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2013年8月19日アーカイブ

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▲今回「島秀雄記念優秀著作賞」単行本部門を受賞することになったRMライブラリー『日本の食堂車』。現在第3版と重版を重ねている。背後はこれまでに同賞を受賞した弊社刊行物の数々。

毎年一回、趣味的見地に基づき鉄道分野に関する優れた著作物または著作物に関わる功績を選定し、鉄道および鉄道趣味の発展に寄与することを目的として、鉄道友の会が2008年に新設した「島秀雄記念優秀著作賞」の発表があり、RMライブラリーの『日本の食堂車』が2013年単行本部門を受賞いたしました。

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▲車輌のみならず、当時のメニューや実際の料理写真まで掲載し、多面的に食堂車の時代を浮き彫りにしている。 (RM LIBRARY『日本の食堂車』より)

RMライブラリー150巻記念として発行した『日本の食堂車』は、鉄道友の会客車気動車研究会の皆さんの長年にわたる弛みない研究の成果で、今回の授賞理由は以下のように発表されています。

120120nrml150h1sn.jpg「鉄道友の会客車気動車研究会のメンバーによる共同執筆で、採り上げる車両の網羅性を重視して初出資料と写真を多用しており、わが国の食堂車の歴史が、これ1冊にすべて集約されている点が高く評価されました。また、車両形式の特集にありがちな形式や番号変遷の解説のみにとどまらず、室内やメニューの写真をカラーで豊富に掲載した独自性はこれまでの類書にもほとんど見られないもので、当時の世相をしのぶための歴史資料としても優れています。日本の食堂車を網羅し、これを体系的にまとめた点を高く評価し、受賞作にふさわしい著作と判断しました。」

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▲「動くホテル」とうたわれた20系寝台車の食堂車ナシ20形。中でも日立製のものは外部のデザイナーに依頼したという現在見てもきわめて斬新な意匠だった。 (RM LIBRARY『日本の食堂車』より)

「島秀雄記念優秀著作賞」は今年で6回目。ありがたいことに今回の受賞で、弊社はRMライブラリー5点(『日本の蒸気動車』、『国鉄EF13形』、『出石鉄道』、『銚子電気鉄道』)、それに『門鉄デフ物語』と、5年連続で計6点が島賞をいただいたことになります。

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▲151系でスタートしたビュフェは、急行電車でも取り入れられ、それまでの客車食堂車に取って代わった。中でも特徴的だったのが東海道の電車急行における「寿司カウンター」。上のメニューからは寿司以外にも多種多様なメニューを小さなカウンターから提供していた事が読み取れよう。 (RM LIBRARY『日本の食堂車』より)

なお2013年「島秀雄記念優秀著作賞」は以下のように単行本部門4件、定期刊行物部門1件、特別部門1件の合計6件が選定されています。
■ 単行本部門(4件) ※発行日順
・辻村功『鉄道メカニズム探究』JTBパブリッシング(2012)
・鉄道友の会客車気動車研究会『日本の食堂車』ネコ・パブリッシング(2012)
・小関和弘『鉄道の文学誌』日本経済評論社(2012)
・鉄道の「知」を探る編集委員会『鉄道の「知」を探る』山川出版社(2012)
■ 定期刊行物部門(1件)
・澤内一晃、星良助「北海道の私鉄車両」(鉄道友の会『RAILFAN』2007年8月号~2012年6月号掲載)
■ 特別部門(1件)
・「機関車史研究会の一連の著作」(近藤一郎)に対して

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