鉄道ホビダス

2013年10月15日アーカイブ

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▲スタッフォードバーンの原点となった"Garden Railway"。個人宅の「庭園鉄道」といってもそのスケールの大きさは日本的感覚を超越し想像を絶する。2フィートゲージの軌道はこの池を周回するように敷設されている。13.9.14 
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少々間が空いてしまいましたが、スタッフォードバーンの見聞録を続けましょう。今日ご紹介するのはこれまでのいわば"本線"とは違い、グラハムさんのお宅の庭に敷設されたエンドレスです。"Garden Railway"と称されるこの2フィート軌道こそが、その後大発展を遂げるスタッフォードバーンの出発点なのです。

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▲機関庫前に並んだ1936(昭和11)年コッペル製ディーゼル機関車と1924(大正13)年ロバート・ハドソン製ガソリン機関車。機関庫は1896(明治29)年に建てられたものを移築リビルトしたものだという。'13.9.14 
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▲庭園はまさにイングリッシュ・ガーデン。写真左の右奥に機関庫の屋根が見える。右はエンドレスからの支線分岐付近の庭園で、画面左にエンドレスの一部が、中央奥に支線の橋梁が見える。なお、グラハムさんのお宅はこの写真の背後、遙か彼方にある。'13.9.14 
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"お宅のお庭"といっても日本的感覚ではまったく理解不能で、都内のちょっとした公園ほどの規模があります。大きな池を中心に据えたまさにイングリッシュガーデンで、これだけでも一般誌の巻頭グラビアを飾りそうな見事さです。"Garden Railway"はこの池を周回するかたちでレイアウトされており、本線とはスタッフォード信号所の先の分岐で結ばれています。ちなみにグラハムさんのお宅はというと、この"Garden Railway"を見下ろす位置にあり、まさに豪邸です。

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▲独特の排気音を響かせてコッペル製DLの牽く列車がやってきた。線路の中心にはライブスチーム用の線路も併設されているが、このエンドレスの距離をライブで運転するのはかなりたいへんそう...。'13.9.14 
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この日は1936(昭和11)年コッペル製のディーゼル機関車(製番20777)と、フォードソンのパワーユニットを搭載したロバート・ハドソン製のガソリン機関車(1924年/製番39924)が交代で運転されていましたが、この"Garden Railway"には小型蒸機が入線することもあるようで、池を周遊する2フーター蒸機の姿もぜひ一度目にしてみたいものです。

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▲ロバート・ハドソン製ガソリン機関車、と言うよりもフォードソンのガソリン機関車で、私も自走するのを見るのは初めて。昨年スタッフォードバーンに移籍してきた。'13.9.14 
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▲もちろんハンスレ製内燃機関車も各種コレクションされている。これはかのWelsh Highland Railwayから移籍してきた防爆タイプの40hp機(1968年製)。'13.9.14 
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そして何よりも驚かされたのが珍妙なエアロコです。リベットだらけの小さな砲弾型タンクに嘘のように短いホイールベースの足回り、それが実に快調に走るのですから愉快です。さすがにオリジナルではなくレプリカで、2009年にスタッフォードワークスで新製されたものだそうですが、プロトタイプは19世紀に東イングランドの炭礦で使われていたものを忠実に再現したとのことで、決して荒唐無稽なフリーランスではありません。

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▲この日"Garden Railway"を走っていた車輌たちの中で一番度肝を抜かれたのがこのエアロコ。後ろの鉱車に搭載したエンジンコンプレッサーからの空気でスコスコと走る。'13.9.14 
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当然タンク容量の関係からそれほどの距離は走れませんから、続く鉱車にエンジンコンプレッサーが搭載されており、そこからエアーを供給して軽々と"Garden Railway"を一周していました。美しいイングリッシュガーデンとこの奇怪なエアロコ...そのミスマッチな組み合わせもまた大きな魅力です。

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▲極端に短いホイールベースにジャック軸を振り回して快走するコッペル。この"Garden Railway"'だけでも時の経つのを忘れる。'13.9.14 
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