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京急2100形車体・機器更新車登場。

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▲今月21日より営業運転を開始した2100形車体・機器更新車2101編成。初日は〈ウィング1号〉の運用に充当された。'13.8.21 金沢文庫 P:進林雅彦(RM Newsより)
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京浜急行電鉄創立100周年を迎えた1998(平成10)年に登場した2100形に、車体・機器更新車が登場しました。
2100形は2000形の後継車輌として、「Casual & Free」をインテリア・コンセプトに8輌固定編成(4M4T)×10本が製造され、2133・2141編成を除いてVVVFの更新工事が既に実施されており、また2157編成は"BLUE SKY TRAIN"として青色塗装となっているので、ご存知の方も多いでしょう。ちなみに、2100形の形式名の由来は、創立100周年と21世紀をかけたものだそうです。

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▲車体・機器更新工事により、車体妻部の優先席のシートが赤色に変更されたほか、妻部の側窓が下降窓となった。なお、座席の腰掛は跳上式のままとなっている。
'13.8.20 京急ファインテック久里浜事業所 P:RM(小野雄一郎)

今回の車体・機器更新工事は京急ファインテックにて、2101編成を対象に施工されました。
まず車体関係では、排気扇を各車輌とも1台ずつ撤去したほか、車側戸閉表示灯の電球式からLEDへの変更、正面貫通扉の「けいきゅん」ステッカーの貼り付けが行われました。

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▲側引戸の内装板には黄色の視認性向上ラインが付けられており、床面部には黄色の床識別板が新設されるなど、バリアフリーに配慮したつくりに変更されている(左)。また、液晶表示器がかもい部に取り付けられており、日本語ならびに英語で次駅案内や乗換案内、主要駅設備情報、運行情報が表示される。ちなみに「京急線をご利用いただきましてありがとうございます。」の文言とともにお辞儀をする「けいきゅん」の姿も登場する。室内灯もLEDに変更された (右)。車内の山側海側それぞれに2本ずつLED管が使用されており、間接照明方式で車内を照らす。'13.8.20 京急ファインテック久里浜事業所 P:RM(小野雄一郎)
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次に車内関係では、側引戸かもい点検フタのLED車内表示器を液晶(LCD)表示器に変更して各種案内を表示するほか、表示器の隣には路線図を新設し、扉開閉チャイム装置の新設、側引戸部分は黄色の視認性向上ライン付内装板への変更および床識別板の新設、妻部側窓の下降窓化とロールカーテンの新設、優先席シートの赤色化、室内灯のLED化、客室スピーカーを8台から6台にしたこと(音圧は同等)が変更点です。

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▲車内妻面上部に掲出されている車番標記。東急車輛(現・総合車両製作所)で1998年に新造され、京急ファインテックで2013年に更新工事が施工されたことが読み取れる。'13.8.20 京急ファインテック久里浜事業所 P:RM(小野雄一郎)
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最後に乗務員室関係では、運行情報などの乗務員支援情報の車上情報管理装置と車上情報表示装置の新設、ならびに乗務員室灯もLEDに変更されました。
車体・機器更新工事を終えた2101編成は8月14日より試運転を行い、21日より営業運転を開始しています。「けいきゅん」のステッカーを付けた同編成は、ファンや利用客に親しまれることでしょう。

取材協力:京浜急行電鉄株式会社

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