましたが、なかでも最大のイベントは、「雨宮号機関室同乗体験運行」で、当日の午前中までに雨宮号の切符をご購入した方から抽選で1名の方をお選びして、雨宮号の機関助士の補助として機関室に乗務していただくというもの。倍率68倍の中から選ばれたのは、旭川からお越しになられた佐々木恵美さん。「雨宮号に乗りに来て、まさか機関室に乗れるとは、貴重な体験ができてとてもうれしいです。」とのコメントをいただきました。普段は安全上絶対にお客様を乗せて走行しない機関室だけに、この日に特別体制で行った機関室同乗体験は一生の思い出になったことかと思っています。

H25.9.23n031.jpgまた、この日のイベントでは車掌が客車に同乗して森林鉄道や雨宮号の歴史を説明。記念乗車券として配布しました硬券切符( おみやげ販売品とは別仕様 )や歴史ある車輌たちが元気に頑張っていることなどにとても興味をもって聞いていただくことができました。特にご年配の方からは、幼いころに乗った蒸気列車を思い出した...というご感想もいただきました。このほかに本線上を使ったレールチャレンジ、雨宮号機関室での記念写真撮影会、昨年開催した「雨宮21号フォトコンテスト」の入賞者作品展示会、鉄道模型の運転、グッズ販売、森林鉄道の歴史と現在に残る遺構を紹介したパネル展など、雨宮号の魅力と丸瀬布の森林鉄道での雨宮号の活躍、そして産業遺産、鉄道遺産であることのPRを行いました。
▲車掌による森林鉄道ガイドの様子。'13.9.23 P:夢里塾 
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ところで、この日は雨宮号生誕85年の前日ということもあり、誕生会を実施、雨宮号型のケーキも振る舞われたのち、2便限定で今後の安全運行を祈願しての安全旗装着運行も実施されました。当日は天気も良く、大勢の家族連れやファンの皆様に起こしいただけました。

H25.9.23n012.jpg10月6日(日)には今回で5回目となった「武利意森林鉄道廃線跡ツアーⅤ」を実施。今回は札幌から大学生のツアーも来ていただきました。今回のツアーでも、現存する唯一の森林鉄道機関車に当時と同じかたちでの火入れを体験していただいた後、座学にて歴史を学んだあと、実際に残る橋脚見学や当時を知る語り部によるお話を体験。さらに恒例となった雨宮号の臨時停車による現存する林鉄区間の説明会を行いました。内容的には前回と同様で行いましたが、若い世代の参加や「名取さんのブログを見て来ました」という参加者も多く、当森林鉄道への興味の高さと雨宮号への人気の高さを改めて認識するに至りました。
▲フォトコンテスト写真展も開催された。'13.9.23 P:夢里塾 
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▲荒川連絡所付近に残る築堤と遺構を散策するツアー参加者の皆さん。'13.10.6 P:夢里塾 
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今シーズンの運行は10月20日(日)に無事、今年も無事故にて終了することができました。夢里塾では昨年から引き続き、雨宮号の魅力発信に努めてまいりましたが、昨年の雪中運行を始め、客車の細部復元や様々な場面では、雨宮ファンの方々によるボランティア活動に助けられる場面が多くありました。

131201n009.jpg実は珊瑚模型店より発売になった鉄道模型キットも夢里塾が企画、遠軽町の協力のほか、雨宮ファンによる細部部品のデータ収集を経て完成しました。オフシーズンや鉄道模型のモデラーの方々にも広く雨宮21号の面白さを知っていただければ...そんなみんなの思いが詰まった製品です。11月17日には木曽B型客車も発売となり、いこいの森編成が模型でもお楽しみいただけるようになりました。ぜひ、作って楽しんで、そして実際に見に乗りにお越しいただければと願っています。
▲閉園式後の蒸気抜きの様子。P:早川裕朗 
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そして、森林鉄道の残した産業遺産の歴史と保存されている雨宮21号について後世にも伝えるべく、地元、道立遠軽高校にて特別授業も行いました。地元遠軽町から全国に唯一動態で残る林鉄遺産である雨宮号の存在意義と末長く愛してほしいという願いは、高校生たちにも伝わったことと信じています。

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▲多くの雨宮ファンの協力があって発売となった珊瑚模型店のモデル(左)。写真提供:珊瑚模型店/遠軽高校での特別授業。機関士自らによる森林鉄道の説明に聞き入る生徒たち(右)。P:夢里塾 
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来シーズンは2014年4月26日(土)からの運行開始となります。今年度同様、開園式と安全祈願式後の運行開始。1年間の安全を祈願しての安全旗装着も予定しています。また、今シーズンにはなかった新たな雨宮号の魅力発掘と歴史資料の発掘にも引き続き努めていく予定です。来シーズンも廃線跡ツアーを始め、夢サービス運行も企画しておりますので、ぜひ雪が解けた春から紅葉の秋までの期間は、遠軽町丸瀬布いこいの森へお越しいたただき、森林鉄道の歴史と本物のナロー蒸機の魅力に浸っていただければと思っています。来年も多くの皆さまのお越しをお待ちしています。

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