鉄道ホビダス

2013年10月29日アーカイブ

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▲覚王山から池下に向けて33パーミルの坂を下る2007。'65.2 P:水野茂生 (RMライブラリー『名古屋市電』中巻より)
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今月のRMライブラリーは先月に引き続き服部重敬さんによる『名古屋市電』の中巻をお届けします。上巻ではその沿革と概要について解説いたしましたが、続く中巻ではいよいよ各区間ごとの風景を中心に掲載いたします。

rml171_h1n.jpg名古屋市電で戦後、最初に廃止された区間は、1963(昭和38)年4月1日廃止の覚王山~東山公園間でした。これは地下鉄の開業によるもので、上巻でも解説のとおり、同区間を含む覚王山~星ヶ丘間は1961(昭和36)年5月15日より地下鉄建設のため休止となっており、その一部区間がそのまま廃止されたものです。この時点で離れ小島となってしまった東山公園~星ヶ丘間は1967(昭和42)年4月1日の廃止まで休止状態が続くことになります。

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▲中巻では廃止年次ごとに廃止系統、変更系統をわかりやすくまとめている。 (RMライブラリー『名古屋市電』中巻より)
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その後、1965(昭和40)年3月には今池~覚王山間、同年10月には東大曽根~大曽根間と部分的な廃止が続いた後、1967(昭和42)年にはついに市電全廃の方針が打ち出され、同年2月には栄~今池間など3区間4.8㎞が廃止。以後、市電の路線は段階的に撤去が進められることになります。

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▲1971(昭和46)年2月の路線廃止ではついに名古屋きっての繁華街である広小路通を走る栄町線の栄~笹島町間が廃止された。 (RMライブラリー『名古屋市電』中巻より)
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本書中・下巻では市電各線について廃止の時期毎に分類して写真をまとめており、中巻では名古屋の中心街である栄から市電が消えた1971(昭和46)年2月までの分を掲載しております。さらに車輌の各形式についても、形式別の廃車時期に合わせて解説しています。また、中巻では、名古屋市電が誇った無音電車群についても、その系譜を詳しくご紹介しております。

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▲中巻では900、1200、1050、1070、800、2600、2700、3000、1300、1800の各形式と電動貨車を解説している。 (RMライブラリー『名古屋市電』中巻より)
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なお、続く下巻では名古屋駅前など残る区間と車輌群について解説する予定です。3巻揃ってかつてない名古屋市電の決定版アーカイブが完成いたします。どうかご期待ください。

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