鉄道ホビダス

2013年7月 5日アーカイブ

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▲ビジュアル百年のセンテンスより、鉄道廃止時の賑わい。 (『頸城自動車の100年』より)

去る4月6日に創立100周年を迎えた頸城自動車株式会社が立派な社史を刊行しています。頸城自動車といえば、私たち鉄道の世界では"マルケー"の愛称で親しまれた軽便=頸城鉄道が思い浮かびます。現在はバスを中心に盛業中の頸城自動車ですが、100年のアニバーサリーとなる本書もその内容の多くは鉄道線の記述に割かれています。

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▲表紙カバーは金の箔押しの立派なもの。頒価は2,000円(税込)とのこと。 (『頸城自動車の100年』より)

AB判(257㎜×210㎜)横開き128ページの本書は、写真を中心としたビジュアル百年、記述を中心とした暦年百年、資料編、略年表などから構成されており、ビジュアル百年ではRMライブラリー『頸城鉄道』の著者である梅村正明さんらの協力によって、現役時代の鉄道線の生き生きとした姿が多くの写真で甦ります。

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▲大正時代の新黒井から浦川原までの情景が328フィートのフィルムに収録された映画「頸城の秋」のスクリーンショットも紹介されている。 (『頸城自動車の100年』より)
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▲コッペルの引退(左)、そして近年のホジ3、DC92の動態復活(右)なども収録されている。 (『頸城自動車の100年』より)
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また、大正時代末期に製作された沿線PR映画「頸城の秋」(オリジナルは35ミリフィルム)のスクリーンショットや、1965(昭和40)年に新潟放送で放映された「出発進行!! ホジ3号 わがはいは軽便列車」の名場面なども収録されており、思わず見入ってしまいます。

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▲廃止時まで残った主要車輌の竣功図表も収録されている。 (『頸城自動車の100年』より)

鉄道線廃止後の西武山口線での2号機復活、そして「くびきのレールパーク」での自走復帰したホジ3と公開イベント(→こちら、→こちら)の賑わいなど、本書を見ていると"みそ汁軽便"頸城鉄道が時空を超えてどれほど愛され続けているかがひしひしと伝わってきます。

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▲お馴染みの"マルケー"の社章(下)。上の片仮名の「ケ」は戦時中に使用されたものだという。 (『頸城自動車の100年』より)

頸城自動車ではこの100周年記念誌のほかにも100周年記念切手、記念乗車券、特製ピンバッジなども製作しており、いずれも代引きでの宅配便発送で注文を受け付けているそうです(→こちら)。
ちなみにこの100周年社史『kubiki 百年』は価格2,000円(税込)。地方私鉄ファンのみならず、頸城鉄道の世界にシンパシーを感じられているモデラーの皆さんも、モデル棚の横にぜひ揃えておきたい一冊ではないでしょうか。

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