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RMライブラリー『建築限界測定車-オイラン車のバリエーション-』。

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▲八高線電化に伴う検測時のオヤ31 13。オヤ31 13はこれを最後にスヤ50形と交替した。 (RMライブラリー『建築限界測定車-オイラン車のバリエーション-』より)
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今月のRMライブラリーは、本シリーズではお馴染みの藤田吾郎さんによる客車シリーズの新作『建築限界測定車-オイラン車のバリエーション-』をお届けします。

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▲初の鋼製客車改造による建築限界測定車となったオヤ31 1。新潟鉄道管理局に配置され、廃車後も新津で保管されていたが、残念ながらその後解体された。 (RMライブラリー『建築限界測定車-オイラン車のバリエーション-』より)
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検測用の腕木を出した独特の姿を、かんざしで飾った"花魁"に見立て、オイラン車と通称される建築限界測定車ですが、日本における起源は1919(大正8)年の大型ボギー客車導入によるものだったと伝えられています。当初は専用の車輌はなく、一般の木製ボギー客車に検測用の腕木を仮設したものでした。

130621_rml167n.jpg専用の建築限界測定車として図面が確認できるのは1928(昭和3)年に改造されたオケン7541が最初であり、その後木製車改造のものが2輌改造された後、1949(昭和24)年に初の鋼製客車による建築限界測定車オヤ31 1が登場。その後、オヤ31形は1961(昭和36)年改造のオヤ31 13まで計7輌が登場、北海道から九州まで全国各地で配備され、新線開業や電化開業時などに活躍することになります。現在でもJR北海道、JR西日本に1輌ずつのオヤ31形が在籍しているほか、JR東日本ではオヤ31 13の後継として登場した光学式の建築限界測定車マヤ50 5001が使用されているのはご存知の通りです。

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▲現在もJR西日本に在籍するオヤ31 32。誕生時はスハ32形ながらその後軍用接収されラジオ車や部隊料理車に改造された過去を持つ。 (RMライブラリー『建築限界測定車-オイラン車のバリエーション-』より)
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▲巻末では70~90年代の運転時の編成例を紹介。その時々で編成はバラエティーに富んでいて模型的にも興味をそそられる。 (RMライブラリー『建築限界測定車-オイラン車のバリエーション-』より)
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本書はこれら日本における歴代の建築限界測定車のプロフィールを解説するもので、検測装置を仮設したスイネ28103を含め木製車4輌、オヤ31形7輌、新幹線輸送用の車輌限界測定車コヤ90形、JR発足後のスヤ50形→マヤ50形のほか、私鉄で唯一車輌としての建築限界測定車であった東武鉄道ヤ1形も紹介しています。数ある客車の中でも異色の存在をまとめた一冊、ぜひ書架にお揃えください。

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