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RMライブラリー『福島交通軌道線』完結。

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▲比較的平坦な区間が多かった福島交通軌道線だが、保原から掛田にかけては峠越えがあり、山深い景色の中を走っていた。'71.4 掛田‐金山 P:髙井薫平 (RMライブラリー『福島交通軌道線』下巻より)
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今月のRMライブラリーは、先月に引き続き髙井薫平さんによる『福島交通軌道線』の下巻をお届けします。上巻では沿革、路線、施設の解説とともに、福島市内の区間の沿線を多数の写真とともにご紹介しましたが、下巻では引き続き、運転、車輌の解説と、伊達町(伊達市)に入ってからの沿線風景をご紹介します。

rml162_h1n.jpgこの福島交通軌道線の特徴のひとつが、その複雑な路線でしょう。福島駅前から伸びる路線は長岡分岐点、聖光学園前、保原と3ヶ所で分岐し、終点は湯野町、伊達駅前、梁川、掛田と4ヶ所にもなります。基本的には福島~梁川・掛田間の運転を幹に、途中長岡分岐点~湯野町・伊達駅前間の折り返しが接続する形で、さらに伊達駅前~湯野町間の折り返しも加わりました。ラッシュ時ともなれば途中折り返しも含めて福島駅前付近では5輌もの続行運転が見られたといいます。


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▲摺上川に架かる幸橋を渡ると伊達町(現伊達市)に入る。趣溢れる町並みに沿って、電車は未舗装の併用軌道を辿ってゆく。 (RMライブラリー『福島交通軌道線』下巻より)
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▲わずか500mほどだった伊達駅前への分岐線。1967年の湯野町~聖光学園前間の廃止とともに、この線は旅客営業が廃止され、以後廃止までは貨物連絡線となっていた。 (RMライブラリー『福島交通軌道線』下巻より)
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今回沿線風景をご紹介する伊達郡に入ってからの沿線風景は、長岡、保原といった市街地以外の大半は県道の道端を走っていました。そのほとんどは未舗装で、砂埃を上げながら走る姿がこの路線を象徴する姿となりました。今回はそう言った風景はもちろん、市街地の駅風景もふんだんにご紹介するとともに、福島交通さんからご提供いただいた平面図も掲載いたしました。これは模型ファンにも必見の資料と言えましょう。

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▲電車は更新を繰り返したため、変遷が非常に複雑。13輌いた木造ボギー車は昭和30年からすべて半鋼製車体に更新された。 (RMライブラリー『福島交通軌道線』下巻より)
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また巻末では写真・竣功図とともに各車輌の解説を掲載しました。「偉大なる田舎電車」を再現する本書、ぜひ上下巻合わせて書架にお揃えください。

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